チョコレートを食べても肌荒れしない?ニキビができない方法

チョコレートを食べている女性

チョコレートって甘くて美味しいけど、確実に太ったり、肌荒れになったりすると思われていますよね。でも、肌荒れって本当なんでしょうか?

今回はチョコレートを食べると肌荒れが引き起こされるのかどうかを、チョコレートに含まれるカカオの成分や効果を紹介しながら解説し、おすすめの食べ方を紹介します。

肌荒れとチョコレートの因果関係

黒いチョコレート

結論からいうと肌荒れとチョコレートの因果関係はありません!そうとは言ってもチョコレートを食べるとニキビができますよね?

そこにはちょっとした秘密があるのです。実際にアメリカの食品や医薬品の審査をしているFDAではチョコレートと肌荒れには因果関係はないと言い切っています。

チョコと肌荒れと直接的な関係はない

上記でチョコと肌荒れの因果関係はないと紹介しましたが、それは直接的にチョコレートは関係していないという意味なんです。

なにせチョコレートには後で述べますが、カカオが含まれており、その中のカカオポリフェノールはむしろ健康に良いとされている成分なんですよ。動脈硬化、ガンの予防、ストレス緩和、抗酸化作用、集中力アップなど、かなり多岐にわたる効果が期待されています。

そのため、実際にカカオは肌荒れには関係ありません。カカオでない成分が肌荒れに悪さをしているわけです。だから因果関係はない、チョコは直接的な関係はないと言われているわけです。では何が関係しているのか?それはみなさんもよく知っているあの成分たちです。

チョコレートを食べたくなるのには原因があった

チョコレートによる肌荒れに成分について紹介する前に、なぜチョコレートを食べてしまうのかを説明します。チョコレートを食べると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンがでてきて、文字どおり幸せな気持ちになれます。

特に女性の人は甘いものを食べたときに、幸せな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。セロトニンは精神を安定させる効果をもっているので、チョコレートを食べたくなるとも考えられています。

現代人は子供でも何らかのストレスを感じているので、チョコレートを食べた時にストレスから解放されたと感じていれば、再び食べたくなりますよね。その他にも、精神が安定することでリラックスしてストレスを感じにくくなったり、痛みや辛さを少し楽にしてくれる、下行性疼痛抑制系という働きもあり脳からの信号で痛みを抑えてくれます。これらの効果を期待して、自然とチョコレートを欲してしまうわけです。

何が肌荒れを引き起こしているのか

チョコレートを食べている

肌荒れを引き起こしている大きな要因は、皮脂の過剰分泌です。皮脂が毛穴につまって、アクネ菌が増殖することでニキビなどの肌荒れを引き起こします。この皮脂はチョコレートに限らず、いろいろなものに含まれている脂質、糖質、そして食品添加物によって分泌を促進されます。

脂質

チョコレートに含まれている脂質をとることで皮脂が過剰に生産されてしまいます。単純に肌の皮脂バランスが崩れてニキビなどの肌荒れの原因になります。ビタミンなどを摂取して、脂質の代謝を活発にする必要があります。

糖質

糖質も脂質同様に、皮脂が過剰に生産されてしまう原因を作るので、肌荒れを引き起こします。さらに糖質の代謝にはビタミンB群を大量に消費してしまうので、ビタミンB群の不足による肌荒れを引き起こす可能性もあります。

また、糖質はコラーゲンと結びつきやすいので、皮膚が硬くなり毛穴がつまりやすいという弱点もあるのです。

食品添加物

お菓子には食品添加物が含まれているものも多いので、チョコレートに含まれていると活性酸素が増え、皮脂を酸化させてしまいます。そうなるとニキビなどの炎症を悪化させてしまうので肌荒れにとってはマイナスです。

つまり、この脂質、糖質、食品添加物が含まれれていることで、チョコレートは肌荒れを引き起こす可能性があるわけです。

カカオに期待できる美容効果

カカオ

チョコレートにはカカオという成分が含まれています。このカカオにバターや砂糖、粉乳、香料などを混ぜることでチョコレートはできています。テレビや雑誌でも注目されているように、このカカオは健康にいい成分がふんだんに盛り込まれており、当然のように美容にもプラスの効果があります。

ここからは美容にプラスとなるカカオの成分を紹介します。主に、カカオにはポリフェノール、ビタミンA・E、ミネラル、食物繊維、テオブロミンの5つの種類があるので、これら全部に期待するなら、できるだけカカオの含有量が多いチョコレートを選びましょう。

ポリフェノール

ポリフェノールは、高い抗酸化作用をもっているため、体の中の活性酸素の働きを抑えてくれるので肌荒れを防げます。というのも活性酸素が体内で増えてしまうと、体の細胞が老化しはじめ、ニキビなどの肌荒れが起きます。

それだけでなく、血管の劣化や動脈硬化などの病気の原因にも活性酸素はなっているので、活性酸素を抑えることで、体のいろいろな老化を抑えて、アンチエイジング効果すら期待できます。

それ以外にもポリフェノールには、血圧低下もあります。血管を広げることで血圧を正常にします。

血管に炎症があると通常は血管が狭くなって血流が悪くなり血圧に異常が引き起こされますが、ポリフェノールが狭くなることを防ぎ、広げたままにしてくれます。また、アレルギーの改善も期待でき、アレルギーにより肌荒れを引き起こしていた人には朗報です。

ビタミンA、E

ビタミンE粒

ビタミンがお肌に良いことを知っている人は多いと思いますが、どのビタミンが良いかを知っていますか?肌荒れの種類にもよりますが、ビタミンAとビタミンEはその中でも効果的に美肌効果を発揮してくれるビタミンです。

