赤ちゃんは乾燥肌になりやすい!乾燥する原因とおすすめの保湿ケア紹介

肌って若いころが一番綺麗で、ピチピチしてるって思いますよね?ところが、実は赤ちゃんの頃は肌が薄くて、弱いんですよ。つまり、簡単に乾燥してしまい、カサカサしたり、場合によっては湿疹などにより可哀想な状態になってしまうのです。
そうなる前に、しっかりと保湿ケアをして大切な赤ちゃんの肌を守っていきましょう!
ここでは赤ちゃんの乾燥の原因と対策を紹介していきます。

赤ちゃんの肌が乾燥する原因

生まれたての赤ちゃんは皮脂が過剰に分泌されていることもあって、ツルツルしていてカサカサ肌には程遠い綺麗な肌をしていますよね。
でも、その後数ヶ月すると肌の水分量が減少してきて、実はカサカサしてしまう場合があるのです。
ここではその原因を1つずつ紹介していきます。

笑顔

赤ちゃんの肌は薄い

赤ちゃんの肌は薄く、実は大人の半分くらいの厚さしかありません。
この薄さが原因で乾燥しやすくなっているのです。
肌が薄ければ、当然、皮膚の外側をおおっている角層も、赤ちゃんは未発達になっています。
角層は、体内から水分が失われるのを防ぐ役割を持っているので、ここが未発達だと水分が簡単に失われることにつながり、お肌が乾燥してしまいます。
赤ちゃんのお肌の乾燥を防ぐには、水分を保持することが大切になってきます。

水分の保持する皮脂膜が十分成形されていない

上記で紹介したように、赤ちゃんは肌が薄いので水分を保持できなくなってしまいます。
その理由には、皮脂膜というものも関与しています。
この皮脂膜は赤ちゃんの肌から水分が逃げていかないように、食い止めてくれる働きを持っています。
ところが、4ヶ月ごろから、赤ちゃんの皮脂の分泌量が減ってしまうので、この皮脂膜が十分に形成されなくなってしまうのです。
その結果、皮脂膜によって水分を保持できなくなり、肌がカサカサと乾燥してしまうのです。逆に、生後2~3ヶ月ごろまでは、皮脂の分泌量が多いので、赤ちゃんの肌にも皮脂膜が形成されていて、水分を保持してくれます。

空気の乾燥

ママと赤ちゃん

赤ちゃんの乾燥は、空気の乾燥によっても引き起こされていしまいます。つまり、乾燥させないように湿度を保つことが大事です。
夏は、おのずと湿度が高くなるのであまり気にしない人もいるかもしれませんが、寒い冬になると暖房などにより、部屋は乾燥しやすくなります。そうなるとただでさえ、乾燥に弱いお肌の赤ちゃんは、どんどんカサカサになってしまいます。
そうならないためにも湿度は一定に保ち、加湿器を使ったり、睡眠時にはタオルを濡らして干したりして対応しましょう。

母乳と赤ちゃんの乾燥肌の関係

母乳

母乳って何で作られていると思いますか?
もちろん、母親が食べたものに左右されます。
そして、残念なことに栄養のないものを食べていると母乳も栄養がなくなり、赤ちゃんの肌にも影響されると言われています。
つまり、母親が偏食していると、赤ちゃんの肌にも影響が出ますし、脂っこい食事をとっていると乳児湿疹になったりもします。
特に気をつけた方がいいのは以下の食事です。

  • 脂肪分や糖分が多い食事
  • 卵や乳製品などの動物性タンパク質の多い食事

これらの食事をとっていると、赤ちゃんの肌にも影響が出ると思いましょう。
赤ちゃんの肌を守っていくには、まずは母親の体をしっかりと健全にしていくことが大事なので、食べるものには気をつけましょう。

赤ちゃんの乾燥肌におすすめの保湿ケア

保湿ケア

赤ちゃんの肌はとても簡単に乾燥してしまいます。
もちろん、そのまま何もしないで放っておくと乾燥肌は一向に良くなりません。
しっかりとした保湿ケアをすることで改善することができるのです。
ここでは保湿アイテムを紹介していきます。

