ふとももが痩せにくい原因!セルライトを撃退する正しい方法

太もものセルライト

でこぼこした脂肪「セルライト」をご存知ですか?ふとももにはセルライトができやすく、でこぼこしているせいで見た目がよくありません。

せっかく体重が減ってきたのに、セルライトが気になってスカートが履けないなんて残念です。今回は、セルライトの改善方法・予防方法についてご紹介します。

まずはセルライトについて学びましょう

ノートとペン

セルライトの正体は皮下脂肪

20代中ごろからできやすいと言われているセルライトですが、その正体は皮下脂肪です。通常の皮下脂肪はでこぼこしないのですが、以下の段階を踏んでセルライトに変化してしまいます。

①血行が悪くなり、老廃物が蓄積されていく。

②脂肪細胞の代謝も落ちることで肥大化する。老廃物を流すことができなくなり、脂肪細胞にさらに脂肪を溜めこむようになる。

③肥大化した脂肪細胞が血管やリンパ管を圧迫して、さらに血行が悪くなる。

④肥大化した脂肪細胞同士がくっついてかたまりになっていく。老廃物はさらに蓄積されて、皮膚の表面にでこぼこができる。

ちなみにセルライトは日本人女性の80%にあると言われています。セルライトは女性ホルモンと関わっており、実は痩せている女性にもあります。

セルライトはでこぼこしたものだけと思いがちですが、肥大化する前のセルライト予備軍が脂肪細胞の深い部分にあります。すでにでこぼこしているセルライトは、2年~3年の長い歳月をかけてできてしまったものです。

セルライトの構造

セルライトは皮膚のすぐ下にある脂肪細胞が変形・肥大化したものです。その周りにコラーゲン繊維などの老廃物を巻き込んで、さらに肥大化していきます。

正常な皮下脂肪の場合は血管やリンパ管の周りに脂肪細胞があり、その上に皮膚があります。血管から必要な栄養や酸素が運ばれて、不要な老廃物や余分な水分はリンパ管から回収されていきます。リンパ管で回収しきれなかった老廃物や水分は、毛細血管から回収されていきます。

この流れが代謝や体のめぐりと呼ばれ、代謝や体のめぐりがいいほどセルライトは溜まりにくくなります。

一方セルライトが蓄積されると、代謝を行う血管やリンパ管を圧迫することで代謝が落ちていきます。老廃物も排出されず、さらにセルライトが大きくなっていくという悪循環に陥ってしまいます。

ねじったときにでこぼこが出る程度のセルライトは初期段階ですが、悪化すると何もしなくてもお肌の表面がでこぼこしてきます。これは美容業界で「オレンジピールスキン」と呼ばれ、さらに落としにくくなります。

セルライトのできやすい部分

皮下脂肪が多い部分である、二の腕・お腹・ふともも・お尻は特にできやすいです。心臓から遠くなるほどむくみやすいため、ふとももやお尻は特に注意が必要です。

脂肪燃焼の順番

脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。ダイエットして脂肪を燃焼しはじめるのは、内臓脂肪が先なのです。そのため、ある程度内臓脂肪が燃焼されなければ、皮下脂肪が落ちない仕組みになっています。

ダイエットを始めても見た目に効果がないと挫折しがちですが、正しい運動や食事制限をすると体の中は確実に変わります。そのため、ダイエットは継続することが大事なのです。

セルライトでぼこぼこのふとももを改善する方法

ジョギング

セルライトも結局脂肪!燃焼させて改善できる

セルライトの正体は皮下脂肪ですから、運動することで改善できます。運動すると脂肪が燃焼され、脂肪細胞を小さくすることで改善できます。

ちなみに、皮下脂肪を落とすために食事制限は有効ですが、セルライトを除去するためには食事制限だけでは効果がありません。

筋肉を増やして代謝をアップ

その理由は筋肉にあります。筋肉をつけると脂肪が燃焼されるだけではなく、血流も改善します。その結果老廃物や余分な水分が排出されやすくなり、むくみや冷えの解消につながります。

