「ホワイトニングの専門サロンで、きれいな白い歯を手に入れたい!」少し前までは芸能人やモデルさんだけが行っているイメージがある「歯のホワイトニング」ですが、デンタルケアの意識が高まり多くの一般の人も行うようになってきました。
歯医者さんで行うイメージが強いホワイトニングですが、なんと今は「ホワイトニングの専門歯科医院」も増えてきています。今回は、「ホワイトニングの専門歯科医院で歯を白くしてみたい!」という方に向けて、専門歯科医院の選びかた、一般歯科と比べたメリット・デメリットをご紹介いたします。
CONTENTS
ホワイトニング専門歯科医院が良い理由!
まずはなぜホワイトニング専門医院がよいかというところを詳しくみていきましょう。
経験豊富で安心!症例実績が多い
一般歯科はみなさんもご存知の通り、ホワイトニング以外に虫歯治療や歯列矯正など様々な治療を行っています。最近は日本でもデンタルケアの意識が非常に高まってきているため、後からホワイトニングを始めたために症例があまり多くない一般歯科も多数存在します。
その一般歯科とは異なり、ホワイトニング専門医院は文字通り「ホワイトニングのみ」に特化した医院になっています。そのため、一般歯科と違い非常に多くの症例実績を持っているのです。
「実績が多い」ということは様々な症例を治療しているため、それだけホワイトニングに対する経験値が高いということになります。症例が少なく、まだホワイトニングに慣れているとは言えない一般歯科のホワイトニングよりも、安心できるといえるでしょう。
薬剤も劣化する!?専門サロンなら薬剤が新鮮
歯のホワイトニングには、「過酸化水素」「過酸化尿素」という薬剤を使用しますが、これらの薬剤や通常開封した1週間後から効果が減少してしまいます。一般歯科の場合、ホワイトニングをする回数が少ないため開封後一週間以内に使いきれない事もあります。
そんな時、全ての一般歯科で行っているとは言いませんが、そのまま破棄してしまうのがもったいないため、実はある程度使い続けることが多いのです。「劣化した薬剤を使うなんて!」と驚いてしまいますが、「この薬剤は一週間以内に開封したものですか?」なんてなかなか聞けませんよね。
一方ホワイトニング専門サロンは、常に「過酸化水素」「過酸化尿素」などの薬剤を使用しているため、「使いきれずに残ったままになっている」ということがまずありません。常に新鮮で、劣化していない薬剤を使って施術してくれます。
ホワイトニングの専門知識を持ったスタッフが多い
歯の治療というと、虫歯や歯列矯正など様々な分野があります。ホワイトニング専門のサロンで働いているスタッフは、当然ながらホワイトニングに関して専門的でより深い知識を持っているため、そのような専門スタッフに対応してもらえるということもメリットの1つです。
前述の通り多数の治療実績も持っているため、あらゆる症例を把握しています。さまざまな症例に合わせて治療できるように数種類の薬剤が用意されており、あなたにあった薬剤を選んでくれるサロンもあります。
専門サロンだからできる!お得なコース・キャンペーンなども多い
ホワイトニングは保険が効かない「自由診療」であるため、価格を自由に決めることができます。ホワイトニングを行っている一般歯科やホワイトニング専門サロンは多数存在しますが、少し見比べただけでも金額が数万円単位で違うことがわかります。
ホワイトニング専門サロンでは、一般歯科に比べてお得なコースやキャンペーンを行っているところが多い点も魅力の1つです。一般歯科と違い、薬剤を多く購入してコストを抑えたりすることができるのでしょう。そういったコースやキャンペーンを利用してみるのもお得ですね。
歯を削る音がいや!歯医者嫌いでも入りやすい落ち着いた雰囲気
歯医者さん特有の、「キーン」という歯を削る音が苦手な多いですよね?休日や平日の夕方などは予約が集中するので、歯医者さんもあわただしい雰囲気になります。
一般歯科ではこのような不快な音やあわただしい雰囲気を避けることができませんが、最近のホワイトニング専門サロンはオフィスやホテルのラウンジのように落ち着いた、高級感のあるたたずまいが増えています。
「歯医者に行くとそわそわしてしまう。」という方でも、緊張感や圧迫感がない雰囲気で施術してもらえると、落ち着いた気持ちで通うことができますね。
どう選ぶの?失敗しないホワイトニング専門サロンの選び方
セルフホワイトニングは注意!
