【完全攻略版】おすすめのホワイトニングをご紹介!

八木優子

「歯のホワイトニングをしてみたい」「でも、種類がたくさんありすぎてどれを選んでいいのか分からない」という方、いらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事ではホワイトニングの種類について解説するとともに、現役歯科衛生士の私がおすすめのホワイトニングを厳選して3つ、紹介していきたいと思います。

歯はどうして黄色いの?

ホワイトニングの種類やおススメのホワイトニングについて紹介する前に、まずはそもそもなぜ歯が黄色くなってしまうのかについて知っておきましょう。それによって、どのホワイトニングを選べばいいのか、おのずと分かってきますよ。

歯の構造

それでは最初に、歯の構造について簡単に説明したいと思います。歯は外側からエナメル質、象牙質、歯髄(いわゆる神経)で構成されています。

一般的に私たちが歯と呼んでいるのは、歯茎から出た部分=歯冠部のことを指します。歯冠部を支えている場所のことは歯根部と呼んでおり、歯肉や歯槽骨、セメント質などから構成されています。

黄ばみの色が濃くなる原因

歯の構造について簡単にではありますが知って頂いたところで、次に、なぜ歯が黄ばんでしまうのかについて見ていきたいと思います。歯が黄ばむ原因を知ることで、あなたに合った対処法が浮かび上がってくることとなります。

象牙質の黄ばみ

歯が黄色く見えてしまう原因の1つとして、歯冠部である象牙質の色が目立ってくるということがあげられています。

歯のもっとも表面にあるエナメル質はそもそも白いのですが、象牙質はもともとの色が黄色っぽいため、何らかの原因によってエナメル質の層が薄くなってしまうと、象牙質の色が強調されることとなり、歯が黄ばんで見えてしまうという訳なのです。

①個人差

象牙質の色はもともと黄色みがかかっているのですが、それでも個人差があります。もともと象牙質の色が濃いような人は、歯の黄ばみが目立ちやすくなってしまうのです。

②加齢

お年寄りの歯が黄色いっぽい色をしていることを、ご存知の方もいらっしゃることと思います。これは、もともと黄色っぽかった象牙質の色が、年をとるにつれて徐々に濃くなってくることに由来しています。

また、長年の歯磨き習慣によって歯のエナメル質がすり減ってしまい、それによって象牙質が透けて見えるようになり、結果として歯が黄色く見えてしまうようなこともあります。

③歯ぎしりや食いしばり

首や肩のコリがひどい人や、顎関節症の人など、歯ぎしりや歯のくいしばり癖があるような人にも、歯の黄ばみのみられるケースがあります。

歯ぎしりや歯のくいしばりを習慣的に繰り返していると、歯がこすれることによって表面にあるエナメル層がすり減ってしまい、その下にある象牙質が露出し、それによって歯が黄色く見えてしまうという訳なのです。

④矯正

歯が黄ばんでしまう原因としては、歯列矯正もその1つとしてあげられています。歯を動かすと防御作用が働き象牙質が太く濃くなることから黄色味が増すことがあります。

また、ワイヤー装置の複雑な構造の周囲や、マウスピース矯正の装置内部に外部からの色素が長期間蓄積することによっても歯が黄ばみます。

テトラサイクリン歯

テトラサイクリンとはあまり耳馴染みのない言葉かも知れませんが、簡単に言うと病気などのときに服用する抗生物質のことを言います。中でも、タンパク質の合成を阻害することによって、病原菌の増殖を抑制する抗生物質のことをこう呼んでいます。

ところが、テトラサイクリン系の抗生物質を歯の形成期に服用した場合、エナメル質の形成不全を引き起こしてしまい、それによって歯が黄色っぽくなってしまうことがあるということです。

神経がない歯

虫歯の治療で神経をとってしまうようなことがあると思いますが、神経をとったり神経がなくなったりした歯は、時間の経過とともに白かったところが黄色っぽく、付け根の部分が黒っぽく変色していきます。

