ホワイトニングは価格・効果で選ぶ?歯科の選び方などを解説

こんにちは!世の中にホワイトニングが沢山あふれかえっていると選ぶのはかなり大変ですよね!ホワイトニングを選ぶ場合に気になるのは価格ですね。やっぱり価格によってホワイトニングの施術内容も変わってきます。この記事ではホワイトニングの価格や選ぶ場合のポイントについて解説していきます。

柴田はるひ
この記事の監修者
歯科衛生士
歯科医師として、30年近く審美治療にかかわってきて、治療後に患者様の笑顔がより輝いてくることに大きな喜びを感じています。 ホワイトニングや矯正治療後に、「これまでコンプレックスだった箇所が自慢の個所に変わった!」「よく笑うようになった!」など「患者さまの人生を変えることに貢献できた!」と思える瞬間が歯科医師としての一番の喜びだと思っています。最近心に残った言葉は「幸せ」には「人から与えられる幸せ」「自分の力で何かを得る幸せ」「他人に与える幸せ」の3種類あり、「他人に与える幸せ」を知っている人が最高の幸せ者である、という言葉です。 私も人生の折り返し地点を過ぎてきましたので、これからは「他人に与える幸せ」を日々実 践していきたいと考えています。 座右の銘は全ての人を尊重する、日々感謝です。 趣味は格闘技観戦、読書です。
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ホワイトニング価格相場

歯の治療にかかったお金

歯を白くキレイにするホワイトニングには様々な種類のものがあります。歯科に通ってホワイトニングを行う「オフィスホワイトニング」、歯科でマウスピースを作成してもらい家でホワイトニング剤をマウスピースをつけてホワイトニングを行う「ホームホワイトニング」やオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する「デュアルホワイトニング」が一般的です。

当然ホワイトニングの種類によって価格は大きく変わってきます。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは歯科で自分の歯に合ったマウスピースを作成してもらいマウスピースにホワイトニング剤を塗って自宅でホワイトニングを行います。ホームホワイトニングで白さを実感できるのには歯の状態などで個人差がありますが一般的にはホームホワイトニングを毎日行った場合で2~3週間で効果を実感し始めます。それまでにかかる費用は2週間分¥15000~¥40000が一般的です。

ホームホワイトニングはホワイトニング薬剤の濃度があり濃度が高くなると1本あたりの値段も少しずつ高くなります。濃度が高くなると白くなる効果も高まる一方まれに知覚過敏がでる方もいるので歯の状態に合わせて濃度を決めると良いです。

ホームホワイトニングの薬剤の濃度は安全性を考えて歯科で使用するオフィスホワイト二ングの薬剤に比べて濃度は低めになっています。そのために歯の白さを実感するまでに時間がかかってしまいその分薬剤の料金もかかります。

ホームホワイトニングは他のホワイトニングに比べると価格が安いためにより安く済まそうと考えがちですが、そうすると効果が実感できにくくなってしまいますので注意する必要がありますね。

ホームホワイトニングを行う際に重要な事はホームホワイト二ング製品の種類と2回目以降の追加料金を払う場合の金額です。

ホームホワイト二ングの製品は厚生労働省から許可を受けた4種類になります。NITEホワイトエクセル(デンツプライ三金)、ハイライトシェードアップ(松風)、オパールエッセンス10%(ウルトラデントジャパン)、ティオンホーム(ジーシー)が厚生労働省が許可したホワイトニング剤ですが、アメリカなどで輸入する場合は更に価格が安く購入できますが、日本では許可されていないホワイトニング剤なので自己責任でご判断をお願いします。

また2回目以降複数回薬剤を購入する場合、価格が高めに設定されていないか注意しましょう。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトングとは歯科に通って歯科医や医師の指導のもと歯科衛生士からホワイトングの施術をしてもらうのがオフィスホワイトニングです。オフィスホワイトニングの相場は¥10000~¥80000となり価格の幅が広いです。クリニックによって価格に差が出てきます。歯科でオフィスホワイトニングを行う場合は¥30000~¥50000、ホワイトニング専門店でホワイトニングを行う場合には1回が¥15000~¥30000となります。

オフィスホワイトニングで価格に差があるのは使用する薬剤を塗布したり機械で光を当てる回数が違ったり、希望する歯の数の違いがあるためです。個人差はあると思いますが1回でそのくらい色がアップするかを確認するようにしましょう。

