肌荒れの原因に応じた治し方を解説します!生活習慣からスキンケアまで

原因

肌荒れの原因は1つではありません。生活習慣やスキンケアからも引き起こされますし、体の外側からだけでなく内側からも刺激を受けることで肌荒れやニキビは引き起こされます。今回は肌荒れのすべての原因を紹介するとともに、改善するための対策を紹介します。

肌荒れの原因

肌荒れ

肌荒れの原因【生活習慣編】

生活習慣が乱れている

肌荒れは睡眠不足や不規則な生活をおくっていると必然的に引き起こされてしまいます。特に肌には早寝早起きが理想的です。肌は睡眠中に細胞分解と再生を繰り返すことでターンオーバーを行なっています。さらに寝ている間にホルモン分泌や神経系統を整えることでも肌の質を維持しています。

また、衛生状態の悪い環境で生活するのも良くありません。常にタオルや枕、布団など肌に触れるものは衛生的にしておきましょう。雑菌が繁殖してしまっているもので肌を拭いたりすると肌荒れや皮膚炎などを引き起こしてしまう可能性もあります。同様に化粧品の道具も肌に触れるのでこまめに清潔なものに取り替えましょう。

喫煙やアルコールも肌に影響を与えてしまうほどの過剰な摂取は控えましょう。ビタミンや美肌成分を分解してしまうので肌荒れにつながります。

栄養バランスが偏っている

甘いもをの食べ過ぎ

肌の細胞は、食事から摂取した栄養によって育まれ、肌の状態を維持しています。そのため、外食が続いたり、同じようなものばかりを食べているなど、偏った食生活を続けていくと当然のように肌は荒れ、ニキビなどの出来物ができやすくなってしまいます。

その中でも大事なのが、ビタミンB群です。ビタミンB群が不足してくると肌荒れや皮膚炎などが引き起こされやすくなります。特にビタミンB2は美肌ビタミンとも呼ばれるほど、肌の健康に直接関係しているので、脂っこい食事や甘いものを食べ過ぎたときこそ、摂取するようにしましょう。

その他にもビタミンCは細胞同士をつないでくれるコラーゲンの生成を助けてくれますし、パントテン酸は肌の免疫力を高めてくれるので積極的に摂取しましょう。栄養バランスを食事からだけ摂取するのが難しい場合にはこれらのビタミンが含まれたサプリメントをおすすめします。

ストレス

ストレスで頭が痛い女性

ストレスが溜まってしまうと血液によって運ばれる栄養成分が、肌細胞のすみずみまで巡っていかなくなります。そうなると肌は栄養不足状態に陥り、結果として肌荒れやニキビなどを引き起こすことになるのです。肌は新しい細胞の再生もできず、老廃物だけが皮膚に滞り最悪な状態になります。

さらには巡りだけではなく、ストレスを受けることで体内に活性酸素が発生します。活性酸素は細胞を傷つけることで肌の免疫力を下げてしまうので、肌の分解・再生の力が弱まり、肌荒れやニキビなどを引き起こすことになります。

できるだけ仕事などでかかえたストレスは発散する方法を見つけましょう。それとともに神経の緩和にいいビタミンB群を摂ることで、栄養摂取との両面からケアしていきましょう。

肌荒れの原因【スキンケア編】

間違ったスキンケア

両手をバツの合図をしている女性

肌荒れを改善するためや予防するために毎日一生懸命スキンケアを行なっている人もいると思います。もちろん肌荒れが起きやすい人や皮膚が弱い人は毎日のスキンケアは欠かせないものですが、やりすぎや間違ったケアは逆効果になる場合があります。

特に多いのが、スキンケアのやりすぎです。正しいタイミングや順番を無視してひたすら、化粧水、美容液、パックなどを1日に何度も行なってしまうとかえって、肌が疲労したり、肌荒れを引き起こす原因になるので、バランスの良いスキンケアを心がけましょう。

特に保湿はすればするほどいいと思っている人が多いのですが、保湿のしすぎによる肌荒れも存在します。あまり外部から肌を守りすぎることで、本来もつバリア機能が弱まってしまい、肌の機能自体が弱くなることもあるので適度な保湿、適度なスキンケアで、肌の機能そのものも向上するようにがんばりましょう。

肌が乾燥している

乾燥肌

肌が乾燥してしまうと、肌に潤いがなくなり、肌荒れを引き起こします。通常、肌のバリア機能は水分を蓄えている角質層と皮脂膜によって成り立っているのですが、乾燥によって水分が失われると、このバリア機能がまず失われ、肌を外部からの刺激から守ることができなくなります。