詰め物や被せ物の変色

虫歯の治療をおこなうときに、詰め物をしたり被せ物をしたりすることがあると思いますが、詰め物や被せ物によって歯が黄色くなってしまうケースがあります。

種類によっては詰め物自体が時間の経過とともに変色して黄色っぽくなってしまうこともありますし、被せ物に金属を使っている場合、金属による歯の変色によって、やはり歯が変色します。

黄ばみとは違う着色による色の変化

歯が黄色く見えてしまう原因はさまざまですが、問題があって変色する場合は主に内部からの色の変化で内部着色と言われます。それ以外にも、歯に何らかの要因で外部から色がついてしまうことで、黄色く見えてしまうことがあり、これを外部着色と言います。

タバコ

たばこを吸うと何となく歯が黄色くなってしまうイメージがあるかも知れませんが、たばこに含まれているタール(いわゆるヤニ)が歯の表面に付着することによって、歯の色が黄色くなってしまいます。

飲み物や食べ物

意外に思われるかもしれませんが、毎日の飲食物によって歯が黄色くなる可能性もあります。特にコーヒーや紅茶、緑茶といった飲み物や、カレー、ケチャップ、合成着色料を使用した食品を摂取することによって、歯が黄色く見えてしまいます。

これは、食品に含まれているカフェインやタンニン、色の濃い食べ物を摂取することによって、歯の表面にステイン(色素)が付着することによって起こります。

歯の表面にステインが付着したのであれば、歯磨きをすれば取れるのではないかと思われるかもしれません。ただ、いったん付着してしまったステインは、ブラッシング程度では簡単に落ちないのです。

ホワイトニングの種類

歯が黄色くなったり、黄色く見えたりする原因にはいろいろなものがあるということを理解して頂けたことと思います。次に、ホワイトニングにはどのような種類があるのかについて、見ていきたいと思います。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは職場でおこなうホワイトニングという意味ではなく、デンタルオフィス=歯医者さんでおこなうホワイトニングのことを言います。

1度の施術でも効果を実感することができるというメリットがあります。デメリットは、オフィスホワイトニングの薬剤や光の種類によっては痛みや知覚過敏が出るものもあるということです。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは読んで字のごとく、自宅でおこなうことが可能なホワイトニングのことをいいます。特殊なマウスピースに専用の薬剤を塗布し、それを歯に装着することで、徐々に歯を白くしていきます。

ホームホワイトニングのメリットは、いったんマウスピースを作成してしまえば、薬剤のみを買い替えることで、何度でもホワイトニングができ一回あたりの費用はオフィスに比べると低価格で手軽である点です。

ホームホワイトニングのデメリットは、ある程度の期間、継続してホワイトニングをおこなわないと、効果が実感できないという点にあります。また、高濃度の薬剤を使うとしみたり知覚過敏がでることもあります

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを並行しておこなうホワイトニング法です。

デュアルホワイトニングによって、オフィスホワイトニングの効果を、手軽なホームホワイトニングで長期的に持続させられることになります。ただし、費用はその分だけ跳ね上がってしまいます。

ポリリン酸ホワイトニング(セルフホワイトニング)

ポリリン酸ホワイトニングとは、分割ポリリン酸といわれるタイプのポリリン酸を用いたホワイトニング法のことをいいます。

分割ポリリン酸が歯の表面に付着したステイン(色素)を浮かび上がらせて歯の表面をきれいにし、さらに歯の表面をコーティングすることで、歯の表面の外部着色が取れて光沢がでます。しかし、歯の内部着色までは漂白できないので歯の中からの黄ばみそのものを改善することはできません。

歯科医院やエステなどで施術してもらうことも可能ですが、自分でポリリン酸入りのホワイトニング製品を購入して、セルフホワイトニングをおこなうことも可能となっています。

