髪の乾燥は今からでも対策できる。ヘアケア用品ベスト5ご紹介!

仕事で疲れた顔をふと鏡で見た時、「え、こんなに髪が乾燥していたの!?」と驚くことはありませんか?髪も顔の一部で、髪の乾燥がひどいとツヤもなくなって急に老けて見えてしまうものです。

お肌のケアだけではなく、髪の乾燥もケアしていきませんか?プルンとツヤのある髪は男女問わず若々しさがアップしますよ!髪の乾燥の原因や効果的な成分、おすすめのアイテムをご紹介します!

髪は通年乾燥している

ぼさぼさしている髪

特に髪の毛の乾燥を感じるのは「冬」だと思いますが、実は髪の毛は年中乾燥にさらされています。髪の毛は「紫外線」や「シャンプーのしすぎ」などでも乾燥してしまうからです。

ほかの季節でも髪が広がる人やパサつきを感じる人、髪が乾燥しやすい人は一年を通して髪の乾燥ケアが大事になってきます。冬以外も、ぜひ髪の毛をケアしてあげてください。

外からの乾燥

日差しを避けている女性

先ほどお話ししたように、「紫外線」によるダメージも髪の乾燥につながってしまいます。夏は顔や体に日焼け止めを塗っても、髪まで日焼け止めを毎日塗っている方は少ないのではないでしょうか?「たくさん日焼けして地肌が赤くなった」というときは、髪以外にも地肌が影響を受けています。皮脂の量が増えるので、最終的には髪の乾燥につながります。

もちろん、カラーリングやパーマのかけすぎでも髪は乾燥します。短い期間でカラーとパーマをしたときや、アイロン・コテを連続して使ったりすると「枝毛ができた」「毛先がぱさぱさする」と感じる方も多いのではないでしょうか。

内からの乾燥

食器と野菜

「パーマやカラーリングをしていないから、私の髪の毛は大丈夫」と思いがちですが、実は髪の乾燥は体の内側も影響してしまうのです。特に気を付けるべきなのは「栄養不足」です。髪の毛は「たんぱく質」から作られていますので、過度なダイエットで栄養不足に陥ると健康な髪も生えてきません。

血行も大事です。特に女性は生理やストレスで女性ホルモンが乱れて血行が悪くなりやすいです。結構不足は冷え性以外にも、健康な髪が作られず乾燥の原因につながります。

乾燥が原因で起こりうるダメージ

乾燥すると髪の表面にある「キューティクル」が剥がれ落ちてしまうので、「髪が広がる・うねる」といった症状がでやすくなり、ヘアスタイリングが大変になります。髪の「ツヤ感」も出ないですし、頭皮が乾燥すると「フケ」の原因にもなってしまいます。

パサパサ乾燥髪を改善する方法

毎日のシャンプーから見直す

シャンプーをしている女性

髪の乾燥を改善するには、まずは毎日行う「シャンプー」から見直してみましょう。

  1. シャンプー剤を見直す
    市販のシャンプーは洗浄力が高く、頭皮や髪に必要な皮脂まで落としてしまうものもあります。髪の毛の「ツヤ」の正体は、キューティクルと「適度な油分」です。頭皮の乾燥を感じたら、洗浄力が優しいシャンプーに変えてみましょう。
  2. シャワーの温度を見直す
    意外と多いのが、「40℃以上のシャワーでシャンプーをしている」という人です。汚れがすっきり落ちる気がしますが、①と同じで「皮脂の落としすぎ」で髪が乾燥します。顔も髪も、40℃以下の温度で行うようにしてみてください。

成分を知る

コラーゲンの効果

髪が乾燥しているということは、髪の毛の内側や外側がダメージをうけてボロボロになっている状態です。栄養を与えて補修してあげることで、乾燥が改善していきます。髪の乾燥を改善するには、以下の成分を与えるのが効果的です。

  1. ペリセア
  2. 加水分解コラーゲン
  3. エルカラクトン
  4. イソロイシン

ペリセアや加水分解コラーゲンは、髪の「内部」を補修してくれます。特にペリセアは一度髪につくとシャンプーでも落ちにくいので、持続して乾燥を防いでくれます。

また、アルギニンやイソロイシンといった成分は「保湿」効果があるので、乾燥を防いでくれます。エルカラクトンは熱に反応して結合力が上がる性質があり、ドライヤーによる乾燥も防いでくれます。

髪に「ツヤ感」を出したいときは、ホホバオイルなどの「植物オイル」がおすすめです。

自然乾燥は絶対NG

ドライヤーで髪を乾かしている女性

ドライヤーは熱風で髪を乾かしますから、「乾燥」につながります。だからといって、「ドライヤーを使わず自然乾燥のほうが髪にいいか」というと、実は自然乾燥のほうが髪にダメージを与えます。シャンプー後は手早くドライヤーで髪を乾かしてあげましょう。

髪の表面にある「キューティクル」はウロコのように貼りついて髪の毛を保護していますが、「濡れると開く(=バリア機能が低下する)」という性質があります。放置しておけば、タオルや服との摩擦でキューティクルがはがれて髪が乾燥してしまいます。

ドライヤーは、正しい使い方をすれば髪の乾燥に直結することはありません。

  • ドライヤーと髪は20センチ以上離す
  • 毛先ではなく、頭皮と根本を中心に乾かす

というポイントを押さえて使ってみてください。また、髪の長さによっても「時間の目安」があります。

  • ロングヘアの方:10分
  • ショート:ミディアムの方:5分

となっています。ドライヤーを使う時、ぜひ参考になさってください。

ヘアオイルの活用

モロッカンオイル モロッカンオイル トリートメント

  • おすすめポイント:髪の乾燥を改善するために「アルガンオイル」が配合されています。美容成分としてビタミンも豊富に含まれており、ヘアスタイルの仕上げとしても使えるトリートメントです。
  • 評価:「さらっとしたオイルで、髪が潤う!」「海に行ってギシギシになった髪も復活する」と評判です。
  • こんな人におすすめ:べたつきが嫌いでさらっとした使用感が好きな方や、甘い香りのトリートメントが好きな方におすすめです。

