おでこのブツブツ肌荒れの原因は2種類あった!両方とも解消する方法

ブツブツ、ニキビなどおでこの肌が荒れていると、せっかくのメイクも台無しですね。おでこの肌荒れは、スキンケアの仕方だけでなく、生活習慣に問題があったり、体の中にも不調が隠れているかもしれません。キメの整ったきれいでツヤのあるおでこになるために、気をつけておくべきポイントを体の内部、外部に分けて調べてみました。

おでこの肌荒れの原因

おでこが肌荒れしてしまう原因は、どのような理由があるのでしょうか。ニキビやブツブツなどができやすいおでこですが、体の中に原因がある場合と、生活環境や自分自身の習慣などに問題がある場合が考えられます。

おでこの肌荒れの内部原因

上を向いて見え売女性

内臓の疲れや異常

女性ホルモンのバランスの乱れによっても、おでこのブツブツは現れます。

皮脂腺の機能が活発になってしまうと、皮脂が過剰に分泌されることで、ニキビやブツブツのできやすい状態になります。

また、ストレスや体の疲れが溜まっていると、胃腸などの消化器官の働きが弱まっておでこに肌トラブルが出てしまう可能性もあります。

紫外線

太陽のイラスト

紫外線による肌荒れにのひとつに、肌の乾燥があげられます。おでこは皮脂が多いので、あまり乾燥が気になる箇所ではありませんが、保湿が十分出ない場合、紫外線ダメージを受けてカラカラに乾燥してしまいます。

乾燥した肌は、皮脂をたくさん出そうとし、その結果として毛穴が詰まってしまい、ブツブツやニキビになってしまうのです。

ニキビは皮脂の多い油っぽい肌にできるイメージですが、実は乾燥が原因だったということも少なくありません。
紫外線がお肌に与えるダメージはとても大きいので、おでこの保湿をしっかりとするようにしましょう。

生活習慣の乱れ

睡眠不足やバランスの悪い偏った食生活なども、おでこの肌荒れの原因となります。ニキビやブツブツの場合、腸内環境の悪さからの影響はとても大きいので、一度見直してみることも大切です。

特に注意したいのが便秘です。4日以上お通じがない場合は、善玉菌を増やすための食事やサプリメントなどの改善策が必要です。

間違ったスキンケア

驚いている女性
おでこは皮脂が出て、夕方にはテカリが気になることもありますね。
メイクの崩れやベタつきが不快なので、あぶらとり紙でこまめに皮脂をとってしまいがちです。

また、おでこのスキンケアは、ベタつかないよう化粧水だけですませていることはありませんか?これらの習慣は、おでこの肌をどんどん乾燥させてしまう原因となります。

あぶらとり紙は使用せず、皮脂はティッシュで抑え、乳液やさっぱりしたクリームなどで仕上げるようにしましょう。

ストレス

ストレスは万病のもとというように、肌荒れもストレスが原因でおこります。精神的に緊張した状態が続くと、自律神経のバランスが乱れ、ホルモンのバランスにも影響します。

また、体がこわばっていると血流も悪くなり、首や肩がこりやすくなります。お肌への栄養は血流に乗って運ばれてくるため、血流の滞った体は冷えや肌荒れを起こしやすくなるのです。

乾燥

おでこの肌のバリア機能が低下することで、お肌の表面に潤いを保持する機能が衰えてしまいます。バリア機能の落ちた肌は、乾燥が深刻化し、角質が厚くなったり、毛穴が詰まりやすくなることでブツブツやニキビができやすくなります。

先ほど、紫外線のところでもご説明しましたが、乾燥が原因でもニキビはできてしまいます。

おでこの肌荒れの外部原因

鏡を見ている女性

洗顔料・シャンプーのすすぎ残し

おでこの生え際にブツブツや吹き出物が多くみられるときは、シャンプーや洗顔料のすすぎ残しがあるのかもしれません。生え際からこめかみ辺りまで、しっかりと隅々までよくすすぐよう、気をつけましょう。

寝具に問題があるかも

寝ている間にはコップ一杯の汗をかくというように、睡眠中の私たちの体は、新陳代謝によってたくさんの皮脂が分泌されます。

顔の皮脂が直接付着しているのは、枕です。夜のスキンケアのクリームと皮脂が混ざって、枕カバーは雑菌が繁殖しやすい状態になっています。

おでこに前髪があたっている

前髪がおでこにかかる髪型をしていると、おでこの肌トラブルが出やすくなります。皮脂分泌が多いおでこに前髪が触れることで、毛先が肌を刺激してトラブルが起きやすくなるのです。

また髪の毛には汗やホコリが付着しているため、おでこの皮脂とふれることで雑菌が出やすい状態になります。

メイク道具が不衛生

メイク道具枕と同様に、メイク道具にも皮脂が付くことで雑菌が繁殖しやすくなります。
さらに雑菌のついたメイク道具を使用してしまうと、肌の上でも繁殖してしまい、毛穴の炎症などのトラブルの元になります。

スポンジ、ブラシなど直接肌に触れるメイク道具は、清潔な状態にお手入れしておくことが大切です。

おでこの肌荒れを改善するためには

おでこの肌荒れの原因に、思い当たるところはありましたか?
ここからは具体的に、おでこのニキビを改善するためにできることをご紹介します。今日からできることばかりですので、ぜひ自宅に帰ったら始めてみてください。

おでこの肌荒れへの内部対策

クリームをとっている女性まずはおでこの肌のお手入れ方法や、体の中からきれいになるインナービューティについてみていきましょう。

まずは保湿!

