足が太いのは筋肉のせい?足痩せに必要なたった3つのこと!

筋トレをしている女性

「足の太いことが気になって、筋トレや運動を始めたら、かえって足が太く見えるようになった。これって筋肉太りなの?」などといった悩みを持っている方、いらっしゃいますよね。実際に筋肉によって足が太く見えるようなことはほとんどありません。では、何が足の太くなる原因なのでしょう。

女性とって、足の太さは悩みの種の1つですよね。でも、筋トレや運動をしたら足に筋肉がついて、かえって太く見えてしまわないか心配という方もいらっしゃることと思います。実際に、ジョギングを始めたらふくらはぎが太く見えるようになったという人もいます。でも、それって本当に筋肉なのでしょうか。今回は、足が太く見える原因と、足痩せに必要なたった3つのことについて解説したいと思います。

足が太いのは筋肉のせい?

赤いバツを持っている女性

足が太いことに悩んでいる女性の方は沢山いらっしゃることと思います。中には、「運動を始めたら筋肉がついて足が太くなった」などという方もいらっしゃるかもしれません。俗にいう「筋肉太り」といわれる状態ですが、筋肉がつくことで、足の太く見えるようなことがあるのでしょうか。

そのようなケースはまれ

足が太くなる原因として「筋肉太り」をあげているケースがありますが、そのようなケースはむしろ例外的だということが可能です。というのも、よほどストイックに自分を追い込むようなことがない限り、筋肥大によって足が太く見えるようなことはないからです。

筋肉をつける専門家であるボディビルダーであっても、1年間に増大することの可能な筋肉の量は、せいぜい1kgから2kgとされています。ましてや、ちょっとしたダイエット感覚で筋トレをおこなって、足が太く見えてしまうほど、筋肉量の増えるわけがないのです。

いわゆる「筋肉太り」をしている例をあげるとすれば、バレリーナがそのよい例だと思います。バレリーナは、筋肉が見事に発達しており、ふくらはぎや太ももにかなりの筋肉がついています。

舞台を所狭しと飛んだり跳ねたりするわけですから、それくらいの筋肉量が必要となるわけです。ところが、バレエの舞台に立つバレリーナを見て、「足が太いなあ」などと感じることはありません。

むしろ、均整がとれた美しい足のラインをしていると感じることでしょう。このように、筋肉太りなどということは、よほどおかしな筋肉の鍛え方をしていない限り、起こることはないのです。

女性と筋肉

女性は男性と比べた場合、筋肉がつきにくいという傾向があります。男性の骨格ががっしりしていたり、女性とくらべて筋肉質だったりするのは、男性ホルモンの働きが関与しています。

男性ホルモンは、いわゆる「男性らしさ」を形作るためにあります。逆に、女性にはいわゆる「女性らしさ」を形作るための女性ホルモンが分泌されています

女性であっても男性ホルモンは分泌されているのですが、全体のバランスからするとごく微量です。ただ、女性であっても、更年期を迎えることには女性ホルモンの分泌量が低下し、男性ホルモンが相対的に増えることとなります。

そうした場合、女性であっても男性のように薄毛になることがあります。ただ、女性の場合は、男性のように局所がはげ上がるようなことはなく、髪の毛全体のボリュームが低下したり、地肌が透けて見えたりといったことが起こります。

それはともかく、女性ホルモンには、女性らしい丸みを帯びた身体を形作る働きがあります。そのため、男性に比べると、筋トレをしても筋肉がつきにくいという特徴があるのです。

以上のことから、一般の女性がいくら筋トレをがんばったところで、ムキムキになるようなことはありませんし、筋肉太りをするようなこともありません。だから安心してエクササイズに取り組んでくださいね。

太い足になる原因その1・生活習慣

あくびをしている女性

それでは次に、足が太くなってしまう原因について見ていきたいと思います。まずは生活習慣から、足が太くなる原因についてひも解いていきたいと思います。

食べ過ぎ

足が太くなってしまうもっとも単純かつ、分かりやすい理由は、食べすぎによって太っているようなケースです。特に、糖質の過剰摂取によって、太くなるリスクの高くなることが分かってきています。

糖質(炭水化物)は、脳や身体が活動する際のエネルギーとなるため、ある程度の摂取は欠かせないものとなっています。ところが、糖質の過剰摂取や、食後に血糖値が急上昇することで、脂肪が蓄えられやすくなるのです。

