あなたは「かかと」に自信がありますか?冬は暖房で乾燥したり、夏はサンダルを履くときに気になったり、体のパーツの中でも「かかと」は「乾燥して気になる!」と思うことが意外と多いです。
ガサガサしたりひび割れたりして「かかと」を気にしている人に向けて、おすすめのクリームをランキング形式でご紹介いたします!
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かかとがガサガサ乾燥する原因と保湿ケア
試しにあなたのかかとを触ってみてください。明らかに顔の皮膚より分厚く、ガサガサしていませんか?人の皮膚は1枚の皮でつながっていますが、部分によって働きが違うのでやはり質感も異なります。
例えば顔の皮膚は0.02ミリの薄さであるのに比べて、かかとは最大で5ミリもの厚さがあります。人は二足歩行ですから、かかとを含めた足の裏全体ですべての体重を支えるという働きがあり、その影響で皮膚も分厚くなっています。
皮膚が分厚いということは「ターンオーバー」が遅いので、かかとは古い角質が蓄積されやすいのです。加えてかかとには皮膚のバリア機能に必要な「皮脂腺」がないので、実は体の中でも特に乾燥しやすくなっています。
かかとの保湿ケアは保湿クリームが有効的
前述したようにかかとには皮脂腺がなく、「皮脂」を分泌できません。つまり、かかとをケアするためには「保湿クリーム」を塗って外側から栄養を与えてあげるほかありません。
保湿クリームには主に4つのタイプがあり、油分・尿素・ビタミン・美容成分が入ったクリームに大別されます。しっとりさせたいなら油分が多めのクリームがおすすめですし、あまりに分厚く硬化したかかとには「尿素」が効果的です。
「ビタミン」の働きでかかとの血行をよくするとひび割れに効果的ですし、独自の「美容成分」を配合しているクリームもあります。それぞれで分けてランキングしましたので、ぜひ参考になさってくださいね!
かかとの保湿クリームランキング
それでは、タイプ別にかかとの保湿クリームをランキング形式でご紹介いたします。保湿クリームを使って「ラップパック」をしてあげるとさらに効果がアップしますよ!詳しくは後述しますので、参考になさってくださいね。
乾燥が気になる方には「油分」配合のものを
乾燥が気になる方には油分が配合されたかかとクリームがおすすめです。
第1位 なめらかかと スティック
- おすすめポイント:オリーブオイルやスクワランといった油分をスティック状にしているかかとクリームです。スティックを繰り出して直接かかとに塗れますので、「手を汚さずに手軽にかかとを保湿したい」という方におすすめです。
- 成分:スクワラン、オリーブオイル、ワセリン、ミツロウ、米ぬか油など
第2位 ベビーフット ゼラニウムの香り
- おすすめポイント:フットケアグッズで人気のある「ベビーフット」が販売しているかかとの保湿クリームで、保湿力の高い「シアバター」が配合されています。保湿力がありながらもさらっとした仕上がりがお好きな方におすすめです。
- 成分:シアバター、ビタミンE、セイヨウニワトコ花エキス
第3位 ソンバーユ 無香料
- おすすめポイント:馬油100%を使って作られた保湿クリームで、油臭が少なく顔にも使えるクリームです。馬は上級と言われる熊本の国産馬だけを使用しています。無香料なので、香りが苦手な方にもおすすめのクリームです。付けた後はべたつきますので、靴下をはくことをおすすめします。
- 成分:馬油100%
ひび割れかかとには「尿素」配合がおすすめ
ひび割れるほど乾燥が進んだかかとには、角質を柔らかくする「尿素」配合の保湿クリームがおすすめです。
第1位 メンタームU20クリーム
- おすすめポイント:尿素が20%配合された保湿クリームです。尿素以外にも、肌荒れを改善する「グリチルリチン酸ニカリウム」や、血行を促進する「ビタミンE」も配合されています。かかとの乾燥が進行して、黒ずみやざらつきが出ている部分におすすめです。
- 成分:尿素(20%)、ビタミンE、グリチルリチン酸ニカリウム
第2位 TO-PLAN かかとクリーム 尿素配合クリーム
- おすすめポイント:こちらのかかとクリームも尿素が20%配合されているので、かかとの硬くなった角質を柔らかくしてくれます。さらに、米胚芽油やアロエエキス、スクワランといった保湿成分もしっかり配合していますので、保湿力も期待できます。
- 成分:尿素(20%)、アロエベラエキス、ミネラルオイル、米胚芽油、スクワラン、ホホバオイル
第3位 尿素10% クリーム 100g資生堂
- おすすめポイント:こちらは尿素が10%配合されています。ちなみに私は冬になると毎年この資生堂の尿素クリームを愛用しています。クリームをたっぷりつけて靴下をはいておけば、しっとりしたかかとに生まれ変わりますよ!