おでこの肌を触った感じでは、ガサガサと乾燥が目立ってくる箇所ではありませんが、深層部が乾いたインナードライになっている可能性があります。
乾燥による皮脂分泌が原因としたら、やはり大切なのは保湿でしょう。
化粧水、美容液、乳液、クリームが基本のスキンケアです。
クリームまでつけるとベタついて重いと感じるかもしれませんが、季節によって衣替えをするように、スキンケアも季節にあったものを使うことが大切です。
夏はさっぱりとした質感のもの、冬は油分の多めのものなど、気候に合わせて使い分けましょう。
化粧水だけで仕上げてしまわずに、おでこにも潤いを与え、最後は油分で蓋をするようにしましょう。

睡眠時間は規則正しく

寝る
睡眠不足の翌朝、肌の調子がガックリと落ちてしまったという経験があると思います。睡眠とお肌の健康状態には、とても密接な関わりがあります。良い睡眠をとるためには、就寝時間にも気をつける必要があります。

夜中起きていて明け方に寝るのと、しっかりと早寝早起きをするのでは、同じ睡眠時間でも体調への影響が変わってきます。お肌のトラブルを修復する作用のある成長ホルモンは、寝始めの状態で分泌されます。これは体内時計にも関係があり、夜10時から夜中の2時あたりまでに多く分泌されることがわかっています。

生活リズムを整え、毎日同じ時間に早寝早起きをすることが大切なのです。

シャワーじゃなくて湯船につかる

お風呂に入る
お風呂はシャワーですませず、できればゆっくりと時間をかけて湯船に浸かりましょう。
ぬるめのお湯でも半身浴を15分ほどすると、首やおでこから汗が出始めます。普段エアコンのきいたオフィスや室内にいることが多いと、体の芯が冷えてしまい、シャワーだけでは体が十分に温まりません。湯船にしっかりと浸かることで、血流が良くなり、肌のターンオーバーも促進されるので新陳代謝もアップします。

栄養バランスに気をつけて食事を行う

脂っこい食事は避け、できるだけ健康的な食生活を送ることが基本です。お弁当やファストフード、外食よりは家で作った和食の方が、体の中から健康的になることができます。

お米を主食として、一汁三菜が理想的です。「まごわやさしい」という言葉を聞いたことがありますか?
まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いものそれぞれ頭文字を繋げたものです。毎日摂取したい7つの食材ですので、凝ったレシピではなくても手軽に調理して毎日いただくことが大切です。

便秘にならないよう十分に気を配り、乳酸菌や食物繊維など、善玉菌を増やす食事を意識して、適度な運動も取り入れていきましょう。

おでこの肌荒れへの外部対策

メイク道具

寝具やメイク道具を清潔に保つ

枕カバーはこまめに取り替えるか、枕にタオルを敷いて毎日清潔にしましょう。
また天気の良い日は、こまめに枕を干して、衛生状態に気を配ることも大切です。パフは、使い捨てのものを使うとよいでしょう。

使い回すものはメイク道具専用の洗剤、またはクレンジングで洗うことできれいに落ちます。生乾きの状態では雑菌が繁殖してしまうので、しっかりと乾燥させることも忘れずに。

紫外線へのケアを行う

日焼け止め外出時はおでこにも必ず日焼け止めを塗りましょう。おでこや鼻は、顔の中でも日焼けしやすい箇所です。
日焼け止めは、洗顔だけでは落ちないので、クレンジングでしっかり落とすことも覚えておきたいポイントです。

前髪をまとめる

女性の前髪はとてもチャーミングなポイントでもあるのですが、おでこの肌トラブルがある間は、ピンでとめるなど髪が肌に触れないようなアレンジが必要です。
外出時は斜めに流したり、分け目をつけるなどの工夫をし、おでこに前髪がぴったりとついてしまうのを避けましょう。

綺麗なおでこを目指すには

鏡を見ている女性美肌の持ち主は、ツヤと光沢のあるおでこがとても魅力的です。
ブツブツやニキビ、荒れている肌はキメが荒く肌にツヤがありません。
肌は乾燥対策などのお手入れ状態の善し悪しはもちろんですが、体調によっても大きく左右されます。
食生活の改善や、睡眠、運動などの生活リズムを整えて、体質改善をすることで肌質の変化を実感してください。
体質改善の結果、肌状態の変化が目に見えて現れるのには少し時間がかかります。肌に現れるのは最後なので、まずは腸内環境など体の中からきれいにすることから始めましょう。