肥満の原因の以外な落とし穴!肥満になる原因恐怖の7選

LIL 編集部

「私は肥満なの?どうして肥満になるの?」

私は暴食しないから肥満にならない、なんて思っていないですか?食べ過ぎ以外にも、実は肥満になる原因はあなたの周りにあふれています。

肥満はさまざまな病気のきっかけになりやすく、日ごろから注意が必要です。今回は、肥満になる原因・改善・予防法についてご紹介します。肥満に悩んでいる人も、肥満なんて関係ないと思っている人もぜひお読みください。

私は肥満なの?肥満の診断3選

体重による診断

肥満とは、脂肪がたくさん蓄積された状態です。肥満度の測定としてもっとも有名な測り方はBMI(ボディマスインデックス=肥満指数)です。計算してみたことがある人も多いのではないでしょうか。

BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

で算出されます。肥満度の判定方法は、

18.5未満:低体重

18.5以上25.0未満:標準

25.0以上30.0未満:肥満(1度)

30.0以上35.0未満:肥満(2度)

35.0以上40.0未満:肥満(3度)

40.0以上:肥満(4度)

とされています。BMIは世界共通の計算式ですが、肥満の判断基準は各国でばらつきがあります。日本の場合、女性は21.0が理想値とされています。理想値に近ければ近いほど、統計学的に病気になりにくいと言われています。

体脂肪による診断

体脂肪率でも判断できます。

体脂肪率(%)=体脂肪(Kg)÷体重(Kg)×100

女性の場合は、以下の判定方法です。

  • ~19.9% :痩せ
  • 20.0~24.9%:適正
  • 25.0~29.9%:軽い肥満
  • 30.0%~ :肥満

つまり、体脂肪の重さがわからなければ体脂肪率を算出することは難しいです。体脂肪率が測れる体重計があれば、その体重計を使いましょう。

腹部肥満

女性の場合、お腹周りが90センチ以上で腹部肥満と診断されます。もし90センチ以下だったとしても、ウエストのサイズが身長の半分を超えていれば内臓脂肪が付きすぎていると判断されます。

お腹周りとはお腹の一番細い部分ではなく、おへそ回りのサイズで測定します。

肥満の原因7選

肥満の原因1・食事を抜く

ダイエットの基本は摂取カロリーを減らすことですが、食事自体は3食きちんと食べるべきです。特に朝ご飯を抜く人が多いですが、食事を抜くことは肥満の原因になります。

人間の体は、餓死しないように脂肪を溜めこむ仕組みがあります。朝ご飯を抜くと脳が餓死による危機感を察知して、脂肪を溜めこもうとしてしまい逆効果になります。

肥満の原因2・バランスの悪い食事

高カロリーな揚げ物や菓子パンなどは肥満の原因になります。塩分や糖分・糖質に偏った食事も肥満の原因になります。

炭水化物以外にも、たんぱく質やビタミン、ミネラルといった体に必要な栄養素をバランスよく食べていれば肥満になりにくいです。栄養バランスと摂取カロリーを意識しましょう。

 肥満の原因3・暴飲暴食

ストレスが溜まると、つい暴飲暴食してしまうことはありませんか?暴飲暴食は肥満の原因だけではなく、脂肪が肝臓にたまることで脂肪肝になるリスクが高まります。

ストレスは自律神経である交感神経の機能を低下させます。交感神経は脂肪の燃焼・代謝などをつかさどっているので、低下することで脂肪が落ちにくくなります。

また、ストレスを感じると体はコルチゾールという物質を多く分泌してしまい、その影響で食欲の抑制が効かなくなってしまうのです。

肥満の原因4・運動不足

多くの人がパソコンで仕事をするようになり、デスクワーク中心の人が増えました。肉体を動かす仕事なら働くだけでどんどん体が鍛えられて肥満になりにくいのですが、1日中座ったままだとカロリーがあまり消費されず肥満の原因となります。

自発的に運動しなければ運動不足は免れない世の中になっているのです。

肥満の原因5・世の中が便利になった

バリアフリー化が進み、階段しかなかった駅構内にもエレベーターやエスカレーターが設置されています。楽だからとついついエスカレーターに乗り、交通の便が悪いところは車で行き、最近は食材もネットスーパーで注文するので買い物に行かない…という生活になっていませんか?

