ふわっとして肌になじみがよく、美容成分がしっかりと配合されていて、肌のうるおいや外敵からのガードもしっかりとできるすっぴんパウダー。気になるコスメアイテムですが、いざ使おうとすると、肌荒れなどが起こらないか心配になりますよね。とくに敏感肌の方は、はじめて使うアイテムには慎重になってしまいます。そこで今回は、すっぴんパウダーとはどんなもので、どういう使い方をするべきかについてご紹介します。
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すっぴんパウダーとは

つけた後も洗顔の必要がなく、そのまま寝ても問題ないというすっぴんパウダー。フェイスパウダーの一種で、スキンケア処方されているため、24時間使うことができます。ナイトケアとしてだけではなく、デイケアとしても使用可能で、ファンデーション代わりやメイク下地としても使うことができます。
すっぴんを見せるのがはずかしいお泊まりデートや友だちとの旅行、ファンデーションを塗りたくないちょっとしたお買い物やスポーツ前、長時間のフライトなど、ちょっとしたシチュエーションで大活躍。きめ細かいパウダーが、肌にふんわりとのり、気になる毛穴などをうっすらとカバーし、透明感のある肌に仕上げてくれます。
すっぴんパウダーの特徴
すっぴんパウダーは、メイク感ゼロで肌の自然な美しさを引き立ててくれます。保湿効果にすぐれている、メイク落としの必要がない、肌をしっかりとガードしてくれる、カバー力もあるなど、いくつものすぐれた特徴がありますので見てみましょう。
すっぴんパウダーは保湿効果が高い

すっぴんパウダーには、保湿成分としてヒアルロン酸やコラーゲンが配合されています。このため、肌の水分をしっかりと保持し、うるおいをそのままキープしてくれるので、すぐれた保湿効果が期待できます。すっぴんでいたいときでも、しっかりと保湿をキープしてくれるコスメアイテムは重宝しますよね。すっぴん肌よりも肌にやさしく、肌にやすらぎを与えてくれます。
すっぴんパウダーを使うときメイク落としは要らない

すっぴんパウダーはスキンケア処方であるため、洗い流す必要がありません。つけたらそのまま眠ることも可能なんです。このため、長時間のフライト、お泊まりデートやお泊まり女子会のときなど、スキンケアにあまり気を遣ってあげられないシチュエーションでその本領を発揮してくれます。
すっぴんパウダーはお肌にバリアをしてくれる
すっぴんパウダーには、タバコの煙やホコリ、花粉やPM2.5などの有害物質から肌をガードするためのフィルター成分が配合されています。フィルター成分には、海藻から得られる成分で、保湿や収れん作用のほか、DNAの修復作用も期待できるアルゲエキス、抗炎症作用をはじめ、抗アレルギー作用、とくにすぐれた活性酸素除去効果が期待できるオウゴン根エキスがあり、肌のバリア機能をしっかりと果たしてくれます。
すっぴんパウダーはカバー力もある

すっぴん感をそのままに、しっかりとカバーしてくれるすっぴんパウダー。メイク崩れを抑える成分として、ノイバラ果実エキスが配合されています。毛穴の引き締めなどを目的としたスキンケア製品に含まれる成分で、紫外線による炎症を抑えるほか、肌荒れを予防する効果も期待できます。
すっぴんパウダーで肌荒れを起こす理由

すっぴんパウダーに配合されている成分の中には、アレルギーを起こす可能性のある成分もあります。敏感肌の方、アレルギーをお持ちの方は、使用前にパッチテストなどを行って、症状が現れないようにする必要があります。
たとえば、マイカという成分があります。これは、一般的にアレルギー報告などはありませんが、不純物としてごく微量のニッケルやクロムが含まれているため、金属アレルギーをお持ちの方は注意が必要とされます。
そして、メチルパラベンは防腐剤として使われている成分です。一般的には問題ありませんが、慢性皮膚炎や皮膚バリア機能が壊れている方などで、ごくまれにアレルギーが起こる可能性があります。過去にアレルギー反応が出た方などは使用しない方がベター。
また、アクリレーツクロスポリマーとはシリコンのこと。シリコンフリーが叫ばれている昨今、気になる方もいらっしゃるかもしれません。
なお、すっぴんパウダーには、目に入ると刺激を与える成分も含まれています。使用する際は、目に入らないように注意が必要です。
すっぴんパウダーの正しい使い方

