【乾燥肌向け】入浴剤で保湿!保湿効果の高いおすすめ入浴剤10選

入浴剤を皆さんはどのような観点で選んでいますか?一番多いのが香りですよね。
それは別に問題ないのですが、乾燥肌やアトピーなどの肌の問題を抱えている場合には香りではなく成分で選ぶことをオススメします。
今回は、入浴剤のいろいろな種類を紹介するとともに、その効果や選ぶべきポイント、適切な入浴方法などを紹介していきます。

入浴剤の種類

入浴剤にはいろいろなものがありますが、大きく分けると以下の2タイプに分かれます。

  • 発汗系
  • 保湿系

発汗系は主に、炭酸ガス系、温泉系、無機塩類系に分かれており、新陳代謝を促すために用いられます。もう一方の保湿系は主に、美肌系と保湿系に分かれており、保湿成分を含んでおり文字どおり保湿のために用いられます。

発汗系の入浴剤

石

発汗系の入浴剤は、もともと無機塩類系や炭酸ガスの入っている入浴剤に発汗作用を高める成分を配合してくれている入浴剤になります。

みぞおちまで体を浸す半身浴をすることで、心臓に負担をかけずに全身を温めることもできるので、とても健康的です。

さらに発汗系の場合には、血行が促進され、新陳代謝を活発に働かせることができるので、ダイエットなどで脂肪を燃焼したい人に向いている入浴剤になります。

保湿系の入浴剤

湯船に入っている女性

美肌系は、薬用植物や酵素を含んでいるので、美肌を目指している人にはオススメです。一方で、保湿系は保湿成分を多めに含んでいるので、乾燥肌の人や乾燥の季節にはオススメです。

入浴後からお肌は乾燥してきます。肌から水分が急速に蒸発してくるので、乾燥肌の人はとくに保湿成分が含まれている入浴剤を使いましょう。

保湿成分は肌に付着することで水分の蒸発を防ぐことができるので、このタイプの入浴剤はお湯自体が保湿ローションになってくれるのです。

保湿効果の高い入浴剤の選び方

乾燥肌には保湿効果の高い入浴剤がオススメです。しかし、この保湿効果の高い入浴剤においても、しっかりとしたものを選ばないと保湿効果以外の良くない効果を得てしまう可能性もあります。ここでは保湿効果が高くてかつ、お肌のトラブルを起こさないための入浴剤選びについて紹介していきます。

保湿成分が含まれている

バスタオルを巻いている女性

保湿効果を得たいのであれば、当然、保湿成分が多く含まれている必要がありますよね。入浴剤に使われている代表的な保湿成分は以下になります。

  • 化粧品レベルの保湿成分・・・セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、スクワラン
  • 天然素材・・・海藻エキス、ハチミツ、カミツレエキス
  • クリームレベルの保湿成分・・・グリセリン、ワセリン
  • オイル系成分・・・ホホバ油、米胚芽油、オリーブ油

最低でも入浴剤を選ぶときは、上記の保湿成分が含まれているかどうかをチェックしましょう。
乾燥肌の人はこれらの保湿成分が入っていないものを選んだ場合には逆効果になることも考えられるので配合成分はしっかりと選びましょう。

入浴すると肌がしっとりとすると勘違いしている人もいますが、入浴後こそ肌が乾燥しやすい状態なので、乾燥肌の人は保湿成分が含まれているものを選びましょう。

皮膚にやさしい無添加の入浴剤

くつろいでいる女性

乾燥肌の人は、もともと肌が弱い人やアトピーの人が多いですよね。そこで心配なのが、添加物なんです。
特にその中でもタール色素の入ってるものは避けましょう。タール色素は入浴剤を入れた時にお風呂のお湯が、黄色や緑、ピンクなどになるための色素です

このタール色素には副作用としてアレルギー性皮膚炎やじんましんなどの症状も報告があるので気をつけた方が無難です。
また、子供のいる人にとっても心配なポイントです。タール色素の中には発ガン性があるものまであるので注意が必要です。(もちろん入浴剤には使われていないと思います。)

お風呂の色が色鮮やかな方が好きな人も多いとは思いますが、あくまであの色は化学物質によって付けられている色なので健康面には何ら意味がありません。なるべく無添加なものを選ぶようにしましょう。

かゆみや肌トラブルを解決できるものを選ぶ

サロン女性

かゆみや肌トラブルも乾燥肌の人などにはよく発生していると思うので、入浴剤を選ぶ際にはかゆみや肌トラルブを解決できるものを選ぶようにしましょう。ドラッグストアなどで売っているものにも危険な成分のものはあります。

かゆみにはついては、上記で紹介したような保湿成分が含まれているものを選べばおのずと保湿によってかゆみ対策にはなっていきますので、まずは保湿成分が多く含まれているものを選びます。