肌のバリア機能が失われるということは、シワやたるみなどだけではなく皮膚炎などを引き起こすことにもつながるので注意が必要です。さらに後で紹介する紫外線や花粉症などの外的要因でも肌荒れを引き起こしやすい状態になってしまいます。肌は乾燥しないように日頃から保湿するようにしましょう。

肌荒れの原因【内的要因】

ホルモンバランスが乱れている

ホルモン

女性の場合には、生理前などのホルモンバランスが崩れているタイミングでは肌荒れやニキビなどができてもしょうがありません。これは生理前に分泌される黄体ホルモンの影響によるもので、皮脂の分泌がどうしても増えてしまうのでお肌のトラブルはある程度は我慢しましょう。

その代わり、生理が終われば女性ホルモンのエストロゲンの作用で肌の調子は戻ります。ただし、40歳前後から急激にエストロゲンの量は減少するので、肌荒れの回復が遅れる可能性もあるので気をつけましょう。

内臓の疲れや異常

怒っている顔

肌荒れは内臓が疲れている場合や内臓のどこかに異常がある場合においても、引き起こされる可能性があります。まずは、もっとも多いケースが腸内環境の乱れです。腸内環境には善玉菌、悪玉菌が存在して、悪玉菌優勢の腸、つまり腸内環境が悪い状態の腸になると、悪玉菌が不要な有害物質を生み出し、その物質が血流に乗り、皮脂に混じってしまいます。この有害物質を排出することに力を注いでしまい、肌のターンオーバーがおろそかになり肌荒れを引き起こします。

さらには肝臓で不要な有害物質を通常は代謝するのですが、この量が多くなってしまうと肝臓に必要以上に負担がかかり、代謝が追いつかず、肌荒れにつながることもあります。また、これらの内臓の疲れや異常は、先ほども紹介したストレスによっても相乗的に像解します。ストレスによって自律神経が乱れ、腸や肝臓の働きが落ちでしまうので、日頃からストレス解消につとめましょう。

肌荒れの原因【外的要因】

紫外線の影響

紫外線の影響

肌荒れの原因としては外的要因としての紫外線も大きな影響を及ぼします。紫外線は美肌業界では光老化と呼ばれるほど、要注意な外的要因です。肌は紫外線を浴びてしまうと、細胞の遺伝子やコラーゲンが破壊されてしまいます。さらには肌機能を低下させてしまう活性酸素も発生してしまうので、肌の免疫力なども低下し、肌荒れを引き起こしやすい状態になります。

さらに紫外線によるダメージは年齢とともにダメージを受けやすくなるので、日頃から紫外線を浴びているとどんどん蓄積してしまい健康な肌を維持できなくなるので日傘や日焼け止めによるUVケアをかかさないようにしましょう。

また、日焼けは皮膚炎を引き起こす可能性もありますし、長期的に放っておくと皮膚ガンを引き起こす可能性があるので、日頃から紫外線は必要以上には浴びないようにしましょう。

外部からの刺激

さくら

肌荒れは花粉や大気汚染などの外部からの刺激でも肌荒れは簡単に引き起こされます。特に花粉症の季節には花粉によるアレルギーが肌にもあらわれしまい、そこで肌荒れが引き起こされると花粉症の季節が終わってもそのダメージによる肌荒れや皮膚炎などが残ってしまうので、しっかりとケアをする必要があります。

アレルギー反応は、異物が体に侵入した際の免疫反応なのである程度は諦めなければなりませんが、マスクなどでアレルギーを受けつけないようにしたり、内服薬で症状を最低限に食い止めたりなどの対応を皮膚科などで相談するようにしましょう。

肌荒れの治し方

綺麗な女性

肌荒れの治し方【生活習慣編】

肌荒れを治すにはまずは以下の6つの生活習慣を改善する必要があります。

  • 規則正しい生活習慣を心がける
  • 睡眠時間をたっぷりととる
  • ちゃんと湯船につかる
  • 栄養バランスに気をつける
  • 寝具や部屋を清潔に保つ
  • ストレス発散

これまでに紹介したように、基本は規則正しい生活を心がけることです。そうすることで睡眠をしっかりと確保して、お肌のターンオーバーを効果的に行います。そのためにはお風呂にしっかりと入り疲れをとるとともに、清潔な寝具などで雑菌に触れないようにしましょう。