すっぴんパウダーは使い方がとてもかんたん。洗顔後、必要なスキンケアで肌を整えたら、適量のパウダーをパフに含ませて、かるく肌になでるようにのせるだけ。気軽に使えるので、忙しい方には非常に重宝しますよね。
夜のメイク落としの後にスキンケア方法としての使う

すっぴんパウダーは、つけたままで寝ても問題のないパウダー。保湿成分などが含有されているため、メイクを落とさずに眠ってしまった翌朝のようなトラブルを引き起こす心配がありません。むしろ、スキンケアとして使うこともできますので、乾燥する日や冬などに、夜のスキンケアとして使うと、肌の保湿に働くことができます。また、朝起きると、肌がべたつく脂性肌タイプの方が夜のスキンケアとして使うと、べたつきを吸収してくれます。
メイクの時ファンデーションの代わりに

すっぴんパウダーをファンデーションの代わりにつけると、保湿成分が働いて、肌の質感がよくなり、メイクのノリもよくなるという口コミ情報があります。洗顔後、いつものようにスキンケアを行った後、メイクの下地の後にパウダーをつけると、その後のファンデーションに差が出るのだとか。実際、ファンデーションをつけなくても、肌がキレイに見えるため、メイクをオフしたい日などのちょっとしたお出かけ時に重宝しますよ。
すっぴんパウダーの使用をおすすめする方

すっぴんパウダーの特徴はふんわりとしたテクスチャーと保湿効果。このため、乾燥肌の方をはじめ、敏感肌の方で成分にアレルギーなどがない方には、ふんわりとした感触でありながらしっかりと保湿ができるのでおすすめしたい製品です。
また、すっぴん感をそのままキープして使うことができるため、日頃からあまりメイクをしない方やメイクをしてもナチュラルメイクの方などにも使い勝手がいいですよね。
そして、何といってもパウダーをつけたまま寝てもダイジョウブという特徴から、長時間フライトの旅行に出る方、お泊まりデートやお泊まり女子会の方、外出先でメイクをオフする方なども、シチュエーションによってうまく使いこなすことができます。
使うときの注意点

すっぴんパウダーを使うときに気をつけたいことは3つです。
- 一つ目は成分によって症状が出ることもあるかもしれませんので、気になる方はパッチテストなどを行ってから使うようにすること。肌に合わないメイクアイテムを使うと、ブツブツと湿疹が出るほか、かゆみ、赤味などが生じることもあります。
- 二つ目はつけたまま寝てもダイジョウブだからといって、長時間つけっぱなしは要注意。続けて使用するのはいいとしても、ちゃんと洗顔をしてから使うようにしたいです。
- 最後に何らかの症状が出たら、使用を中止すること。すっぴんパウダーに限ったことではありませんが、メイクアイテムが合わないのに使い続けていくと、大きな肌トラブルの原因となってしまいます。何らかの症状が出たら、すぐに使用を中止し、場合によっては皮膚科などの専門家に診察してもらうことをおすすめします。それまで気づかなかったアレルギーが見つかるかもしれません。
すっぴんパウダーの正しい使い方で肌を労わる

スキンケアアイテムの上位を占め、名実ともに人気の高いすっぴんパウダー。素肌をキレイに魅せてくれるだけではなく、すっぴんのような仕上がりをそのままで、しっかりとカバーもしてくれるすぐれものです。保湿成分も高いため、肌にやさしく、美肌へと導いてくれます。毎日のスキンケアをしっかりと行って、正しくすっぴんパウダーを取り入れていき、素肌っぽい美しさを手に入れたいですね。