頭皮の保湿方法は様々?乾燥タイプ別おすすめシャンプー11選

「夜寝ようとしたら頭皮がかゆくて眠れない」

「頭皮を保湿するといいって聞いたけど、具体的な方法が知りたい」

と疑問を持っているあなたに、今回は頭皮を保湿する方法とおすすめのシャンプーをご紹介します。普段何気なく使っているシャンプーですが、もしかしたらあなたの頭皮に合っていなかったり、使い方が間違っていたりすることもあります。ただ何となく使う前に、まずはしっかりと確認しましょう。

頭皮が乾燥する原因

頭皮

頭皮の乾燥は、肌や髪と比べるのなかなか気にすることが少ないですよね。しかし、ツヤのある髪は頭皮から生まれるんです。つまり頭皮の乾燥は髪の毛にも大きなダメージを与えてしまい、かゆみやフケの原因になります。トラブルを防ぐためにも、頭皮の乾燥の原因を理解しておかねばなりません。

シャンプーが頭皮に合っていない

頭皮が乾燥する原因の代表例は、頭皮に合っていないシャンプーを使っていることです。なかでも多いのが「洗浄力の強いシャンプー」です。頭皮の汚れをごっそり落としてくれる洗浄力の強いシャンプーは、ときに頭皮に必要な皮脂まで奪ってしまうことがあります。そうするとさらなる乾燥を招いてしまうんです。

シャンプーのやりすぎ

爪を立てて頭皮をゴシゴシ洗っていませんか?これもNGです。強くシャンプーすればするほど頭皮がキレイになりそうなイメージですが、実は逆効果なんです。ただでさえデリケートな頭皮を自らの手で傷つけているようなものです。また1日に何回も洗うのもNG。1日1回、5分以内で洗いましょう。

高温のシャワー

シャワー

熱いシャワーで頭皮を洗うのも控えた方が良いです。高温でシャワーをすることで、実は皮脂が流れ落ちやすくなります。皮脂が落ちると当然ながら乾燥を招いてしまうので、たとえ気持ちよくても高温シャワーは控えるべきです。

紫外線

乾燥の原因のひとつに紫外線も挙げられます。「頭皮に紫外線?」と思うかもしれませんが、実は紫外線のダメージによって頭皮が乾燥し、かゆみやフケ、薄毛などのトラブルへと発展することもあるんです。基本的に浴びないようにするのが大切ですが、完全に紫外線をシャットアウトすることはできないので、浴びた場合はアフターケアが大切です。

乾燥対策方法

シャワー

髪に直接塗るオイルの使用

乾燥を防ぐために、髪に直接オイルを塗る方法があります。植物性または動物性のオイルを塗ることで髪表面をコーティングして、乾燥から守ります。オイルを使うことで髪が保護されるのはもちらん、ツヤツヤな髪を手に入れることもできます。一方で、オイルをつけすぎると髪がベタつきやすくなったり、ホコリがつきやすくなるデメリットもあります。

頭皮マッサージ

頭皮をマッサージすることで乾燥を防ぐことも可能です。そもそも髪がパサつきは、頭皮の血行不良が原因となっていることがあります。そこでマッサージをすることで血行を改善して頭皮の健康を保ちます。

頭皮マッサージの方法

  • 両手と指の腹を使い、頭全体を包み込む
  • 指の位置を徐々に変えながら、気持ちの良い箇所を揉みほぐす
  • グーの手にしてゴリゴリと動かす

ポイントは、指先だけで動かすのではなく肘を動かす意識で行うこと。そうすることでより広く、満遍なく均等な圧力で頭皮に刺激を与えることができます。

またセルフマッサージだけでなく、美容室でのヘッドスパもおすすめです。プロが優しく、あなたの髪を丁寧に労わりながらマッサージしてくれますよ。

低温で髪を乾かす

低温ドライヤーもおすすめ。文字通りドライヤーの温度を低くして髪を乾かします。低音ドライヤーと聞くと、低音だから髪を乾かす時間も長くなるイメージがありますが、実は逆なんです。普通のドライヤーよりも髪に近づけて乾かすことができるので、結果的に普通のドライヤーよりもよりも早く髪を乾かせます。髪を早く乾かせるぶん、髪へのダメージが軽減され乾燥対策のもなります。

保湿効果成分の含まれるシャンプー

シャンプー

頭皮ケアにはシャンプー選びが欠かせません。シャンプーは保湿効果の高い成分が含まれたものを選びましょう。また、シャンプーと言ってもアミノ酸シャンプーやオイル系シャンプーなど、様々な成分があります。数ある中から良質なものを選ぶためにも、しっかりと確認しておきましょう。