糖質は、すい臓から分泌されるインスリンによって分解され、脳や身体の活動エネルギーへと転換されます。「炭水化物(糖質)はエネルギー源」だといわれるのはそのためです。

ところが、糖質の摂取量が多すぎたり、食後に血糖値が急上昇しすぎたりすると、インスリンによる糖質の分解が追い付かなくなってしまいます。

インスリンによって分解しきれなかった糖質は、形をかえて予備のバッテリーとして、細胞内にとどめ置かれることとなります。それが脂肪であり、太ってしまうメカニズムでもあるのです。

睡眠不足

足が太くなる原因としては、意外かもしれませんが睡眠不足もあげられます。睡眠時間が短くなると、相対的に起きている時間が長くなります。起きている時間が長くなれば、おなかがすく可能性も高くなるという訳です。

ただ、睡眠不足によって足が太くなる可能性が高くなるのは、単に起きている時間が長くて、お腹がすくからという理由だけではありません。

睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが乱れてしまいます。自律神経は交感神経と副交感神経からなっており、その2つがバランスを取ることによって、私たちの生命活動が支えられています。

交感神経と副交感神経との関係は、よく車のアクセルとブレーキとの関係にたとえられます。日中、活動的になるときには交感神経が優位になり(アクセルを踏み)、夜になって身体を休めるときには副交感神経が優位になる(ブレーキを踏む)という訳です。

ところが、睡眠不足の状態が続いた場合、夜になってもアクセルを踏みっぱなしになってしまいます。その結果、さらに睡眠の質が低下するという悪循環に至ります。

また、睡眠不足によって身体的、精神的にストレスがたまることによって、脳内の神経伝達物質の分泌にも異常が現れます。

脳内には三大神経伝達物質と呼ばれるものがありますが、それは「ドーパミン」と「ノルアドレナリン」、そして「セロトニン」の3つを指します。

ごく簡単に説明すると、ドーパミンとノルアドレナリンは神経を興奮させて、身体を活動的にさせる働きがあります。セロトニンは反対に、神経を鎮静化させて、身体を休ませる働きがあります。

睡眠不足によって交感神経が優位になると、神経を鎮静化させるセロトニンの分泌量が減少します。そして、セロトニンの分泌量が減少すると、満腹中枢が刺激されにくくなることも分かっています。ストレスによってやけ食いをしてしまうのは、睡眠不足もその一因となっているのです。

太い足になる原因その2・筋力の低下

太ももをもんでいる女性

足が太くなってしまう原因としては、筋力の低下もあげられます。筋力が低下すればその分、体脂肪の割合が増加しますし、基礎代謝が低下することによって、太りやすい体質になってしまいます。では、なぜ筋力が低下してしまうのでしょうか。

運動不足

筋力が低下するもっとも分かりやすい原因は運動不足です。学生のころは部活や体育の授業などで身体を動かす機会がありますが、社会人になると、よほど意識しないと運動不足になってしまいます。

最近は家庭でもヘルスメーターで、体脂肪や筋肉量を気軽に計れるようになっています。そして、筋肉量と体脂肪の量は、反比例する関係にあります。つまり、運動不足によって筋肉量が減少すれば、その分だけ体脂肪が増えるという訳です。

特に、下半身には全身の70%もの筋肉が集中しているため、体脂肪率が増えると、必然的にお腹周りや腰周り、足などに脂肪がつきやすくなってしまうのです。

また、筋肉の量が減少すると、基礎代謝の低下にもつながります。基礎代謝とは、私たちが特に意識をしていなくても、1日の間に勝手に消費されるカロリーのことを言います。

私たちの体内では、消化や吸収、体温の発生、血液の循環などが勝手におこなわれています。そして、そのような活動にもエネルギーが必要となるのです。

1日に消費される総カロリーのうち、基礎代謝の占める割合は、6割とも7割ともいわれています。そして、基礎代謝の内、およそ2割を筋肉の活動が占めているとされます。

筋肉には、身体の各部にある関節を動かす働きがあることはもちろんのこと、身体の熱を発したり、血液を心臓に送り返したりする働きもあります。そのため、運動をしていなくても、筋肉量が多ければ、太りにくいわけです。

