挙式を終えられた方がやっておけば良かったと後悔するもの第一位が歯のホワイトニング
写真に写る花嫁さんのほとんどが、笑顔です。実際にお会いする方々とも、ほぼ笑顔で会話をすることで終日を過ごすといっても良いでしょう。メイクもドレスもネイルもしっかり完璧に準備したのに、肝心な笑顔の決め手が黄色く汚れた歯では台無しです。ここでは、挙式が決まった花嫁さんの為の、失敗しないホワイトニング計画法と、その注意点をまとめてみました。
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挙式当日歯が黄色いことで起こりうるデメリット4つ
花嫁さんのイメージカラーはなんといっても「白」。純白のドレスと真っ白なブーケ、白く美しい肌など、白は花嫁さんをトータルで演出してくれる幸せの象徴の色でもあります。海外ウエディングでは、パッケージプランにブライダルエステと同様に、歯のホワイトニングも含まれるほど、スタンダードなものであり、結婚式に欠かせない準備の一つです。
しかし日本はまだまだ意識が低く、当日、全ての準備が整い、鏡に映った自分の歯がはじめて気になった!という声もあります。さらに全く意識しないまま結婚式を終えて、出来上がった写真を見て、とても後悔したという花嫁さんも少なくありません。そこで、まずは考えられるデメリットを考えてみましょう。
写真写り
写真は、実際に会って見る印象よりも、気になる部分がデフォルメされてしまう傾向があります。最近はスマホで撮影されることも多く、簡単に拡大できてしまうので、顔をアップにした時に汚い箇所は目立ってしまいます。一緒に写った参列者の中で、歯のホワイトニングをしている人がいた時には、せっかくの花嫁さんの笑顔が見劣りしてしまうことにもなりかねません。
ウェディングドレスがくすんでみえる
白いドレス、白いブーケ、お肌もしっかりとベースメイクから入念に仕上げた中で、口元の黄ばみはいつもの自分よりも数倍目立ってしまいます。普段あまりキレイでないな、という自覚があるならば、白に囲まれた当日は自分でも驚くほど汚れて見えてしまうことでしょう。
これでは、せっかくの純白のドレスまで、くすんでしまいますね。
笑顔が輝きが激減
最近の結婚式は、一昔前の様に、集合写真といくつかのツーショットだけでなく、いかに自然な二人の雰囲気が演出できるかという写真の取り方が人気です。
作り笑顔よりも、クシャクシャにして笑いあっている瞬間の方がより魅力あふれる写真に仕上がります。この様に、全てにおいて結婚式には笑顔が欠かせない表情となってくるので、歯の黄ばみ汚れは、間違いなく笑顔の輝きを激減させてしまう要因となってしまうはずです。
不潔な印象
黄ばんで汚れた歯の笑顔は、お手入れの行き届いていない不潔な印象につながります。特に和装もされる花嫁さんは、赤い口紅の奥に黄色い歯では、白無垢もなんとなく汚れたイメージを連想させてしまうことにもなりかねません。
クリーンなイメージを大切にする芸能人にとって、歯が命というキャッチフレーズがありましたが、正に花嫁さんも歯が命といっても過言ではありません。
ブライダルホワイトニングの期間と料金
では実際に結婚式には、ホワイトニングをやっておくのがベストとわかりましたが、その方法は色々です。自宅での簡易キットや、ホワイトニング専門店での施術、クリニックでのホワイトニングといった中から、どの方法で白くきれいな歯にして行くのかを選択します。
ブライダルを控えた花嫁さんは、ゴールの日が決まっているので、ここでは確実に結果を出せるクリニックでのホワイトニングをご紹介します。気になる期間や料金なども下調べしておきましょう。
白くするまでの期間と料金
一度で白くなると宣伝しているところもありますが、その分薬剤などが強くなり、歯へのリスクが心配になってきます。やはりある程度の回数、期間が必要という事になりますね。
オフィスホワイトニング
歯科医院に通院して行うホワイトニングです。その場合1回あたりの相場は2万円〜3万円程度です。通常5回ほど、週に1回のペースで通院するとして1〜2ヶ月はかかる事になります。
価格も10万円以上はかかると思っておいた方がよいでしょう。
ホームホワイトニング
歯科医院で作成してもらったマウスピースを用いて、自宅でホワイトニングする方法です。薬剤、マウスピースなど歯科医院でチェックしてから処方されたものを使用するので、通院の手間が省かれ、自宅で毎日出来るのが魅力です。
