爪に白い斑点ができる原因と対処法!幸運のサインではない?

爪の白斑

爪に白い斑点が現れると、「幸運のしるしだよ」と言われたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか。でも、この白い斑点、本当に何の問題もないのでしょうか。過去に指先をぶつけたり打ったりした経験があると、そのまま放っておいていいものなのか考えてしまいますよね。今回は、爪に現れる白い斑点の原因やその対処法についてご紹介します。

爪にできる斑点は幸運のサイン?

質問

ピンク色の爪甲に、突如として現れる白い斑点。だれしも一度や二度は見たことがあるものではないかと思います。人によっては幸運のサインだという方もいらっしゃいますよね。でも、その多くが、爪の成長に異常が見られるほか、爪の間に空気が入るときに現れるもので、点状爪甲白斑と呼ばれています。

また、白い斑点ではなく、幅1~2mm程度の白い筋が爪甲に現れることもあります。これは、線状爪甲白斑と呼ばれるもので、さまざまな原因が考えられます。

さらに、爪甲全体が白っぽくなることもあります。これは、汎発性爪甲白斑と呼ばれるもので、生まれつきの場合のほか、病気などの可能性もあります。

このように、爪に現れる白い斑点にはさまざまなタイプがあります。アナタの爪に現れた斑点がどのタイプなのか、まずは確認してみてください。

爪に斑点ができる原因とは

白い斑点

ところで、なぜ爪に白い斑点ができるのでしょうか。どこかに指先をぶつけたことが原因で、爪に白い斑点のような傷ができることもあります。この場合、ぶつけたことによる外傷と考えられます。でも、指先をぶつけた記憶がなく、爪の付け根のあたりに、突然、白い斑点が現れることもあります。

この場合は何らかの病気が原因かと思い悩む方もいらっしゃるかもしれません。でも、記憶にはないものの、実はどこかで指先をぶつけたり、打ちつけたりしていて、それによる外傷が原因の場合がほとんどだと言われています。

爪甲白斑の可能性あり

爪のピンクの部分を爪甲と呼びます。この爪甲に白い斑点があることを爪甲白斑と呼び、なかでも、点状に現れる斑点を点状爪甲白斑と呼んでいます。この斑点こそ、子どもや若者に多く見られ、幸運の星などと呼ばれることのある症状です。

実際に幸運と関係があるのかはともかくも、女性でもときどき点状爪甲白斑が見られることがありますが、男性や高齢者ではあまり見られないという特徴があります。また、通常、爪の付け根のあたりに現れ、爪が成長すると同時に斑点も爪の先端に移動していきます。そして、爪のピンク色の爪甲の部分の先の遊離縁と呼ばれる部分に向かう途中で、いつのまにか消えてしまいます。

爪甲白斑の原因

原因

点状爪甲白斑のおもな原因は外傷です。ピンク色の爪甲の不全角化と呼ばれる爪の成長異常によって生じるとされています。これは、爪が作られる爪母を含めた爪基部をぶつけたり打ちつけたりしたことにより、部分的に不全角化が起こることで現れます。また、爪甲のすきまに空気が入ることで症状が現れる場合もあります。

とはいえ、いつ、どんな状況の中で爪基部をぶつけたり打ちつけたりしたのかを特定するのはむずかしいこと。でも、爪の成長速度から、その時期をおよそ特定することは可能です。一般的に、成人の爪の成長速度は、1日0.1~0.15mmといわれています。つまり、10日で1mm、1か月でおよそ3mmという計算になります。このことから、根元からどのあたりに点状爪甲白斑が現れているのかを確認すると、もしかしたら原因が特定できるかもしれません。

なお、点状爪甲白斑は、爪甲白斑点の中でも最も多いタイプで、病気が原因ではありませんのでご心配なく。

爪甲白斑の対処法

点状爪甲白斑はとくに治療の必要はありません。爪が伸びると同時に、白い斑点も移動し、いつの間にか消えていた…というケースがほとんどです。無理に爪を深爪したり、気にして爪の表面をいじったりするのは控えましょう。

爪の内側にある皮膚は爪床と呼ばれていますが、爪甲を安定させ、爪甲に水分を補うなどの働きがあり、非常に敏感なパーツです。この爪床を爪がガードしていることで、指先を使うことができるようになっているため、刺激して傷つけないようにしましょう。

なお、爪に白い斑点が現れると幸運が訪れるといういわれがあります。親指、人差し指、中指、薬指、小指、それぞれの爪に現れたらどんな幸運が訪れるという体験談まで紹介されたサイトなどもあります。こうした説には根拠がなく、科学的に証明されたものではありません。あまり深く考えないようにしたほうがベターです。

斑点ではなく他の異常がある場合

風船

爪に現れるのが白い斑点ではなく、白い筋状の線や爪全体が白っぽくなる場合、これはいささかやっかいです。さまざまな原因が考えられるため、専門の医療機関に診察してもらうことをおすすめします。その際、原因となりうる症状を確認しておいたほうがベター。なぜそうなってしまったのか、原因を思い返してみましょう。

筋状に白くなっている場合

爪甲に1~2mmの白い筋状の線が現れている場合、線状爪甲白斑と呼ばれています。原因はさまざまで、たとえばヒ素などの中毒、麻疹などの感染症、皮膚疾患などのほか、心筋梗塞などの病気、あるいは月経や手術、マニキュアの使用が原因の場合もあります。何が原因なのかを確認し、それを除去したり治療したりする必要があります。

全ての指の爪に斑点がある場合

爪の白い斑点が複数の指に及ぶ場合も、一般的には点状爪甲白斑の一種です。白い斑点には均一性はなく、いろいろな箇所に斑点が現れます。とくに病気が原因ではないと考えられていますが、突然、すべての指の爪に斑点が現れたら、それは自己判断せずに専門の医療機関に相談したほうがベター。もしかしたら、体調がよくない可能性があります。

爪は健康のバロメーターとも呼ばれています。健康状態がよくないとき、爪に何らかの症状が現れることがありますので、日頃の食生活を見直し、栄養バランスの偏った食生活を送っていないかどうかを反省することはとても大切です。気になることがあった場合、ひとりで思い悩んだり、自己判断したりしないで、専門の医療機関に相談するようにしましょう。

まとめ

きれいな手

親指に現れたら恋人や愛情関係の幸運が、人差し指に現れたら仕事や願いが叶う幸運が…など、そんなうれしい暗示を説明しているサイトが散見される、爪に現れる白い斑点。これを信じるも信じないもアナタ次第ですが、実際には、とくに何の治療法もない症状である可能性があります。でも、同時に、まさかと思う病気が原因で現れる症状の可能性もありますので、とくに複数の斑点が突然現れたら、すぐに医療機関に診察してもらうようにしましょう。

現れた症状が点状なのか線状なのかよくわからないといった場合も、医療機関で確認してもらったほうが安心できます。マニキュアなどで指を美しく飾ってらっしゃる方は、ネイルオフしたときに爪の状態を確認するように心がけたいです。万が一、病気が原因の場合も、早期発見が早期治療につながります。オフしても健康的でしなやかで、病気知らずの美爪を目指していきましょう。
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