こうして体の代謝をアップさせると、セルライトの改善と予防の両方の効果を手に入れられます。

日常的に有酸素運動を取り入れる

ウォーキング

セルライトの改善に特に効果的とされています。ウォーキングはトレーニング器具がなくてもすぐに始められますし、難しい動きもありません。

正しい効果を得るためには、姿勢が重要です。猫背にならないように背筋を伸ばし、お腹に力を入れて行いましょう。歩く時はかかとから着地するように意識して、膝を伸ばして歩幅を大きくするようにしましょう。

自宅で踏み台運動

踏み台を使って、自宅で運動もできます。踏み台運動は下半身の筋力アップに効果的ですので、ふともものセルライト改善にも効果的です。

小さくて安定のいい踏み台や椅子を用意します。あまり筋肉のボリュームを増やしたくない人は、10センチ~20センチ程度の踏み台がいいでしょう。片脚ずつ乗って、片脚ずつ降りるという動作を20分以上行いましょう。

有酸素運動で脂肪を燃やすには、20分以上の継続した運動が必要です。時間を作って、コツコツと続けていきましょう。また、有酸素運動は数日行っただけでは効果が出ません。日常生活に取り入れて、長期的に取り組みましょう。

運動だけでは難しい!食生活も改善する

食生活を改善して、セルライトの予防も行っていきましょう。高カロリーな食事はセルライトができやすくなります。低カロリーで栄養がたっぷり摂れる、野菜などの食品を多く食べるように心がけます。

普段むくみが気になる方は、カリウムが豊富なトマトやアボカド・バナナが効果的です。冷えが気になる方は、ビタミンCとEが豊富なにんじんやかぼちゃが効果的です。

そして、1日3食バランスよく食事を摂るようにしましょう。きちんと食事を摂ると、代謝がアップする効果もあるからです。

老廃物をため込まないマッサージも必須!

足の裏を押している

足裏

マッサージで老廃物やむくみを押し流すことは、セルライトの予防に非常に効果的です。必ず、下から上へ行っていきましょう。

まずは足の裏です。足首から始める方も多くいらっしゃいますが、もったいないです。脚の裏には下半身の血流がよくなるツボがあるので、忘れずに行いましょう。

まずは、脚の裏全体を両手の親指でしっかりほぐします。ゴルフボールなどを転がしても効果的です。次に、土踏まずの少し上を親指でイタ気持ちいいと感じる程度に押します。土踏まずの少し上には、腎臓の働きを向上させて水分を排出しやすくするツボがあります。左右10回ずつ行います。

足首から膝裏

両手でふくらはぎを包むようにして、脚の内側のくるぶしから膝に向かってすねの骨にそって押し上げていきます。膝の裏まで老廃物をかき集めるイメージです。同様に、すねの部分も下から上へと押し上げていきます。

力を入れすぎると毛細血管が切れてあざになってしまいますので、痛くない程度の力で行いましょう。

膝裏からふとももの付け根まで

膝裏にあるくぼみをしっかり押した後、手をグーにして脚の内側の膝からふとももの付け根を押し上げていきます。同様に脚の外側・下側・前側も押し上げましょう。

最後に、足首から脚の付け根まで老廃物を押し上げるイメージでさすり上げます。

お風呂であたためながら行うと効果アップ!

マッサージの効果を上げるためには、血流が大事です。お風呂でしっかり湯船につかり、あたためながら行うことでより一層効果がアップします。ぜひ入浴後20分以内にマッサージしてみてください。マッサージを行う際は、オイルやクリームを塗って肌の滑りが良い状態で行いましょう。

何より大事なセルライト予防

お風呂に入っている女性

セルライトは予防できる!セルライトは除去が大変

マッサージはむくみや老廃物を排出するために非常に有効ですが、セルライトについてはあくまでも予防です。セルフマッサージでセルライトを「潰す」ことはできません。

エステサロンではラジオ波をあてて強くマッサージをしてくれますが、これも身体を温めたりむくみを改善したりするだけです。一度できたセルライトは、つぶしたり分解することはできません。