- 成分:尿素(10%)、グリチルリチン酸ニカリウム、ヒアルロン酸、ナトリウム、スクワラン
血行を促進するビタミン成分のクリーム
冷えやひび割れにお悩みの方はビタミンが配合されたクリームがおすすめです。傷にしみないので、痛みをともなうあかびれやひび割れにもおすすめです。
第1位 メンソレータム ビタミンクリーム
- おすすめポイント:肌荒れを改善するために、血行を促進する「ビタミンE誘導体」と「ビタミンB2」の2つの栄養を配合しています。また、オレンジ色の粒状になった「ビタミンC誘導体」がかかとに潤いを与えてくれます。
- 成分:ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB6、植物性コラーゲン(カロットエキス)
第2位 オリヂナル フットクリームC
- おすすめポイント:ビタミンEとビタミンC誘導体が配合されています。また、アロエエキスも配合されていますので、Wの効果で乾燥によるかかとのひびやあかぎれ、肌荒れなどを改善してくれる薬用の保湿クリームです。
- 成分:ビタミンE、ビタミンC、アロエエキス、ワセリン、スクワラン
第3位 ユースキンA かかとケアセット
- おすすめポイント:ビタミンB2やビタミンEが配合されたユースキンは、ハンドクリームとしてロングセラー商品になっています。かかとケアセットは専用の靴下がついているので、お風呂上りに手軽にケアできます。
- 成分:ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンC、ヒアルロン酸、グリチルレチン酸、グリセリン
美容成分が入っているものでツルツルかかとに
独自の美容成分で、かかとをツルツルにしてくれるグッズもご紹介いたします。
第1位 サロンフット もっちり保湿美容液
- おすすめポイント:さらっとしたジェルタイプのかかとクリームで、レモンハーブのさわやかな香りです。尿素以外に、ヒアルロン酸や天然のココナッツオイルをはじめ12種類の美容液成分が配合されています。「かかとの保湿はしたいけれどべたつくのはいやだ」という方におすすめです。
- 成分:ヒアルロン酸、天然ココナッツオイル、ビタミンC誘導体、リピジュア
第2位 ドクターショール 足の保湿美容液
- おすすめポイント:かかとの角質ケアをした後に使うために作られた保湿美容液です。グリーンキャビアエキスという保湿剤が配合されており、乾燥したかかとを保湿してくれます。
- 成分:グリーンキャビアエキス、ヒアルロン酸、クエン酸、クビレヅタエキス
第3位 かかとつるつるクリーム
- おすすめポイント:尿素をはじめ、海洋性のコラーゲンが配合された保湿クリームです。鉱物油を使わず、無香料無着色なので「安心安全な保湿クリームがいい」という方にもおすすめです。
- 成分:尿素、海洋性コラーゲン
ラップでかかとの保湿効果アップ
「かかとの乾燥がひどくて、集中的にケアしたい!」という方は、保湿クリームを塗った後にキッチン用品の「ラップ」をかかとにかぶせるとさらに保湿効果がアップします。
ラップはエステでも使われることが多く「密閉性」が高まるので角質がやわらかくなり、保湿クリームがさらによく浸透するようになるのです。
ラップする前に準備するもの
ラップをかぶせるのはかかとの保湿ケアがすべて終わったあとなので、一番いいタイミングは「お風呂上り」です。かかともきれいですし、なおかつ体温が高いので保湿クリームも浸透しやすい状態になっています。
用意するものは:
- ラップ
- 保湿クリーム
- 靴下
保湿クリームは、硬くて分厚くなったかかとにお悩みなら「尿素配合」タイプがおすすめです。靴下は、ラップがずれるのが気になるときに使います。
ラップする手順
かかとのスペシャルケアからラップパックで保湿するまでの手順をご紹介いたします。
手順
- まずはお風呂でかかとの角質を除去する。軽石やかかと用の角質ケアグッズで優しく落としていく。この時、湯船につかってかかとの角質がやわらかくなっていればベターです。
- お風呂から上がったらかかとの水分をタオルで抑えて、保湿クリームをいつもより少し厚めに塗布する。
- ラップをかかと部分に巻き付ける。ぐるっと一周するように巻いたら靴下をはく。
- ③の状態で寝る。
暑い季節や、「どうしてもラップを巻いたままだと気になって眠れない」という方は、最低でも10分程度ラップパックをするだけでも効果はあります。また、靴下のつま先部分だけはさみで切ると、圧迫感がなくなっておすすめですよ。
ラップした後にも保湿ケア
朝起きたときか、10分以上経過したらかかとのラップをはがします。そのあとに保湿クリームをもう一度塗ると、さらに保湿効果がアップしますよ!もしラップをはがした後にクリームがたくさん残っていたら、重ね塗りせずにタオルやティッシュでオフするだけでいいでしょう。
そのあとラップをかぶせる必要はないので、靴下をはくだけでOKです。
足の冷えには靴下が必須
冬になると足の冷えがなかなか取れない女性は多くいらっしゃいます。足は心臓から一番遠くにあるので血流も鈍りやすく、上半身に比べると下半身は5度近く体温が低くなるといわれています。
血行が悪くなると冷えるだけではなく、お肌のターンオーバーもさらに遅くなってしまいます。そんな時におすすめなのが、靴下を重ねて履く「冷え取り健康法」です。タレントさんも生活習慣に取り入れていることから話題になりましたが、4枚の靴下を一度に着用していきます。
2枚目 ウールまたは木綿の5本指の靴下
3枚目 シルクの靴下(5本指ではなく普通タイプ)
4枚目 ウールまたは木綿の靴下(5本指ではなく普通タイプ)
1枚目には「シルク」の靴下をはきますが、シルクにはお肌をしっとりさせる保湿効果がありますので血行促進との相乗効果でさらにかかとが保湿されますよ。
もちろん靴下を4枚はいて靴を履くのは難しいですから、睡眠中に実践してみてください。「4枚も靴下を準備するのが大変」という方は、冷え取りに必要な靴下を4枚セットで販売している商品もあります。ぜひ試してみてください。
実はデリケートなかかと!スペシャルケアでつるつるのかかとを手に入れる
かかとを保湿する方法やおすすめのクリームをご紹介しました。かかとはただ単に「乾燥しやすい」部分と思われがちですが、実は皮脂腺がないために乾燥しやすく、心臓から遠いため血流も届きにくいデリケートな部分です。
正しいお手入れをして、夏でも冬でもしっとりつるつるのかかとでいたいものですね!この記事が参考になれば幸いです。