アミノ酸系シャンプー

まずおすすめしたいのが「アミノ酸系シャンプー」。成分と特徴はこちらです。

成分

  • ココイルグルタミン酸TE
  • グリシン
  • メチルアラニン

効果

アミノ酸成分がたっぷり含まれているので「洗浄力のやさしさ」が特徴です。肌にやさしいので敏感肌やアトピー肌の人でも安心して使えます。また頭皮に必要なうるおい成分をちゃんと残したまま洗浄してくれるのも魅力です。

オイル系シャンプー

続いて「オイル系シャンプー」の成分と効果はこちら。

成分

  • 植物オイルや天然オイル
  • アミノ酸
  • ベタイン
  • スルホコハク酸
  • ペリセア

効果

植物オイルや天然オイルがたっぷりと含まれたシャンプー。頭皮や髪の汚れをオイルで浮かせて落とします。髪への労わりはもちろん、保湿力や髪のボリュームを抑えてくれるのも魅力です。

オーガニックシャンプー

「オーガニックシャンプー」の成分と効果はこちらです。

成分

  • 植物成分
  • ラウロイルメチルアラニンNA
  • ココイルグルタミン酸

効果

オーガニックシャンプーは植物成分を原料として作られたシャンプーなのでとっても体にやさしいです。農薬や化学肥料に頼らず太陽や水、土など天然の恵みと有機肥料で栽培されたものが使われています。低刺激かつ洗浄力もあります。

ボタニカルシャンプー

続いて「ボタニカルシャンプー」の成分と効果はこちらです。

成分

  • ヒアルロン酸
  • 天然オイル
  • 海藻エキス

効果

言わずと知れた美容成分「ヒアルロン酸」をはじめ天然オイルや海藻エキスなどの天然由来の成分がたっぷり含まれています。洗浄力もやさしく、傷んだ髪をそっと包み込んでくれます。一方で、他のシャンプーと比べ洗浄力が弱いので、汚れが少し落ちにくくなります。

スカルプシャンプー

スカルプシャンプーの成分と効果はこちらです。

成分

  • アミノ酸系成分
  • 石鹸系の成分

効果

スカルプシャンプーは、頭皮環境のケアや頭皮の殺菌を目的として作られたシャンプーで、天然由来成分からできています。一方で一般的なシャンプーと比べて洗浄力がやや強めになっています。抜け毛や薄毛に抜群の効果を発揮しますが、洗いすぎると余分な皮脂が落ちやすくなるので注意が必要です。

乾燥しがちな頭皮を保湿できるおすすめシャンプー

まかないこすめ 椿油とガゴメ昆布のモコモコ泡 強く美しく導くシャンプー(しとやかな椿の香り)

ノンシリコンなのにきしまず、天然由来100%のきめ細やかなモコモコ泡がしっとりとツヤのある髪へと洗い上げます。
赤ちゃんから大人の方まで幅広く使用していただける低刺激で目にもしみにくい、優しい処方も特徴的なシャンプーです。

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アスタリフト スカルプフォーカス シャンプー


すこやかな肌を作らために、アスタキサンチン、ナノグリチルレチン酸といった保湿効果の高い成分がたっぷりと含まれたアミノ酸系シャンプーです。ふんわりとキメの細かい泡が特徴なので、髪や頭皮がムズムズする人にはおすすめです。頭皮の汚れをさっぱり落としてくれます。

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モーガンズ ノンシリコン アミノ酸ヘアシャンプー

髪をふんわりサラサラに仕上げてくれるのが特徴のアミノ酸系シャンプー。ヒアルロン酸やハチミツなどと保湿成分が含まれており、カサカサしやすい頭皮にうるおいを与えてくれます。ベタつきも少なく使いやすいです。

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BCオイルイノセンス オイルシャンプー


多くの美容院でも使われているオイルシャンプーが「BCオイルシャンプー」です。アルガンオイルがたっぷりと含まれているので保湿力は抜群。また洗浄力もやや強めになっていりので、頭皮の汚れを落としつつもうるおいを与えたい人にはピッタリです。

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msh YAEKAシャンプー


和漢植物エキス・オイルが配合され、髪と頭皮をやさしくケアしながら洗えるオイル系シャンプー。皮脂の分泌によって毛穴が詰まった頭皮をスッキリ洗い上げ、しっとりとした髪を作り上げてくれます。ココイルグルタミン酸TEAも含まれており、髪のコンディショニング効果も抜群。