オフィスホワイト二ングは歯の色が後戻りしやすいために継続的に歯を白い状態にしたいのであればメンテナンスが必要です。メンテナンスの価格は3ケ月~半年に1回で価格の相場は1回のメンテナンスが¥10000~30000前後となります。

オフィスホワイトニングはホームホワイト二ングよりも価格は高いですが、高濃度の薬剤を使用するために歯に浸透しやすく即効性が高いです。オフィスホワイトニングは30分~1時間で完了するために忙しい方でもホワイト二ングできるのがポイントです。価格の高さに対して効果も高いですよ。

デュアルホワイトニング

 デュアルホワイトニングとはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する事です。オフィスホワイトニングで歯のエナメル質を白くし毎日家でホームホワイトニングを行うことで歯の内側にあり色を決定している象牙質を白くしていき芸能人のようなきれいな歯を作ります。オフィスホワイトニングは他のホワイトニングと比べて歯の後戻りがしにくいのが大きな特徴です。

 デュアルホワイトニングの相場は¥60000~¥100000となります。やはりホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用した価格となります。

ホワイトニングとは別にかかる価格

多額の金が動く取引成立

ホワイトニングの施術以外にもかかる基本料金や追加料金があります。

歯科での診察料

ホワイトニングをするためには歯に異常がない事が前提になります。神経がない歯や虫歯があればホワイトニングをする事はできません。そのため一度診察の必要があります。

ホワイトニング専門委員の場合は元々それも含まれている場合が多いですが、通常の歯科医院の場合は診察料が保険でかかる場合もあります。

施術本数

ホワイトンングを行う歯の施術本数によって価格は変わってきます。口や歯の大きさは個人差があり奥歯まで見えやすい方は通常の範囲より施術本数を追加して行うためその料金がかかってくることがあります。

クリーニング料金

ホワイトニングをする前に歯についた汚れをクリーニングでしっかりと洗い落すことでホワイトニングの効果をより高めることができます。クリーニングを必ずする必要はありませんが歯の表面に着色や歯石がべったりついているとホワイトニングが浸透しませんのでクリーニングをしたあげたほうがより効果は高くなります。クリーニングは¥5000~¥10000が相場となります。

コーティング

ホワイトニングをした後は歯のエナメル質を覆う薄い膜であるペリクルが剥がれているために飲食物の着色が起こりやすい状態となっているため飲食の制限があります。それを早く復活させたり汚れをつきにくくするためにコーティングすることでホワイトニングのもちをよくすることができます。

元々ホワイトニングの施術に含まれている場合もありますが含まれていない場合は追加の料金となります。価格相場はだいたい¥1000~¥3000になります。

ホワイトニングを選ぶコツ

白い歯が印象的な女性

ホワイトニングをする場合には歯科やホワイトニング専門店を選ぶ必要がありますね。現代では歯科が溢れており、信頼できるお店もあれば中には儲け主義の歯科もあります。ホワイトニングを選ぶ場合のコツを解説していきます。

保証をしてくれるところがある!

ホワイトングを選ぶ際に注意する必要があるのは保証をしてくれるところがあるかどうかです。ホワイト二ングは歯の状態によって効果が大きく変わってきます。多額の料金を支払ってもホワイトニングの効果が実感できない場合はお金をドブに捨てたようなものですよね。

そのためホワイトニングの効果を実感できない場合翌日迄内であれば返金可能な医院やある程度の白さまで確実に白くしてくれる保証制度を設けている医院があります。

症例実績の多さ

ホワイト二ングを選ぶ場合には症例実績の多さで歯科や専門のクリニックを選ぶ事が大切です。症例実績が多いという事はそれだけホワイトニングの技術や知識がある、また最初の施術に満足してリピートが多かったということです。

症例実績の多さはホワイトニング歯科を選ぶ場合のポイントにしましょう。歯科のホームページを見て症例数をチェックできる医院は信用度も高いですね。

支払い方法の多さ

ホワイトニングの支払いの際の支払い方法が多いのも大事になってきます。支払方法は一般的には現金、クレジットカード、またデュアルホワイトニングになると価格が高額なために分割払いに対応している歯科が多いです。

歯を白くはしたいけど一気に高額な金額は払えない場合など分割払いができると助かりますよね。

カウンセリングがしっかりとしているか

ホワイトニングをする際にはカウンセリングを受ける必要があります。一度ホワイトニングを行うと継続的に通院される方もいるかもしれません。そのためカウンセリングをしっかり行い自分が納得のできる歯科を選びましょう。