次に考えるのが、刺激の強い成分は避けることです。刺激の強い成分とは、硫黄、合成界面活性剤、合成着色料などです。

硫黄は、乾燥肌には刺激が強すぎますし、合成界面活性剤は、化学合成物質なのでそもそも肌には悪影響です。さらに合成着色料はさきほどのタールのように刺激が強いのでオススメできません。入浴剤を選ぶ際にはしっかりと成分表示をチェックしましょう。

保湿効果の高いおすすめ入浴剤10選

ここからは保湿効果の高いおすすめの入浴剤を10種類紹介します。市販されているものには添加物が入ってるものもありますし、保湿効果の低いものもあるので、ここで紹介するランキング上位にいつもいる入浴剤をまずは選んでみてください。

また、保湿効果が高いだけでなく、皮膚にやさしい無添加のものや、肌トラブルを解決できるものに特化したものを選んでみたので参考にしてください。

AYURA メディテーションバスα

AYURAは機能的な化粧品販売で有名な会社ですが、ここから発売されているこのメディテーションバスαは、入浴後の肌からの水分の蒸発をしにくくするようにミネラルオイルとハイブリッドひまわり油が配合されています。

グリセリンも配合されているので、非常に吸湿性が高くなっており、皮膚の中に水分を集めてくれる保湿効果の高いものになります。

さらに以下の成分によって、肌荒れ改善も期待でき、乾燥肌だけでなく湿疹などの肌トラブルを持っている人にもオススメです。

  • クチナシ
  • ウイキョウ
  • アカヤジオウ根

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イルコルポ ミネラルバスパウダー

イルコルポ ミネラルバスパウダーは、スクワランや海藻エキスなどをたっぷりと配合したパウダータイプの入浴剤です。保湿効果が高い成分が多く、入浴後も肌のみずみずしさをキープしてくれます。特徴的な配合成分としては、雪塩です。

雪塩はミネラルたっぷりの100%天然塩なので、コラーゲンや免疫力を高める働きもあり、お肌のプラスアルファ効果に優れています。

さらにパパインという成分によって、老廃物や古い角質を除去してくれるので美肌効果も高くなります。

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SABON バスソルトローズ

SABONは死海の塩を使った製品を多く開発していることで有名な会社です。このバスソルトももちろん、死海の塩でできた日本では作れない入浴剤になっています。

死海は、塩化ナトリウムやマグネシウムなどのミネラルがたっぷり含まれてるので、保湿効果がとても高い入浴剤になります。ぬるめのお湯でゆっくりと入浴することで発汗作用とともに心も体もリラックスできます。

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Sel De Couleur バスソルト

セル・デ・クルールは、フランスのバスソルトになります。フランスのブルターニュ地方で採取された100%自然塩になります。自然塩なので、天然のエッセンシャルオイルや植物エキスなどの保湿効果の高い成分がふんだんに盛り込まれています。

このバスソルトは、7回分パッケージされており、それぞれがすべて色が違うビンに入っており、オシャレなプレゼントとしても大人気の入浴剤です。

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みんなの肌潤風呂

​みんなの肌潤風呂は、皮膚へのやさしさを長年研究している北の快適工房の入浴剤です。別府明礬温泉の湯の花を配合することで、大量のミネラルを肌に与えてツルツルにしてくれます。

乾燥肌やアトピー肌の人にも安心で、着色料不使用、合成香料不使用、パラベンエタノール不使用という徹底した無添加ぶりです。

また、砂糖が持つ水分を引き寄せる性質に着目し、入浴剤に砂糖を配合していたり、炭酸ガスによって、保湿効果だけでなく体の疲れもスッキリと癒してくれます。​

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松田医薬品 天然ビターオレンジの香り

医薬品開発会社である松田医薬品が開発している天然ビターオレンジの香りはしっかりとしたデータをもとに開発しているので、安心安全の入浴剤になります。皮膚に優しいだけでなく、冷えや乾燥からくる体の悩みを配合成分で解消してくれます。

30代以上の女性に多い悩みである、冷え、むくみ、肩こり、疲労、代謝低下などを助けてくれる効果も期待されており、低温のお湯にゆっくりつかって体をリラックスさせてくれます。

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華密恋 カミツレ研究所

華密恋はカミツレエキス100%の珍しい入浴剤です。カミツレ研究所というカミツレエキスに特化した商品を開発している会社から発売しており、原料のカモミールを自社農園で農薬を使わず有機肥料で栽培し、独自製法で抽出したカミツレエキスで作っています。無添加ですし、ニキビやあせもに悩んでいる人にも人気の入浴剤です。