1日2時間程度、マウスピースを装着して、費用は2〜3万円です。しかし薬剤が自宅用なので、歯科医院でのホワイトニングよりもマイルドなものを使用する事から、白くなるまで2〜3ヶ月の期間が必要です。じっくり中から薬剤を浸透させる作業が毎日継続できる点では、この方法は一番色戻りが少ないというメリットもあります。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて行う方法です。最も早く確実に歯を白くしたいなら、間違いなくこの方法を選択するべきです。最速で歯の白さを実感できる上、自宅でも毎日継続するので、色戻りが少ないのが最大のメリットです。
期間は2〜3ヶ月あれば、十分に白さを実感でき、式後も長期間に渡って白く美しい歯を継続できます。価格は7万円〜15万円が相場のようです。
白くしてから色はどのくらいもつのか
オフィスホワイトニングだけでは、白さの実感は早いのですが、歯の奥まで薬剤を浸透させることが難しいため、色戻りがしやすいと言われています。1回の施術で3〜6ヶ月程度の持続なので、ホームホワイトとニングを組み合わせたデュアルホワイトニングが、最も白さが長持ちできる方法です。歯磨きを正しくし、定期的に歯科医院で汚れをクリーニングすることで、1年以上も白い歯をキープすることも可能です。
白くするまでの主な流れ
それでは実際に挙式までの時間がどれくらいあるかを考えた上で、今からできる最もベストなホワイトニング計画を立てていきましょう。ホワイトニング方法別の流れをご紹介しますので、挙式までの準備のスケジュールの一つとして組み込んでみましょう。
挙式まで2~3ヶ月期間がある場合
この場合のベストなホワイトニング方法はデュアルホワイトニングです。式後も美しく白い歯がキープできる事から、こんなに白くなるならもっと早くやればよかった!と満足度の一番高いホワイトニング方法です。
まずはどこの歯科医院にお願いするか、ネットで情報を集めてみたり、自宅や職場からのアクセスなど、自分にとって便利が良いクリニックを調べてみましょう。費用面は気になるところですので、事前に問い合わせても良いかもしれませんね。絞り込んだところで、早速カウンセリングにいってみましょう!
①カウンセリング
まずはしっかりしたカウンセリングを受けて、今後のホワイトニング計画を明確にしましょう。ホワイトニングは天然の健康な歯にのみ適応される技術です。治療が必要な虫歯があるかどうか、ホワイトニングができるかの検査を受けます。
↓
②ホームホワイトニングのマウスピース作成
歯の写真を撮影し、色の診断などを行なった上で自分自身の歯形をとります。ホームホワイトニングのためのマウスピース製作に入ります。
↓
③マウスピース受け取り
通常およそ1週間ほどでマウスピースが出来上がります。
自宅でのホワイトニングのやり方、ジェルの使用方法などレクチャーを受けます。
歯のクリーニング
ホームホワイトニングをスタートする前に、事前に落とせる汚れをしっかりクリーニングしておくとより効果的です。そしていよいよホームホワイトニングのスタートです。薬剤の濃度にもよりますが、1日の装着時間は1〜2時間が通常です。
この後3週間ホームホワイトニングを続けたあと、再びオフィスホワイトニングを受ける、というサイクルを繰り返します。
↓3週間ホームホワイトニング
④オフィスホワイトニング
↓3週間ホームホワイトニング
⑤オフィスホワイトニング
このくらいである程度白さを実感できると思います。
↓3週間ホームホワイトニング
⑥オフィスホワイトニング
この繰り返しを行う事で、しっかりと歯が白く綺麗になることを実感しながら、人生最大の華やかなイベントを迎えることができるでしょう。3週間ごとの通院なので、忙しい挙式前でもあまり苦にならずにできるはずです。
2〜3ヶ月の期間をかけてしっかりすることで、表面と内側から歯を白くすることができるため、色戻りしにくいのが最大のメリットです。
通い方などは実際の歯の色や歯科医院により多少変わってくると思いますのでカウンセリングの時にしっかりとスケジュールを聞いておくことをお勧めいたします。
挙式まで期間がない場合
挙式まで1ヶ月と間近になってから、ホワイトニングを思い立った花嫁さんは、持続力より即効性のあるオフィスホワイトニングで歯の見た目を白くしましょう。
①カウンセリング+オフィスホワイトニング
しっかりと検索した上でクリニックを絞り込み、カウンセリングの予約を入れましょう。式までにどれくらい白くなれるかを、専門医と相談しながらスケジュールを立てていきます。歯の状態やホワイトニングの種類や専門医の意見にもよりますが、だいたい1週間ごとの通院で、ホワイトニングを繰り返し行うことができます。
↓1週間ほどあける
②オフィスホワイトニング
↓1週間ほど開ける
③オフィスホワイトニング
この方法なら、最短でも挙式まで1ヶ月を切ってしまった花嫁様でもホワイトニングが可能ですので、諦めてしまう前に歯科医院に相談してみましょう!
どのくらいまで白くするのが一般的?