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ディーセス エルジューダ エマルジョン+

  • おすすめポイント:髪の乾燥を改善するために「加水分解コラーゲン」が配合されているので、髪の内部も補修してくれます。また、水分を蓄える力の高い「バオバブエキス」も配合されています。
  • 評価:「タオルドライした後のさらさら感には驚く。絶対にリピートしたい」と評判です。
  • こんな人におすすめ:髪の内側からダメージを補修して乾燥を改善したい人や、さらっとした使用感が好きな人におすすめです。

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ellips エリップスディープヘアートリートメント

  • おすすめポイント:カプセルタイプのトリートメントで、1粒ずつ使用します。髪の内部を補修する「パルミチン酸レチノール」が配合されていますし、赤外線や紫外線による乾燥から髪を保護してくれます。
  • 評価:「髪がさらさらになる」「髪がきれいにまとまる」と高評価です。
  • こんな人におすすめ:梅雨でもべたつかないトリートメントが欲しい方や、髪の紫外線対策をしたい人におすすめです。

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ナプラ N. ポリッシュオイル

  • おすすめポイント:天然由来の原料やシアバターで作られており、髪の乾燥以外にもお肌の保湿オイルやスタイリング剤としても使えます。ごま油やホホバ種子油、オレンジ果皮油など豊富な植物オイルが配合されています。
  • 評価:「ツヤはもちろん髪に束感も出る」「オイル特有のべったり感がない」と評判です。
  • こんな人におすすめ:体にも使える保湿オイルが欲しい人や、スタイリングを兼ねて髪の乾燥をケアしたい人におすすめです。

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La Sana(ラサーナ) 海藻 ヘア エッセンス しっとり

  • おすすめポイント:フランスブルターニュ産の海藻エキスにこだわったメーカーで、保湿成分として「オリーブ油」や「ローヤルゼリーエキス」も含まれています。私も愛用していますが、本当に髪の乾燥が改善してしっとりとまとまってくれます。
  • 評価:「髪にツヤがでて活き活きと見える」「ツヤとしっとり感が気に入っている」と高評価です。
  • こんな人におすすめ:無添加のトリートメントが欲しい方や、しっとりした使用感が好きな方におすすめです。

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ヘアオイルの効果的な使い方

せっかくのヘアオイルも、使い方を間違えれば効果が半減してしまいます。効果的に使うためには、以下のポイントに気を付けましょう。

  • 適量を守る
  • 頭皮ではなく毛先につける
  • タオルドライした後、ドライヤーの直前につける

つけすぎると髪がべたつきますし、頭皮につけると毛穴が詰まって炎症の原因になることがあります。特にオイル系のトリートメントは、つけすぎると朝起きた時髪がべたついて大変なことになりますので「適量」を意識してください。

洗い流さないトリートメントもおすすめ

トリートメントを髪につけている女性

オイルタイプ

オイルタイプは植物由来のオイルを使っていることが多く、髪の「ツヤ感」に直結します。「ツヤ髪になりたい」「しっとりとまとまる髪になりたい」という方におすすめです。

クリームタイプ

クリームタイプは、オイルに比べて「保湿性」が高いことが多く、髪の内部を補修してくれるものが多いです。また、乾いた髪にも使えるので、「日中のヘアケア」におすすめです。

ジェルタイプ

ジェルタイプはみずみずしさがあるので、髪の内部の補修をしてくれます。またシリコンやポリマーといった成分によって「髪のコーティング」もしてくれます。髪の内部に水分を与えたい人や、サラサラした使用感が好きな人におすすめです。

ミストタイプ

霧状に出てくるトリートメントなので、朝ドライヤーでブローするときに役立ちます。紫外線カット成分も含まれていれば、髪の日焼け対策にもなります。スタイリング剤が苦手な方におすすめです。

食生活の改善

卵

食生活を見直し、体の内側からケアしてあげることも大切です。過度な食事制限をして髪の乾燥が気になっている人は、まず3食栄養バランスが整った食事を摂るようにしましょう。

髪の毛を作るためには上質なアミノ酸を含む「たんぱく質」が欠かせません。魚や卵、高タンパク低カロリーな鶏の胸肉やささみといったお肉も食べましょう。

ストレス

ストレスとリラックスのイラスト

ストレスによる血行不良やホルモンバランスの低下も髪の乾燥につながります。適度な運動で軽い汗を流すようにしたり、自分なりのストレス解消法を見つけたりしてため込まないようにしましょう。

ひどい場合はヘッドスパもおすすめ

毎日のシャンプーやドライヤー、食生活に気を付けてもなかなか髪の乾燥が改善されないときは、思い切って「ヘッドスパ」を試してみるのもおすすめです。頭皮や髪を総合的にケアしてくれるので、髪の乾燥改善にも効果を期待できますよ。

髪の乾燥は毎日続けることが重要

笑っている女性

髪が乾燥しているということは、髪の内側や外側にダメージができて欠けている状態です。髪の毛はお肌と違って「死んだ細胞」ですから、欠けた部分はそれをトリートメントで外から補ってあげることしかできません。

ですが髪は体の内部で作られていますので、お肌と同じように「継続したケア」が大切になります。シャンプーやドライヤーの方法をはじめ、食生活を見直すことで髪を内部からダメージケアしてあげることもできますよ。この記事が参考になれば幸いです。