ウォーキングブリーチ

ウォーキングブリーチは、神経を抜いたり、神経がなくなったりしたことによって変色した歯に対しておこなうホワイトニングのことを言います。

対象となる歯に対して、過酸化水素と過ホウ酸ナトリウムから成るホワイトニング剤を注入することで、徐々にホワイトニング剤を浸透させて歯を白くする方法です。

ただし、ウォーキングブリーチをおこなう場合、薬剤を1週間にわたって注入したままにすることから、ガスが発生して歯が割れるなどの事故の危険性があり、2006年に保険の適用対象から外されたという経緯があります。

歯のマニュキア

歯のマニキュアは、歯に特殊なコーティング剤を塗布して、その上から光線を当てて白くする方法です。爪のマニキュアと同様、根本的に色を変える訳ではありませんが、気軽に白い歯を楽しめるという利点があります。長期は持続せず徐々に剥がれます。

セラミック

ホワイトニングとは少し異なるのですが、歯を削ってセラミックを用いた被せ物を歯に施すことによって、歯を白く見せることも可能となっています。

歯の治療をおこなった際に、金属の被せ物をすることで歯が黄色くなってしまう人がいますが、そのような場合にセラミックを選択すると、金属アレルギーもなく歯を白く見せることができるのです。

ただし、歯を削るので、歯並びや歯の状態によっては神経を抜いてからでないとセラミックの土台を作れないこともあります。

リアルにおすすめするホワイトニングTOP3

ホワイトニングにはいろいろな方法のあることが分かりましたが、それではどのホワイトニングがおすすめなのでしょうか。今回は厳正して3つ、おすすめのホワイトニング法を紹介したいと思います。

No1.デュアルホワイトニング

ホワイトニングの効果という意味においては、デュアルホワイトニングがもっともおすすめです。短期間で効果を発揮することが可能で、しかも白くなる度合いも、持続効果もダントツです。

なぜなら、歯の表面だけでなく象牙質から白くしていくことが可能だからです。そのため、テトラサイクリンによってエナメル質が十分に成長しなかった歯や、神経がなくなってしまった歯など、すべての歯に対応することが可能です。

 

No.2オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングはもっとも一般的なホワイトニング法とも言えます。なんといっても、施術時間が30分程度と短く、1回の施術でも効果を実感できるというのがメリットとなっています。

オフィスホワイトニングは歯科医院により扱っているシステムや薬剤が異なるので、歯科医師と事前によく相談しましょう。歯科医院で安心して行えさらに歯を白くすることが可能です。

No3.ホームホワイトニング

次におすすめのホワイトニングがホームホワイトニングです。ホームホワイトニングは効果が実感できるまで時間がかかるのですが、手軽に継続できるメリットがあります。

ホームホワイトニングで用いる薬剤はオフィスと同様に歯の象牙質に浸透していくため、根本的に歯の黄ばみを改善することが可能となっています。ホームホワイトニングは根気よく続けられる人にオススメの方法です。

ホワイトニングと言われているが特徴が違うもの

ここまでホワイトニングの種類や、おすすめのホワイトニングについて見てきました。ところで、ホワイトニングと呼ばれるものの中にも、若干性質の異なるものがあるので紹介しておきたいと思います。

歯のマニュキア

歯のマニキュアは爪に施すマニキュアのように、ホワイトコートを歯の表面に塗布するタイプのホワイトニング法です。実際には歯を白くするわけではなく、歯を白く見せるだけなので、根本的なホワイトニング法とは異なっています。

歯のマニキュアは効果の持続する期間が短い上に、費用が効果だというネックがあります。ホワイトコートを剥がす際にも料金がかかってしまいます。

また、ホワイトコートをはがした後の歯の表面はザラザラになることがあったりと、費用対効果という面で考えた場合、現代的な歯のホワイトニングとは言えません。

ポリリン酸ホワイトニング

歯のホワイトニングをおこなう際、歯科医院では過酸化水素を含んだ薬剤を用いて漂白しているのですが、過酸化水素は医師でなくては用いることができません。

そのため、エステやホワイトニングをおこなっているクリニックでは代用品として、ポリリン酸を使っているという現状があります。しかも、医師でない人間が人の口腔内に触れることはできません。