歯は白ければ白い程よいのか、それとも自然な白さにするべきか、とても迷うところです。ホワイトニングには色のトーンによって、シェードガイドという色見本があります。
一番人気!ブライダルならドレスに合うブリーチシェード
歯の白さの印象としては、あまりにも白すぎてしまうのも不自然です。ナチュラルで清潔感のある歯に仕上げるには、シェードガイドで見るブリーチシェード(ホワイトニングシェード)のカラーがおすすめです。ドレスにも似合い、他人から見ても白くきれいな歯という印象を与える色です。
折角ホワイトニングをするのであればこのくらいの色を目指したほうが挙式だけにとどまらずその後の人生もとても華やかに過ごせます。
控えめでも黄ばみのないA1
元々、日本人の天然の歯の色は、A系統の色味が多いと言われているので、特に白さを強調することもなく、控えめな白さに仕上げるならA1のカラーがおすすめです。
普段気にして見ている自分自身で自覚はできますが、敢えて周囲の人からはホワイトニングをした事に気付かれず、元々きれいな歯を保っている、という印象に仕上げるでしょう。
ブライダル前にホワイトニングする注意点
せっかくの挙式にむけてのホワイトニングが、後悔する結果にならないために、最後にいくつかの注意点をしっかりと抑えてきましょう。
知覚過敏がでることがある
濃度の高い薬剤を使用することや、長時間のホワイトニングをしていく過程では、知覚過敏を起こす可能性があります。知覚過敏は歯の表面を覆うペリクル層が剥がれてしまうことで起こります。
ペリクル層は、一度剥がれてしまっても唾液を分泌することで1日程度で再生することができます。ホワイトニングしている際に、歯がキーンとしたり、しみる感じがしたら担当医に相談しましょう。
妊娠・授乳中のホワイトニングはできない
ホワイトニングに使用する薬剤は、主に歯を漂白するものです。過酸化水素や過酸化尿素などの薬剤が主な原料ですが、妊娠中や授乳中は控えた方が良いとされています。
それによる具体的な影響は明らかではありませんが、100%安全な妊婦さん向けの薬剤ではない限り、万が一のことを考えた選択肢として、ホワイトニングはしないほうが良いでしょう。
虫歯治療優先になる場合あり
ホワイトニングの前のチェックで虫歯があった場合、歯科医院ではまず先に虫歯治療を優先させます。歯科医の判断により、小さな虫歯であればホワイトニングできる場合もありますが、虫歯の程度によっては、薬剤がしみる場合があるため、虫歯治療を行ってからのホワイトニングという順番になります。
時間がかかってしまう場合があるのでやはりあらかじめ早めにホワイトニングをする準備をしておいたほうが良いと言えます。
被せ物にはホワイトニングができない
ホワイトニングの薬剤が適用されるのは、天然の歯だけですので、差し歯や詰め物のある歯は白くはなりません。方法としては差し歯はセラミックに交換したり、詰め物をやり直すなどしてからホワイトニングを行うことで、まだらにならずに白くすることができます。
こちらもやり替えをすることになればある程度時間がかかりますので早めにカウンセリングへ行きましょう。
余裕をもってカウンセリングに
ホワイトニングをするためには、想定外のことが起こる可能性も多くあります。時間に余裕があれあるほど、予想外の出来事にも対応していけますので、早めにカウンセリングを受け、現在の歯の状態をチェックしておくと良いでしょう。
挙式前にホワイトニングした方々の口コミ
①20代女性
ホワイトニング専門の歯科医院に行きました。びっくりするほど綺麗になりました。説明もとても丁寧で、式までの来院計画もスムーズでした。やってよかったと思います。
②30代女性
結婚式が決まったので、ホワイトニングは普段利用している歯科医院ではなく、職場の近くのおしゃれな審美歯科に行きました。ホテルのエステのような雰囲気で、リラックスした感じは歯の治療とは思えない時間でした。マウスピースもさほど苦にはならず出来ました。ブライダルエステの一環のようで、自分磨きができて満足しています。
③28歳女性
いくつかクリニックを回りましたが、値段が結構違うことに驚きました。良心的な価格で、お手軽にできるクリニックも増えているようです。挙式間近だったので、焦りました。早めに準備しておけばよかったと心底思いました。歯の色は時間がなかった割には、白くなれたと思います。
④35歳女性
結婚式がなかったら、正直なところホワイトニングはしなかったと思います。 でも友人に勧められてやってみたら、自分の歯が汚れて汚かった事に初めて気づきました。一度はやってみる価値はあるとい思います。
素敵な日を一生の思い出に残しましょう
一生に一度の素敵な日を後悔することのないよう挙式がきまったらすぐにカウンセリングへいくことをオススメいたします。最近では男性も仕事上、不潔な印象を与えないためにもホワイトニングする人が増えています。
花嫁さんが歯を白くしたことで自分の歯の黄色さに気づき慌てて旦那様が挙式直前に来るなんてこともあります。二人で相談して一緒にやってみるのもよいですね。