活動代謝量の低下

筋肉量が減少する原因としては、活動代謝量の減少もあげられます。活動代謝とはあまり耳馴染みのない言葉かも知れませんが、日常生活の動作によって消費されるカロリーのことを言います。

特別に運動をしなくても、日々の生活の中で、掃除をしたり選択をしたりすることで消費されるカロリーが活動代謝という訳です。そして、現代人の活動代謝量は減少の一途をたどっているとされています。

40年前と比べた場合、現代人の活動代謝量は60%程度にまで低下しているそうです。それもそのはずで、現代では指1本でお風呂が沸かせられますし、トイレによってはドアを開けただけで電気がつき、便座まで上がるという新設設計です。

このように、世の中が便利になればなるほど、私たちの活動代謝量は低下し、それによって筋肉量が減少して、太ってしまうリスクが上昇するのです。

太い足になる原因その3・血行不良や不良姿勢

パソコンを見ている女性

足が太くなってしまう原因としては、血行不良や不良姿勢もあげられます。この2つは、おもに足の「見た目太り」にかかわってきます。

足のむくみ

先ほど少しふれましたが、筋肉には関節を動かすだけでなく、体温を発生したり、血液を心臓へと送り返したりする働きがあります。

そのため、足の筋肉量が減少してしまうと、足が冷えたり、むくみやすくなったりしてしまうのです。それによって、足が太く見えてしまうという訳です。

O脚

O脚とはその名の通り、足のラインがアルファベットの「O」のようになってしまうことを指します。骨盤の後傾やすねの骨の変形が原因で、O脚になるとされています。

O脚になると、足の外側に体重がかかることとなり、太ももやふくらはぎの外側の筋肉が緊張して、目立つようになってしまいます。筋肉がついているわけでもないのに、筋肉がついているように見える場合、O脚の疑いがあります。

足を細くするために必要な3つのこと

3本の指を出している女性

足が太くなったり、太く見えてしまったりするのには、さまざまな原因のあることが分かって頂けたことと思います。それでは、足が太いのを何とかするにはどうしたらよいのでしょう。

脂肪燃焼

足が太いのを根本的に解決するためには、脂肪を燃焼させる必要があります。そのためには、有酸素運動をおこなうのがもっとも効果的です。

有酸素運動とは、筋肉に軽度から中等度の負荷をかけながら、長時間にわたっておこなう運動のことを言います。代表的な有酸素運動が、ジョギングやウォーキングといった、ゼエゼエハアハアしない程度の運動です。

有酸素運動を開始するとまず、血液中の糖質が燃焼して、運動エネルギーに変えられます。血液中の糖質が尽きると、今度は体脂肪を燃焼させて、運動エネルギーへと変えることになるのです。

有酸素運動を開始してから体脂肪の燃焼がおこるまで、およそ20分程度かかるとされています。そのため、ダイエット目的で有酸素運動をおこなうのであれば、20分以上運動するようにしてくださいね。

生活習慣の改善

足が太いのをなんとかしたいのであれば、生活習慣の見直しも重要です。まず、部屋のリモコンを全部捨てましょう…というのは冗談ですが、なるべく立ったり座ったりする回数を増やすことから始めましょう。

また、糖質を摂りすぎると太ってしまう元となるので、甘いものをできるだけ控えるようにしましょう。ご飯が好きな方は、玄米や雑穀米に変えるとよいでしょう。

筋力の維持(向上)

ダイエットをするときに食事制限をする人は多いと思いますが、やみくもに食事制限をすると、体重とともに筋肉も落ちてしまいます。

筋肉量が減少すれば、基礎代謝も低下するため、ダイエット前よりもかえって太りやすい体質になってしまいます。ダイエットをするときには、筋力アップとまでは言いませんが、せめて筋肉量の現状維持を目指しましょう。

ダイエットに必要なこと3つ

今回の記事によって、足が太いのには訳があるということを理解して頂けたのではないでしょうか。足が太い場合、ほとんどが脂肪やむくみによるもので、筋肉がつくによって、太って見えるようなことがないことも分かって頂けたことと思います。ダイエットに必要なことはたった3つだけです。それだけを意識して、足痩せに取り組んでみてくださいね。

私のふくらはぎはなぜ太いの!?ダイエットでは細くならない!?

2017.12.27

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LIL 編集部

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