保湿アイテムで乾燥を防ぐ

ベビーローションで保湿

まずは、赤ちゃんの保湿といえばベビーローションです。
大抵の母親が赤ちゃんの乾燥を防ぐために選ぶのがコレですね。
でも間違っていません、そもそもベビーローションは乾燥を防ぐために作られてもいますので問題ありませんし、最近では大人でも使う人がいます。それほど安全なものが多いのです。
配合成分としては、以前は危険だと言われている成分などが含まれていることもありましたが、最近ではしっかりとした専門機関で審査基準をクリアしているものが増えています。

ベビーローションの使い方ベビーローションは、それぞれ成分は若干違いますが、使い方は基本的には一緒です。
まずは、それほど敏感にならずに気付いた時にベビーローションを使うようにしてください。
お風呂上がりなどの一般的なタイミングから、外出する時や朝起きた時なども乾燥が少しでも気になったら、赤ちゃんに使ってあげましょう。
乾燥だけでなく、その他の肌荒れの対策にも効果的です。
ベビーローションを使う頻度としては、1日に3〜4回が平均的となります。頻繁に使っても問題はありません。
赤ちゃんの肌で乾燥しやすい部分である顔や手足などに重点的に塗っていきましょう。
ベビーローションのほとんどはベタつきすぎることもないので、ベビーローションを赤ちゃんに塗っても服などにベトつくこともほとんどないので安心です。
おすすめのベビーローション
  • ALL OVER LOTION
    (オールオーバーローション)
オールオーバーローション

ココナッツオイルを主成分とした全身用ローション。
お肌にマイルドな潤いを与えるクリーミーなローションで赤ちゃんからママのデイリーケアにもご使用いただけます。
ココナッツオイルによる抗菌作用はもちろん、保湿性にも優れ顔から足の先までこれ一本でケアできるアイテム。赤ちゃんのお風呂上りにぬってあげればいつまでもふっくらモチモチ素肌に。
「口に入っても問題ない」がコンセプトのシリーズですので、お子様がいらっしゃるママでもとても使いやすいアイテム。(*1)
赤ちゃんにもママにも優しいアイテムです。

公式HPで詳細を見る

  • アロベビー ミルクローション

「アロベビー ミルクローション」は、赤ちゃんの薄く、乾燥しやすく不安定な肌に潤いを与えてくれます。
ホホバ種子油とシア脂配合の高保湿処方で角質に潤いを与えて、水分を閉じ込めてくれます。
水分を閉じ込めることで、赤ちゃんの肌に乾燥しない保湿力を与えてくれます。
さらには世界的オーガニック認証団体であるエコサート認証を取得しています。
香りも大人気で、ラベンダー&ローズから抽出された天然オーガニックオイルの香りが気持ちいいです。

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  • アラウベビープラス モイストローション

「アラウベビープラス モイストローション」は、お肌がデリケートな赤ちゃんに合わせた弱酸性のベビーローションになります。
潤い成分としては、オリーブ由来のスクワランとホホバ種子油とマカデミアナッツ油を配合しています。
デリケートな赤ちゃんの肌を守るための成分に注目した安心の無添加になっています。
石油系合成界面活性剤不使用であり、天然酵母の発酵から生まれた天然乳化成分”ソホロ”を配合しつつ、以下の成分もすべて無添加です。

  • 防腐剤
  • 保存料
  • アルコール
  • 合成香料
  • 着色料

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  • ジョンソン ベビーローション

「ジョンソン ベビーローション」は、シンプルに肌に潤いを与え、乾燥から守ってくれます。しかも、生まれたその日から使えるやさしい成分です。
さらっとしており、べたつかないので服を着ても大丈夫で、大人も使っている人が多くいるベビーローションです。
低刺激なので、赤ちゃんの体だけでなく、デリケートな顔にも使っていけます。肌のバリア機能が不安定でも安心して使えるのは嬉しいところです。油分も配合しているので、肌に水分補給をしながら、オイルでしっかりと閉じ込めて潤いをキープしてくれます。