ホワイトニングに興味があればセルフホワイトニングと言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。セルフホワイトニングとホワイトニングは何か違いがあるのでしょうか?
セルフホワイトニングとホワイトニングの違いとは
「ホワイトニング専門サロン」をインターネットなどで調べると、「セルフホワイトニング」の専門サロンが多く見受けられますが、「セルフホワイトニング」と「ホワイトニング」では歯のホワイトニングに対するアプローチが全く違い、根本的に異なる方法であるということをご存知でしょうか?
セルフホワイトニング
医療行為ではない。歯磨きや薬剤の塗布・ライトの照射まで、自己責任ですべて自分で行う必要がある。「過酸化水素」などの漂白剤を使うことは禁止されているため、歯の表面の着色汚れを分解することで「歯本来の白さ」を手に入れる。
ホワイトニング
医療行為。「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」などがあるが、医師や医師の指導を受けた歯科衛生士が薬剤の塗布・医療用ライトの照射などの施術を行う。「過酸化水素」「過酸化尿素」などの薬剤を使い、歯を漂白することで歯の内側から白くする。
一覧にするとこのようになります。
医療行為 | 施術 | 薬剤の使用 | 歯の漂白効果 | 着色汚れ | |
セルフ
ホワイトニング |
× | 自分で行う | × | × | ○ |
ホワイトニング | ○ | 医師や
スタッフ が行う |
○ | ○ | ○ |
本当に歯を白くしたいなら、セルフホワイトニング以外のホワイトニングを
上述の通り、セルフホワイトニングには「歯の漂白効果」はありません。あくまでも、歯の表面に着いた汚れを分解することで、「歯の着色汚れを落として歯本来の白さにする」というものなのです。
「歯そのものを白くしたい」というのであればセルフホワイトニングではなく、専門のスタッフが薬剤を使用して歯を漂白してくれる歯科医院で行う「ホワイトニング」を行うべきでしょう。
ちゃんと白くなった?カラーガイドで歯の色を確認してくれるサロンが安心
あなたの歯の白さは、実は番号で表現することができます。「シェードガイド」という歯の色見本があるのですが、ドイツ「VITA社」のシェードガイドがよく知られています。白さは以下の16段階で表現されます。
B1、A1、B2、D2、A2、C1、C2、D4、A3、D3、B3、A3.5、B4、C3、A4、C4
右に行くほど、明度が低く黄色くなります。
A~Dは歯の色調を表していますが、この色見本を実際にあなたの歯に当てて、色を測定します。大体日本人の平均的な色は「A3~A3.5」と言われていますが、「B1」や「A1」くらいまでトーンアップすることができれば、周りから見ても「あの人の歯は白い」という印象を与えることができます。
実際にこのようなシェードガイドを使い、施術前と施術後でどれだけ効果があったのかを測定してくれるサロンを選ぶようにしましょう。
効果がなかったらどうなるの!?返金保証があるサロンもあります!
どんなに効果のあるホワイトニングでも、その人の歯の質によって効果に違いは出てしまうものなので「結果には個人差があります」と最初から説明されます。カウンセリングで「絶対に私の歯は白くなりますか?」と聞いても、「やってみないとわからない」という答えが本音なのです。
「数万円も出してホワイトニングしたのに、満足のいく白さにならなかったらそれで終わりなの?」と不安になってしまいますよね。そんなあなたのために、「白さを保証して、結果が出なければ返金します」というサロンも最近は増えています。
サロンによって違いがあり、全額返金してくれるサロンや、材料費を除いた金額を返金してくれるサロンもあります。効果に不安がある場合は、このような制度があるサロンを利用することをおすすめします。
疑問にきちんと答えてくれる?カウンセリングでいいサロンを見極める!