ビタミンAは、肌の新陳代謝を高める効果をもっていたり、皮膚や粘膜の潤いも保ってくれます。
ビタミンEは、細胞の酸化を防ぎ、老化を防止することができるので肌荒れ防止にもつながります。

さらに女性ホルモンの分泌を助ける作用もあるので、血行を良くすることで肌の活性化につなげてくれます。もともと、ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれているので優れた抗酸化作用で美肌に導いてくれます。

紫外線による皮膚の老化にも効果があるので、シミやくすみなどが気になる人も積極的に補充したいビタミンです。

ミネラル

ミネラル

カカオにはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも多く含まれています。カルシウムは、骨や歯を構成するほかに、体にとって重要な生理機能を維持するために大切なミネラルです。しっかり摂取していないと新陳代謝を低下させてしまうことにつながるので注意が必要です。

同様にマグネシウムも不足すると代謝機能が落ちてしまいますし、ストレスにより消費されてしまうものなので現代社会においては補給しなくてはならないミネラルです。ストレスはお肌のバランスも崩します。

その他の鉄や亜鉛もお肌のターンオーバーの維持に不可欠なミネラルなのでしっかりと摂取することで肌荒れを予防したり、ニキビ跡の治りを早くしてくれます。

食物繊維

カカオの食べ物

カカオには食物繊維も含まれています。
食物繊維というと野菜などをイメージすると思いますが、この食物繊維が腸内環境を改善するのにとても役立つ成分になります。

腸内環境が悪化して、腸内に不要な有害物質が溜まってしまうとその排出のために、無駄に皮膚がエネルギーを使ってしまいます。

そうなるとお肌のターンオーバーや新陳代謝に使うためのエネルギーがなくなってしまい、肌荒れを引き起こします。ところが食物繊維が腸内に入れば、不要な老廃物や有害物質を絡め取って体外に排出してくれるので余計な有害物質の排出に力を使う必要がありません。

その結果、腸内環境が改善され、皮膚のターンオーバーや新陳代謝にエネルギーを使うことができ、肌荒れを改善できます。

テオブロミン

カカオにはもう1つあまり知られていないテオブロミンという成分も含まれています。
このテオブロミンは神経を鎮めてくれる効果をもっており、ストレスを軽減してくれる効果があります。

ストレスが溜まってしまうと、ホルモンバランスが崩れて黄体ホルモンの影響で皮脂の分泌が過剰になり、肌荒れを引き起こします。ストレスはそれだけではなく、体内の循環がおかしくなることで活性酸素を発生させ、細胞を傷つけたり、免疫力を低下させたりしてしまいます。

そうなると肌本来の機能が発揮できずに肌荒れを引き起こしてしまうのです。なかなかストレスを解消するのは現代では難しいのでテオブロミンのような成分を効率的に摂取して、リラックスできるようにしましょう。

チョコレートを食べても肌荒れしない食べ方

ブラックチョコレート

肌荒れが気になったり、予防したい人にはチョコレートの食べ方にちょっとした工夫が必要です。どんなチョコレートを食べるかや量、食べるタイミングはどうすべきかをここで紹介していきます。

カカオ濃度の高いチョコを食べる

まず大切なのはカカオ濃度です。先ほども紹介したようにカカオには美肌に導いてくれる成分が豊富に含まれているので、積極的にカカオ濃度は高いものを選びましょう。だいたいの目安としてはカカオ濃度は70%以上のものを選び、量は25gがベストだと言われています。

食べ過ぎない

カカオの含有量が多いチョコレートならそれほど食べ過ぎても影響は少ないかもしれませんが、糖分と脂質が多いチョコレートだと食べ過ぎると、当然肌荒れだけでなく、太る可能性もあります。

過剰になるレベルとしては、だいたい1日200kcalまでと言われているので、チョコレートの量としては、35gくらいになります。

また、カカオポリフェノールの効果は早く体内に入ってから30分ほどで効果を発揮しますが、その後、2〜3時間しか続きません。そのため、食べ方も一気に食べるのではなく、少しずつ、何回かに分けて食べましょう。

食べるタイミングに気をつける

注意イラスト

チョコレートは食べるタイミングもとても大事です。というのもチョコレートを食べたくなるタイミングはストレスが溜まった時だったり、生理前にホルモンバランスが崩れた時だったりするので、普通にニキビができやすいタイミングなのです。
これが「チョコレートを食べたらニキビができた、肌が荒れた」と錯覚している部分なのです。

それほど敏感になる必要はありませんが、チョコレートを食べたいなと思うタイミングは気をつけなくちゃいけないタイミングだと覚えておきましょう。

その上で、もっとも理想的なチョコレート摂取のタイミングは、「食事の前」か「午後3時」になります。食事の前に食べると、血糖値上昇を抑えてくれるので太りにくい体づくりに役立ちますし、午後3時だと体温が最も上昇している時間なので脂肪燃焼効果があり、太りにくくなります。

好きなものをストレスなく食べましょう

美味しいチョコレート

チョコレートが直接肌荒れやニキビと関係していないことは理解していただけたかと思います。ただし、それでもカカオが含まれていようと、残りの成分として脂質や糖質が含まれていると結局は食べ過ぎれば、太ってしまったり、肌荒れになってしまいます。

好きなチョコレートを我慢するのは逆にストレスにもつながりますので、適量を守りつつ、なるべくカカオが多く含まれたものを選び、肌荒れしないように食べるように心がけていきましょう。

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LIL 編集部

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