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ベビーオイルで乾燥を改善する

赤ちゃんの足

ベビーオイルもベビーローションと同じように、肌の保湿を保ってくれる成分を配合されている商品です。
同じ目的のために使われることが多いのですが、簡単に言えば、ベビーオイルはその名のとおり、「オイル」であるのに対して、ベビーローションは「乳液」のような状態になっています。
そのため、水分を閉じ込めるにはベビーローションよりも効果的になりますが、その分油分が多いので、ベタつきますので、顔などに使うとベタベタして気持ち悪がる場合もあります。場所によって使い分けるといいでしょう。

ベビーオイルの使い方ベビーオイルは油分も多いことから、だいたい1日1回程度におさえることをオススメします。
時間をとって全身にしっかりと塗ってあげ、お風呂上がりなどに赤ちゃんが睡眠に入る前などに塗りましょう。
さらに塗る際には、ベビーマッサージを一緒にしてあげながら塗るとリラックス効果もあってより効果的です。
ただし、ベビーオイルでは水分を与えることができないので、まずは上記で紹介したようなベビーローションで水分を与えてから、ベビーオイルを使うようにしましょう。ベビーローションで水分を、ベビーオイルで肌に閉じ込める感じです。
おすすめのベビーオイル
  • ジョンソン ベビーオイル

「ジョンソン ベビーローション」も発売している、ジョンソン&ジョンソンからはベビーオイル「ジョンソン ベビーオイル」も発売されています。
肌に優しくバリア機能をサポートしてくれます。
肌にやさしい低刺激性のミネラルオイルを使用しているのでデリケートな赤ちゃんでも安心です。
ベビーオイルですが、べたつかずさらっとした使用感で肌に馴染みます。保湿成分であるビタミンE誘導体配合により、やさしく肌の潤いを保持します。

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  • パックスベビー オイル

「パックスベビーオイル」は、ハイブリッドヒマワリ油と比べてもサラサラとした使い心地のマカダミアナッツ油です。
肌に伸ばすとすぐに肌に馴染んで保湿や保護をしてくれます。さらっとお肌になじみつつ、乾燥から守ってくれる植物性オイルです。赤ちゃんの皮脂にも含まれているパルミトオレイン酸を含むマカダミアナッツ油なので赤ちゃんとの相性もいいです。天然ビタミンE配合なので、乾燥だけでなくお肌の健康の助けになってくれます。

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  • AMOMA ベビーオイル

「AMOMA ベビーオイル」を発売しているAMOMAは妊娠前の妊娠ジュビ機関から、育児までの長い期間をサポートしてくれる女性のためのトータルケアブランドです。
ベビーオイルだけでなく、オーガニック的なものを多数取り揃えている品質安心ブランドです。
合成香料、合成着色料無添加のベビーオイルで、米ぬかから作られているオイルです。
低刺激かつ高保湿なので、赤ちゃんの肌にまさに最適なベビーオイルです。

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保湿クリームで常に潤い肌を維持する

赤ちゃんの水分を保湿するためには、ベビーローションとベビーオイル以外にもまだあります。
ちょうどテクスチャとしては、ベビーローションとベビーオイルの中間となるのが、この保湿クリームになります。
保湿クリームは油分と水分のバランスが良くとても保湿力が高くなってくるのです。
こちらの保湿クリームも赤ちゃんが生まれたその日から使えるほどの安心安全な品質のものが多いと言われています。

保湿クリームの使い方保湿クリームの使うタイミングとしては、朝と夜の1日2回がベストです。
朝は起きた時に温かい濡れタオルで優しく体を拭いた後に塗ってあげるとよいでしょう。
夜は入浴後に同じように体を拭いた後に塗ります。
もちろん、乾燥がひどいときはいつ塗ってもいいのですが、ベタつきすぎないようにしましょう。
成分としては、セラミド、ヒアルロン酸、ミツロウ、植物性オイルなどが含まれています。
おすすめの保湿クリーム
  • アロベビー ベビークリーム

「アロベビー ベビークリーム」は、安心安全にまずは特化しているので、開発から生産まですべて日本で行っていて、品質が期待できます。
無香タイプなので、匂いが気にならず、顔やお尻など、全身のケアに使うことができます。
ハマナエキス、セイヨウニワトコエキスなどの天然由来成分を配合しており、肌のバリア機能を高めてくれます。