あらゆるものが便利になってきたために、体を動かさなくても生活できるようになりました。この便利な世の中も肥満の原因と言えるでしょう。

肥満の原因6・睡眠不足

睡眠不足も肥満の原因になります。起きていればその分消費カロリーが上がって肥満にならないと思いがちですが、実は逆効果です。

まず、良質な睡眠は成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンは脂肪燃焼効果があります。良質な睡眠とは、深い眠りの事です。つまり、長時間寝ていても深く眠れていなければ成長ホルモンは分泌されず、脂肪が燃焼されません。

身体は睡眠不足でも危機感を感じます。すると、食事を抜いた時と同じように体が体脂肪をため込もうとします。

また、夜更かしして夜食やおやつを食べてしまうことも肥満の原因の一つです。寝る直前に食べたものはエネルギーが消費されず、よりいっそう脂肪が蓄積されてしまいます。

肥満の原因7・遺伝と家族の生活習慣や環境

肥満は遺伝すると聞いたことはありませんか?体に脂肪を溜めこもうとする遺伝子のことを肥満遺伝子と言いますが、今までの研究で50個以上の遺伝子が発見されています。

人間の体が長い歴史の間で強く恐れていたものは「飢餓」ですから、食料が十分に手に入らなかった時代にはこの肥満遺伝子が命の存続に必要なものでした。ですが、十分な食べ物が手に入るようになった今では単に太りやすい体質となってしまいました。

遺伝子が肥満の原因になりやすいことは事実ですが、肥満遺伝子がなくても食生活や生活習慣が乱れれば肥満になります。

肥満の原因は遺伝が3割、生活習慣や環境が7割と言われていますので、家族に肥満の人が多くても落ち込む必要はありません。自分の遺伝子を調べるキットもありますので、気になる方は一度調べてみるといいでしょう。

肥満を予防する

食生活の改善

油っこい物や塩分の高い食事はまず避けましょう。5大栄養素と言われる、糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルを積極的に摂るようにしましょう。

最近は糖質オフの食事が人気ですが、糖質も必要な栄養素の1つです。主食である白米や麺は、食べ過ぎに気を付ける程度でいいでしょう。

ストレスを溜めない

ストレス太りという言葉もありますが、女性は特にストレスによる暴飲暴食から肥満になりやすいです。逆に男性は、ストレスが少ないほうが太りやすいと言われています。

ストレスによって摂取するエネルギーが増えることも事実ですが、大きすぎるストレスはエネルギー消費の妨げになってしまいます。エネルギーが消費されにくくなり、さらに暴飲暴食してしまうとなると、肥満の原因にならないわけがありません。

ストレス社会と言われるほど、現代人はストレスが溜まりやすいです。自分なりのストレス解消法が見つからない場合は、まずは1日何もせずぼーっとしてみましょう。別の日に1日忙しく動き回ってみて、どちらがすっきりするか試してみましょう。これで、自分のストレス解消の傾向がつかめます。

脂肪がつきにくい生活へ

肥満を解消するには、脂肪が付きにくい生活習慣に変えることが大事です。例えば早寝早起きをして、規則正しい生活リズムを意識することです。夜10時~2時の間に成長ホルモンが多く分泌されますので、その間に眠ることで脂肪も燃焼されやすくなります。

また、お水をたくさん飲んで代謝が下がらないようにしましょう。水分不足は便秘にもつながります。用事がないのにコンビニやスーパーに行くことも危険です。

空腹時に行ってしまうとついついお菓子などを買ってしまいます。ダイエットに成功した人は、コンビニやスーパーに用がないと行かないという人が多いです。

検診をうける

検診とは病気がないか確認するために行うものです、代表的な検診にがん検診があります。予防医学に当たるので、健康な人が定期的に受けるものです。

肥満がよくないとされるのは見た目ではなく、高血圧症などの病気を誘発しやすいことにあります。検診の際に体重や血圧などを細かく診てもらえますので、オーバーしている場合は医師の指導に従って改善していきましょう。