また、ストレスは生活習慣全てに影響してくるのでしっかりと発散できるような方法を用意しておきましょう。

肌荒れの治し方【スキンケア編】

スキンケア用品

肌荒れを治すには日頃のスキンケアにおいても注意が必要です。スキンケアの方法から準備まで以下の3つを守りましょう。

  • 正しいスキンケアを心がける!クレンジングでしっかり落とす
  • 保湿も大事
  • メイク道具も清潔に

まずは正しいスキンケアのステップを踏みましょう。クレンジングでしっかりと汚れを落とした後に、化粧水、乳液、美容液を正しい順番でつけます。また、なるべく乾燥は防ぎたいので保湿力が高いタイプを使うようにしましょう。タオルや寝具などと同様に清潔な道具を使うことも忘れないようにしましょう。

肌荒れの治し方【体の中から】

ベッドで背伸びをしている女性

肌荒れは外側からの刺激などだけではなく、体の中の問題からも引き起こされている可能性があるので、以下の2つを守り体の中からもケアしていきましょう。

  • 内臓の負担を減少させる
  • サプリで栄養補給

腸や肝臓などの内臓に負担がかかると、血流にのって不要な有害物質が肌のターンオーバーの邪魔をしたり、腸や肝臓に負担がかかると体の中の代謝サイクルや解毒サイクルがおかしくなり、正しく栄養を補給できなかったり、有害物質を解毒できず、肌荒れにつながります。

リズムを崩してしまった体内に素早く必要な栄養を補給するためにはサプリがおすすめです。足りない栄養や内臓の負担で正しく摂取できなかった栄養はなるべくサプリで補給するようにしましょう。

肌荒れの治し方【外的原因を無くす】

盾を持っている人

肌荒れを治すには毎日の生活における外的要因を1つでも無くすことが必要です。最低でも以下にあげた3つの対処は行うようにしましょう。

  • 紫外線対策は念入りに
  • 化学物質などの外的な刺激を除去
  • 花粉季節は花粉に注意

まずは肌荒れの原因である乾燥も引き起こす紫外線対策です。紫外線は肌荒れを引き起こしたり、乾燥を引き起こしたりとあらゆる肌荒れにつながる問題を引き起こすので日頃からUVケアは行うようにしましょう。

また、柔軟剤などの生活において触れる外的刺激においても自分の肌と合っているかをチェックして使うようにしましょう。化学繊維や清潔であるかなど、身につけるものにも注意をしておくことも忘れないようにしましょう。

さらに花粉症や大気汚染などのように空気からやってくる外的刺激にもマスクや内服薬などを用いてアレルギーを引き起こさないような対処も必要です。

肌荒れの原因に応じて対策を行う

綺麗な女性

いかがでしたでしょうか?ここにあげたように肌荒れを引き起こす原因は1つではありません。無数に原因は存在し、また1つだけではなく複数の原因が絡んで肌荒れやニキビなどを引き起こします。

ただし、これらの原因を1つずつ排除していくことで肌荒れは引き起こされないようになっていきますので、なんとなくケアしていくのではなく原因に1つずつ対処していきましょう。

また乾燥肌かアトピーか分からない場合が多いようです。

  • 乾燥肌・・・肌が乾燥しており、皮膚を保護する皮脂や水分が不足している
  • アトピー・・・アレルギー体質で起きている

どちらも痒みをともなうので、乾燥肌だと思って放ったらかしていたらアトピーだったという人もいるくらいなので、自分で判断せずに症状が長く続くようでしたら皮膚科などで医師の診察を受けましょう。アトピーは保湿などを行なっているだけでは改善しないので専門の治療を行いましょう。

いずれにしろ皮膚の乾燥などがある場合には放っておかず、すぐに生活習慣やスキンケアによる改善活動を行い対処しましょう。上手くいかない場合や改善が見られない場合には自己判断せずに皮膚科などを受診することをおすすめします。

ABOUTこの記事の監修者

山下 真理子

美容クリニック医師
専門学校講師
《経歴》
岡山県出身。京都府立医科大学卒業後、医師に。医師だけではなく、活動の場は幅広く、美容医療や予防医学、栄養学に携わり、各地で講演会を行う。大阪市内の美容クリニックに勤務しながら、専門学校で講師を勤めるなど、教育活動にも尽力している。学生時代より雑誌やTVでの活動も続けており、関西を中心にタレント活動やモデル活動も行っている。 また、保護犬保護猫活動家でもあり、預かりボランティアなど保護犬保護猫の啓もう活動も行う。