その他にも、肌荒れ、リウマチ、腰痛、疲労回復、産前産後の冷え性、痔、ひび、あかぎれなど幅広いお悩みにも効果が期待されています。

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薬用ソフレ


薬用ソフレは、3ヶ月の赤ちゃんでも使える低刺激の入浴剤です。成分も安心で、生薬成分と植物性保湿成分からできています。

  • 生薬成分・・・甘草エキス、菖蒲エキス
  • 植物性保湿成分・・・お米由来立地オイル、ホボバオイル

また、独立行政法人である農業・食品産業技術総合研究機構と共同で開発した、潤い保護成分である「べにふうき茶エキス」を配合しているのも魅力の1つです。使用感もしっとりしていて、ベタつきませんのでスッキリします。

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保湿入浴液ウルモア

製薬会社であるアース製薬が開発したウルモアはもともとは保湿効果を高めてくれるものです。
配合している成分もアミノ酸、吸着型ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、エラスチンなどの5つの主成分によって保湿効果を高めてくれます。
それとともに赤ちゃんからでも使える低刺激性プラス、天然オイルのシアバター配合により、かさかさやムズムズ乾燥肌にも対応しています。

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キュレル入浴剤 花王

キュレルは花王から発売されている皮膚医学に基づいて開発された入浴剤です。乾燥性敏感肌の人のために同時開発しているのありがたいところです。セラミドが不足して敏感乾燥肌になっているところに注目しており、セラミドの働きを守り、バリア機能を高めることに注目しています。

さらに特徴としては、湿潤保湿セラミド機能成分を配合しているので、保湿効果も高いです。その他にも潤い成分としてユーカリエキスやコメ胚芽油も配合されているので、肌荒れや湿疹にも効果が期待できますし、赤ちゃんにも低刺激で好評です。

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乾燥肌に適切な入浴方法

乾燥肌は入浴剤を入れることでいくから改善することはできますが、実は一番大事なのは入浴方法です。というのも入浴を適当にしてしまうとせっかくの入浴剤の力が失われてしまうのです。今回は、入浴の時間、注意事項、入浴後の3ポイントに絞って紹介します。

入浴時間

時計

乾燥肌の人にとってはお風呂の入浴時間がまずは大切なポイントです。乾燥肌の人はお風呂に入る時間を15分以内におさえる必要があります。特に冬場は徹底してください。長くお風呂に浸かると肌の角層が水分を吸収し過ぎてしまい、肌の油分がなくなってしまいます。

また、温度も大事で、42度以上の熱いお湯はダメです。できるだけ低温のお湯、例えば38度くらいに浸かるようにしましょう。お湯の温度が高いと肌は乾燥しやすくなります。どうしても高くしたい場合には炭酸ガスを配合した入浴剤で体感温度を上げましょう。

入浴時に注意する事

白いシャツを着ている女性

まずは、入るタイミングは1番風呂は避けましょう。最初が一番綺麗だと思って1番風呂を狙ってしまう人もいますが、一番風呂は水道水などの塩素がもっとも濃度が高くなってしあうので肌の乾燥には良くありません。気になる人はアスコルビン酸の入った入浴剤で塩素を減らしましょう。

あとは、全身をゴシゴシと洗うのもダメです。肌には皮脂膜というものがあり、これにより肌の潤いを外に出さないようにしています。ゴシゴシ洗ってしまうと、この皮脂膜が壊れてしまい、水分の保湿がうまくできなくなってしまいます。乾燥肌にならないためにも、ゴシゴシ洗うのはやめましょう。もっとも理想的なのは手で洗うことです。手でなでるようにやさしく洗いましょう。

入浴後のスキンケアは忘れずに

鏡を見ている女性

そもそもの乾燥肌の原因に体の水分不足というのが考えられています。そのため、入浴後の水分補給は大切なポイントですよ。というのも入浴後は、体温が上がることで、体は汗をかくことで冷やそうとしてしまうのです。この際に汗として水分が蒸発していってしまっており、体の中の水分が減ってしまっているのです。しっかりと入浴後は水分補給をしましょう。

また、入浴後は肌も水分が蒸発しやすく、むしろ乾燥を後押ししてしまうので、すぐにスキンケアを行う必要がありますよ。化粧水、乳液、クリームなどを駆使してしっかりと保湿をしていきましょう。スキンケアをおろそかにすると入浴剤で保湿効果を高めた意味がなくなってしまいます。くれぐれも入浴後5分以内にはスキンケアを開始しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?乾燥肌にとってはお風呂の入り方1つで、全然違った結果がでてきます。また、同じお風呂でも入浴剤を入れた場合と入れていない場合でも全然違ってきます。ここで紹介したような入浴剤を自分の目的に合わせて選ぶことで、乾燥肌を改善していけるようにしましょう。

また、入浴剤だけでなく、正しい入浴方法をしっかりとマスターして、スキンケアもしっかり行いましょう。
お風呂上がりのケアも大事なのでこちらも参考にしてみてください。