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ジョンマスターオーガニック ラベンダーローズマリーシャンプー

アメリカ発のオーガニックブランドが、髪のダメージ修復に注目して開発したオーガニックシャンプー。頭皮の保湿力はもちろん、ローズマリーの香りが魅力です。シャンプー中にも、心地よいリラックスタイムを満喫できます。

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シンスボーテ オーガニックシャンプー

ヒアルロン酸の約10倍もの保湿力をもつ「サクラン」や「バオバブオイル」が含まれたシャンプー。100%天然由来なので頭皮と髪へのやさしさはトップクラスです。泡立ちの良さも魅力で、洗い上げもスッキリ。

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ミチルノプロフェッショナルVIIシャンプー

ミチルノプロフェッショナルVIIシャンプー

19種類もの植物エキスが配合されたボタニカルシャンプー。天然成分にとことんこだわっており、頭皮の保湿のみならず、髪のツヤ感や抜群の手触り感を与えます。カサカサ肌にたっぷりのうるおいを与え、まとまりのある髪に仕上げてくれます。

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ハーブガーデン

国産の天然ハーブを使ったボタニカルシャンプー。保湿力の高さがピカイチで、なめらかな髪を仕上げてくれる優れもの。髪にハリを与える大豆タンパクや、血行を良くするセンブリエキスが配合されているので、健康的な頭皮と髪を作り上げてくれます。

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haru 黒髪スカルプ・プロ


シリコンや合成ポリマーといった化学成分を一切使わずに開発されたスカルプシャンプー。天然ヤシ由来の成分が特徴で、必要な皮脂を残しつつも頭皮をスッキリと洗い上げてくれます。若々しくツヤツヤな髪へと仕上がります。

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U-MA ウーマシャンプー プレミアム

配合成分の多さが特徴的のスカルプシャンプー。頭皮ケア成分やヘアケア成分にプラスして、育毛効果も期待できる成分が多く含まれています。一方で、洗浄力がやや強いので少しだけ注意が必要です。

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頭皮の保湿には普段のシャンプーの仕方が重要

シャンプー

自分に合ったシャンプーを使うことも大切ですが、シャンプーの仕方もとても重要になってきます。洗い方が間違っていると逆に頭皮を傷つけてしまうこともあるので、しっかりと確認しておきましょう。

  • シャワー温度

シャワーの温度は35〜40度くらいが適切です。ときに熱いシャワーを浴びたくなりますが、頭皮にストレスを与えてしまいます。ほどよい温度でシャンプーしましょう。

  • シャンプーの量

シャンプーは1〜2プッシュが適量です。ショートヘアだと1プッシュでも大丈夫ですが、ロングになると足りなくなるので、自分の髪の長さや毛量に合った量を使いましょう。

  • 泡立て方

プッシュして手に取ったら、手のひらで軽く泡立てて、おでこの生え際と後頭部あたりから頭皮に伸ばしていきましょう。多方面からアプローチすることが大切です。

  • 洗い方

基本的には、皮膚を動かすようなイメージでマッサージしていきます。そうすることで頭皮の血行が良くなり、乾燥肌の改善へとつながります。また、いきなり髪にシャンプーをつけるのではなく、まずはお湯で髪を濡らしてからシャンプーしましょう。

  • 流し方

洗い残しがないようにしっかりとすすいでいきます。すすぎ残しがあると頭皮にダメージを与え、あらゆる頭皮トラブルを招きます。

  • シャンプーのタイミング

シャンプーは夜に行うのが良いでしょう。1日に何度もやると逆効果なので、寝る前のお風呂でしっかりと頭皮を洗い上げましょう。また「湯船に浸かった後」に洗うのが効果的です。湯船に浸かることで毛穴が開いて血行が良くなり、シャンプーの効果が発揮されやすくなります。

頭皮を保湿するのに重要なこと

自分にあった頭皮を保湿できるシャンプー選びが重要。

ヘアケア

頭皮の保湿方法とおすすめのシャンプーをご紹介しました。普段何気なく使っているシャンプーでも、実は頭皮にストレスを与えていることがあるんです。頭皮にうるおいを与えて肌の健康を維持するためにも、自分に合ったシャンプーを選びましょう。適切なシャンプーを使えば、フケやかゆみなどのあらゆる頭皮トラブルも改善されるはずです。今回ご紹介した方法と、おすすめのシャンプーをぜひ参考にしてみてくださいね。