気になるサロンがあれば、必ず「カウンセリング」をしてもらいましょう。「いつまでに白くしたいのか」「どれくらいのペースで通えるのか」「予算はいくらか」などあなたの希望や気になることを話し、きちんと聞いてくれるかを判断します。
ここで話しにくさを感じたり、こちらの希望をきちんと聞かずに契約や施術に入ろうとするサロンはあまり信用できません。不信感があるまま通い続けることはあなたのストレスになってしまいます。
きちんとあなたの話を聞いたうえで、サロンの方からも「使用する薬剤はどんなものか」「体に悪影響はないのか」「予算はいくらかかるのか」ということをきちんと説明してくれて、納得できれば契約しましょう。
このカウンセリングで、「あなたがこのサロンに通ってみたいか、信用できるのか」を判断するのです。
ホワイトニングサロンのデメリットはある?
男性は入りにくい?今は男性もホワイトニングする時代!
女性のほうがホワイトニングに興味を持っているイメージがありますが、最近は男性もホワイトニングする方も増えています。男性は入りにくいイメージを持たれるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
男女比率で言うと女性6:男性4の割合になってきており、半数近くは男性の方も利用されています。営業の方で職業的に身なりに気を遣う方は年々増えており、メンズエステや男性の脱毛サロンも増えてきています。
歯の治療だけ別の医院で行う場合も
デメリットを上げるとすれば、虫歯などの治療は別の医院で行う可能性があることです。虫歯があれば、ホワイトニングを行えない場合もあります。
そのようなときは、先に虫歯の治療をしてからホワイトニングをする流れになりますが、「ホワイトニング専門」であるため、虫歯治療を行っていない場合もあります。そのような場合は、先に行きつけの一般医院で虫歯を治療しておきましょう。
どうしてみんなホワイトニングするの?歯が白くなるとどんなメリットがあるの?
脱コンプレックス!自分に自信がもてる
歯の色だけではありませんが、容姿に大きなコンプレックスを持っているとどことなく自信を失ってしまうものです。特にそのコンプレックスが歯で合った場合、人と顔を合わせて話すときにより自信がなくなってしまいます。
ホワイトニングによって白い歯になれば自信がつき、人とも積極的にお話ができるようになります。
白く輝く歯で笑顔も輝く
口元からちらっとのぞく白い歯はとても魅力的です。ホワイトニングを頑張って歯が白くなると、「もっとこの白い歯を見せたい!」と自然と思うようになります。
その結果、笑顔も今までよりもっと明るいものになり、「輝く笑顔」を手に入れることができます。
白くきれいな歯で清潔感が増す
一方で、笑ったときにのぞいた歯が黄色かったり歯石やヤニで汚れていると、せっかく歯を磨いていても「うわ、汚い…」と思われてしまうことも事実です。
実は私たち日本人の歯は白人の歯に比べると特に黄色くなりやすく、毎日きちんと歯磨きをしていても黄ばみを感じてしまうことがあります。なぜなら黄ばみの原因は歯の内側にある象牙質の色で決定されているからです。いくら磨いても歯磨きだけで歯を白くすることは不可能です。
そんな背景があるため、歯のホワイトニングをすると「歯が白くて清潔感がある人」という印象を与えることができるのです。
レフ版効果!お化粧映えする顔になる
お肌はファンデーションで多少整えたり白く見せたりできますが、歯はなかなかそういきません。白い歯を見せて笑うと、その白い歯に光が反射して「レフ版効果」を発揮しお顔全体が明るくなり非常にお化粧映えする顔になれるのです。
そのため、昔から芸能人やモデルの方は歯のホワイトニングに力を入れてきたのですね。
つまり好感度が上がってモテる!
まとめると、歯が白いことで「自信がついて心から笑えるようになり、お化粧映えする顔で清潔感を与えることができる」ことにより「老若男女問わず好印象を与えやすい顔」=「モテる顔」になることができるのです。
歯のホワイトニングは洋服代やエステ代に比べて高価なものです。ですが、このように多くのメリットがあるため歯のホワイトニングを行う方が増えているのです。
ホワイトニングは専門医院へ
いかがでしたでしょうか。今回は、ホワイトニングを行う際にぜひおすすめしたい「ホワイトニング専門歯科医院」についてご紹介しました。ホワイトニングの種類はさることながら、ホワイトニングを行っている一般歯科や専門医院はとてもたくさんあるのでどこに行けばいいか迷ってしまいますよね。
せっかく多くの選択肢があるのですから、ご自分の理想とするホワイトニングを行ってくれる歯科医院を見つけていただきたいと思います。この記事が参考になれば幸いです。