そのため、ポリリン酸ホワイトニングはサロンなどに行って、自分でポリリン酸を塗布し、特殊な光線を歯に照射することとなります。ただ、ポリリン酸に光線を照射しても何の意味もなく、単なるクリーニングと異なりません。

確かにポリリン酸には歯の表面に付着したステイン(色素)を浮かび上がらせる効果はあるので、たばこのヤニや食品によって葉が黄色くなっている場合、一定の効果が得られます。ただし、根本的な歯そのものの意図の解決にはなりません。

セラミック

虫歯の治療の際にセラミックの被せ物を選択するのならまだしも、ホワイトニングだけのために健康な歯を削ってしまうのはもったいないですし、本末顛倒といわざるを得ません。

また、1本当たり8万円から15万円と高額なのもネックとなります。

実際に歯を白くして良かったことは?

「ホワイトニングには興味があるけど、実際にやった人はどんな感想を持っているのかな?」などというかたもいらっしゃることと思います。そこで、実際に歯を白くしたことで、どのような良いことがあったのか、経験談を見ていきたいと思います。

笑顔が輝く

歯のホワイトニングをおこなってから、友人に「笑顔が素敵になったね」といわれるようになりました。実際に、写真を見てみると歯が輝いているように見え、とても満足しています。

清潔感がでる

ホワイトニングをしたことで、清潔感が増したように思います。歯の黄色さがコンプレックスでしたが、笑顔にも自信が持てるようになりました。

年齢より若くみえる

歯のホワイトニングをおこなったあと、実年齢より若くみられます。実際に歯が白いだけで実年齢より13歳若く見えるというデータもあるそうです。

お化粧が映える

レフ版効果とはご存知ですか?歯が白いと光を反射してお顔全体が明るく見えます。

明るい口紅も映えてオシャレの幅が広がります。「色の白い歯七難隠す」などと言いますが、本当ですね。

自信がもてる

ホワイトニングをして帰宅すると、ホワイトニングすることを告げていなかった父親が「歯をきれいにした?」聞いてきたので驚きました。ホワイトニングをした部分だけでなく、口周り得全体がきれいに見えたと言っていました。

口元に自信がもてて自信をもって人と触れ合えます。

ホワイトニングをするのであれば・・・

今回の記事では、ホワイトニングの種類やおススメのホワイトニングについて説明してきましたが。一口にホワイトニングと言っても、いろいろな種類があることを分かって頂けたことと思います。

歯は一生付き合っていく大事な体の一部です。どうせホワイトニングをするのであればプロの手によってオススメの方法で歯をしっかりと白くして輝く笑顔で過ごしていただきたいです!

ABOUTこの記事の監修

八木優子

八木優子

歯科医師 歯学博士
《略歴》
東京医科歯科大学歯学部 卒業
東京医科歯科大学歯学部大学院博士課程 修了
東京医科歯科大学歯学部付属病院勤務
医療法人社団仁歯会 高橋歯科医院 その他都内歯科医院 矯正担当医として勤務後
同法人 リョウデンタルオフィス矯正センターヘッドドクター
現在、同法人 グラーツデンタルケア 院長

日本矯正歯科学会認定医
インビザラインドクター
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科人間ドック学会会員

《専門分野》
矯正歯科 ホワイトニング 歯科人間ドック

《モットー》
何よりも患者様の思い、健康への願いに寄り添うこと。
今できる最善を尽くし、患者様の将来を一緒に見据えて予防に徹すること。「美」と「健康」の追求は同時に成すこと。

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