ですが、エステサロンで高額な費用をかけなくてもセルライトを改善することは可能です。セルライトの改善方法は運動や食事とご紹介しましたが、このほとんどのポイントが皮下脂肪を落とすことと同じです。落としにくいのは、セルライトではなく皮下脂肪なのです。

皮下脂肪は内臓脂肪にくらべて落としにくいです。それは、体が飢餓のリスクを回避するために、エネルギーを皮下脂肪に多く蓄えることが原因です。そしてセルライトは、その蓄えられがちな皮下脂肪にできます。

セルライトはできてしまったら終わりではなく、皮下脂肪を落とすダイエットを行うことで目立たなくできるのです。

むくみは大敵!身体を冷やさない

セルライトができてしまうきっかけはむくみなどの代謝の低下です。身体を温めて血流を止めないことがむくみ予防になり、セルライトの予防になります。薄着をしないように心がけたり、毎日湯船に入ってしっかり体を温めるなど温活を意識しましょう。

適度な運動はいいが激しい運動は逆効果

20分程度の適度な有酸素運動はセルライトの改善に効果的です。ですが、ストイックになって激しい運動を行っても効果はないどころか、逆効果になることもありますので注意しましょう。

いきなり短距離走のような短時間で激しい運動をすると、パンプアップといって筋肉が水分を溜めてパンパンにふくらんでしまいます。息が上がるほど激しい運動ではなく、呼吸のペースが乱れない程度の運動を心がけましょう。

ヘルシーな食事に気を付けて早食いを避ける

高カロリーな食事は皮下脂肪が増える元となりますので避けましょう。また、早食いする癖がある人も注意が必要です。早食いは血糖値が急上昇するため、体に脂肪がつきやすくなります。1口30回以上噛むことを意識して、ゆっくり食べるようにしましょう。

セルライト解消グッズも使ってみて!

クリーム

セルライト用マッサージクリーム

足をマッサージするときに、ぜひセルライトに効果があるクリームを試してみてください。セルライト用のクリームは多く販売されており、温感ジェルで脂肪燃焼効果が高まるものや、セルライトの除去に効果的な成分を配合しているオイルなどがあります。

クリームを使用する一番の理由は肌の滑りをよくしてマッサージ効果を高めるためです。そのためマッサージに使用するものは、クリームタイプやジェルタイプ・オイルでもなんでもかまいません。使用感や香りで気に入ったものをお使いください。

セルローラーで老廃物を流して予防!

また、セルライトローラーなどのコロコロを併用するのも効果的です。ドラッグストアなどで1000円程度で手に入りますので、気になる方はぜひ一度お試しください。

セルローラー(セルライトローラー)は、脚の老廃物や余分な水分を押し流す効果があります。マッサージ同様お風呂上がりの血行がいい状態で行うとさらに効果はアップします。

安価なものから高級志向のセルローラーまで様々な種類があります。継続することでふともものセルライト改善に効果があるため、モデルさんや女優さんも使われています。ローラーのタイプも様々なので、使いやすいローラーを探してみてください。

セルライト用クリームやセルローラーだけでセルライトが改善するものではありませんが、運動や食事と併用することで効果が高まります。

諦めずにコツコツ続けましょう

太ももとみかん

いかがでしたでしょうか。ふともものセルライトについてご紹介しました。セルライトは普通の皮下脂肪に比べて落としにくく諦めてしまう方も多いですが、皮下脂肪を落とす方法と同じようにダイエットすると改善が見込めます。過剰におびえる必要はありません。

セルライトができる理由は1つではありません。今回ご紹介したように、むくみや冷え、食生活など複数の原因が重なって蓄積されていきます。セルライトが改善すれば、きっと若々しく引き締まったふとももに生まれ変わります!この記事が参考になれば幸いです。

ABOUTこの記事の監修者

LIL 編集部

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