飲酒喫煙を控える

健康で長生きしたいなら、お酒やたばこはほどほどにしましょう。特に女性は、喫煙者の方が肥満になる傾向があります。理由はさまざまですが、喫煙で男性ホルモンが刺激されることによって内臓脂肪型の肥満になりやすいと言われています。

健康意識が低い人や運動不足の人が多いことも挙げられます。喫煙は体内のビタミンCも奪ってしまうので、お肌にもよくありません。

飲酒によるアルコール摂取も肥満の元です。アルコールの飲みすぎは中性脂肪を増やしてしまいますし、食欲増進作用もあります。おつまみには塩分や脂質が高い食品が多く、飲みすぎて気が大きくなると食べ過ぎにもつながります。

お酒もたばこもほどほどにして、体をいたわるようにしましょう。

肥満になってしまったら?

肥満外来へ

肥満に悩んでいるけれど自分ではどうダイエットしたらいいかわからない方に向けて、肥満外来(ダイエット外来)という医療機関があります。BMIの値が35以上の高肥満の方や、高血圧・高脂血症といった生活習慣病の診断がついている人におすすめです。

体重や血液などのメディカルチェックから始まり、医師がその人に合ったダイエットを指導してくれます。医師以外にも薬剤師や栄養士の方が徹底的に医学的サポートをしてくれるので、無理なくダイエットできます。

東京にも大阪にも肥満外来はありますし、フリーダイヤルの無料相談もあります。ご興味のある方はぜひ一度相談してみることをおすすめします。

生活習慣の見直し

運動

今まで避けていた階段を積極的に使ったり、日常生活の中で20分以上の有酸素運動を取り入れることから始めてみましょう。

有酸素運動は、息切れするほど激しい運動をする必要はありません。天気のいい日はウォーキングをして、雨が降ったら家の中でヨガやストレッチを行うなど身近な運動から始めてみましょう。

食生活

お菓子や菓子パンを食べる習慣があれば、控えることから始めましょう。完全にストップするのがどうしても辛いなら、徐々に量を減らします。

お菓子はスナック菓子やチョコレートではなく、栄養も摂れるナッツに置き換えてみましょう。甘い物が好きなら、ダイエット専用のクッキーやドライフルーツもおすすめです。

薬物療法

食事療法や運動でどうしても効果が現れない場合は、病院で肥満に有効なお薬を処方してもらうことも手段の1つです。

摂取エネルギーを抑制する薬と、消化エネルギーを増加させる薬に大別されます。食欲を抑える効果があるシブトラミン・フェンテルミンや、脂肪の吸収を抑えるオーリスタットなどがあります。

手術

減量手術と呼ばれ、大きくなっている胃の一部を切除して小さくする手術もあります。もちろん誰でもできるわけではなく、医師の判断で行われます。数年前までは日本では保険適用外だったので症例も少なかったのですが、腹腔鏡下スリーブ状胃切除術は最近日本でも保険が適用されるようになりました。

胃を小さくする手術なので、少ない食事量でも満足できるようになります。その結果、摂取カロリーが抑えられて減量していくという仕組みです。

肥満の原因は自分の意識で回避できる

いかがでしたでしょうか。肥満の原因と、予防方法についてご紹介しました。世の中が便利になればなるほど、体を動かす機会が減ってしまいます。ですが、それは自分の意識1つで改善することができるのです。

肥満は万病のもとです。「今日は階段を使おう」「今日はちょっと歩いてみよう」など、ささいなことを積み重ねていくといつの間にか生活習慣は変えられます。それでもどうしても減量が難しい場合は、1人で悩まず専門の医療機関に相談してみましょう。この記事が参考になれば幸いです。

ABOUTこの記事の監修

LIL 編集部

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