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  • ベビーバーユマドンナ

「ベビーバーユマドンナ」は、馬油に含まれるα-リノレン酸と、植物のオーガニックパルマローザから抽出されたナチュラルクリームによって構成されています。
生まれたばかりの赤ちゃんの、全身に使うことができます。
さらに嬉しいのは、万が一赤ちゃんが舐めてしまっても問題がないというところです。というのも、防腐剤無添加の食用の成分をメインに作っているから安心なのです。

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  • パックスベビー ボディークリーム

ベビーオイルでも紹介した「パックスベビー」のボディクリームです。
ベビーオイル同様に、ホホバ種子油やマカデミアナッツ油など、自然由来のオイルを配合しています。
赤ちゃんの皮脂に含まれるパルミトオレイン酸を多く含んでいるので、赤ちゃんの肌に馴染みやすいのは嬉しいポイントです。合成界面活性剤や合成酸化防止剤を使っていないことで、赤ちゃんにも安心して使えるだけでなく、肌が敏感な大人にも好評です。
また、ワンタッチキャップで、お風呂上りだったり、忙しいときでもサッと使えるのも好評です。

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入浴時の注意

入浴

まずは、乾燥に限らず、赤ちゃんの肌は薄く、弱いので入浴時にはゴシゴシ肌をこすらないようにしましょう。乾燥以外にも肌荒れの原因になってしまいます。
また、お湯の温度は暑すぎないようにすることを心がけます。
あまり熱いとお風呂上がりに水分を蒸発させ、肌が乾燥する原因となってしまいます。
また、赤ちゃんは新陳代謝が激しく、小さいので長時間お湯につかるとのぼせやすいので、なるべくお風呂は10分以内にしましょう。

部屋の湿度を上げる

部屋の湿度

部屋の湿度を上げて、乾燥を防ぐという方法も大事な手段です。
というのも特に冬場などは何もしていないと湿度が低くなり、部屋が乾燥しやすくなります。
そうなると赤ちゃんは肌が乾燥しやすくなってしまうのです。
目安としては、湿度は60%以上になるようにするのが必要です。これより下だと乾燥している状態と言われ、肌だけでなく、インフルエンザや風邪などにもなりやすい状態になってしまいます。
湿度を下げずに一定に保つためには、加湿器を部屋に置くことです。
加湿器の出費を抑えるためには、タオルなどを濡らして部屋に干すか、お風呂場のお湯を張った状態でドアをあけておくというのもあります。

衣類のこだわりも大事

乾燥しやすい赤ちゃんの場合には、衣類選びもしっかりしないと危険です。赤ちゃんによっては着る服の質によって、より乾燥肌を悪化してしまう場合があります。
主に乾燥肌を悪化させやすいのは、以下のような化学繊維の素材になります。

  • ポリエステル
  • レーヨン
  • ポリウレタン
  • ナイロン
  • アクリル
  • ウール

乾燥肌の赤ちゃんの場合には、肌に優しいコットン100%をおすすめします。

外出するときの注意

外出する時にも注意が必要です。
まずは外には太陽というお肌の敵がいるので、しっかりと帽子やベビーカーのサンシェードなどで、直射日光を浴びないようにしてあげましょう。
日光を浴びることで赤ちゃんの肌にはダメージが加わり、保湿が失われ、乾燥してしまいます。
外出の方が乾燥のリスクも上がるので、できれば外出前にベビーバームなどの簡単手軽な保湿剤などを塗ってあげて、ケアをしてから外出するようにしましょう。

赤ちゃんの肌の乾燥がひどい場合は病院へ

赤ちゃんの乾燥

最後になりますが、赤ちゃんの肌は本当に敏感です。
そのため、セーフティーケアが大事なので、勝手な判断はせずに、乾燥の状態がひどい時は、必ず早急に小児科や皮膚科を受診するように心がけましょう。
医師に診断をしてもらえれば、適切な処置をしてくれますし、赤ちゃんに最もあった薬を処方してくれます。
間違った薬を薬局で買って塗って、悪化してしまったらいけないので、まずは乾燥が気になる場合には病院に行くようにしましょう。