カウンセリングでしっかりと相談して施術や自分の希望、価格などの不安を取り払ってからホワイトニングをすることをおすすめします。

押しつけがない

悪いホワイトニング歯科の特徴としてメニューを押しつけてくるという点が挙げられます。ひとりひとり歯の状態は違うために押し付けてくる場合は患者の事を考えていない儲け主義の可能性がありますので注意しましょう。

メニューが豊富

ホワイトニングの歯科を選ぶ場合にはメニューが豊富な歯科を選びましょう。メニューが豊富な事で患者さんに選択権があるかどうかの判断となります。

お口の中は人によって形や大きさ色など一人一人違っています。メニューが豊富な場合は自分の口に合わせて選ぶことができるのです。

口コミ

 口コミの豊富さもクリニックを判断する場合のポイントです。やはり良いサービスを行ってくれる歯科であれば自然と良い評判がついてくるものです。

ホワイトニングで何を一番希望するか?

疑問に思っている女性

ホワイトニングで大事なのはあなたが歯をどのような状態にしたかです。芸能人のようなきれいな歯にしたいのであればデュアルホワイトニングが効果的ですが価格がかかってしまいます、自分で最大限キレイな歯にしたいのであれば毎日継続的にホームホワイトニングを行う必要があります。

歯の白さ

歯の白さにこだわってホワイトニングを行う場合にはやはりデュアルホワイトニングがおすすめです。デュアルホワイトニングは本当にきれいな白い歯になります。最大限美しい歯にしたいのであればオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用したデュアルホワイトニングにしましょう。

オフィスホワイトニングでも歯の白さを実感できます。高濃度の薬剤を使用するので即効性が高く白い歯に仕上がります。ただ後戻りしやすいために定期的に歯科に通院する必要があります。

自宅で行うホームホワイトニングのみであっても即効性は薄いですが、歯はかなりキレイな白さになります。ホームホワイトニングで使用する薬剤は過酸化水素の濃度が低いために即効性は薄いですが継続的に行うことで色戻りしにくくなります。

価格の安さ

ホワイトニングは基本的に万単位の金額がかかってしまうために歯を白くしたい人であれば価格の安さを判断基準にしてホワイトニングの種類を検討する方もいらっしゃいます。

これまでの紹介したホワイトニングの種類であればもっとも価格が安いのがホームホワイトニングです。数千円から3万円でホワイトニングが可能です。薬剤の種類によっては30日分で1万円前後の場合もあります。

それ以外のホワイト二ングでもっとも安いのがセルフホワイトニングです。セルフホワイト二ングはセルフホワイト二ング専門店に行ってスタッフからホワイトニングの指導の説明を受けて自分でホワイト二ングを行います。価格は¥5000前後が相場となっています。

ただセルフホワイトニングではきれいな色の歯の白さになることはなく、歯の汚れを落として歯の本来の色を引き出すのが役割です。

痛みがないように

ホワイトニングを希望しているが、過去に歯に痛みを感じた経験があって不安に感じている方であれば痛みがあるかどうかがポイントとなってくるでしょう。

これまで紹介したホームホワイトニング、オフィスホワイトニング、デュアルホワイトニングの中で最も歯の痛みが起こる可能性が少ないのはホームホワイトニングになります。

その理由は使用する薬剤の濃度です。ホワイトニングで使用する薬剤の濃度はホワイトニングの種類によって変わります。歯科で行うオフィスホワイトニングで使用する薬剤の濃度は高くそのため即効性がありますが、歯にしみる可能性があります。ホームホワイトニングで使用する薬剤の濃度は安全性を考慮して低めに設定されています。そのため即効性が薄いですが、歯に痛みを感じる可能性が低いです。

歯に痛みを感じたくない人であればホームホワイトニングがおすすめです。

保証制度

 「歯が白くならないとお金を払いたくない」そのように感じる方もいらっしゃると思います。歯科でホワイトニングをしても歯が白くならなくてお金を無駄にするのを防ぐには保証制度がある歯科を選びましょう。ホームページをみれば保証制度があるかどうかが分かります。またカウンセリングの際には必ず聞いてみることもおすすめです。

無料カウンセリングに行ってみましょう!

優しく微笑みながら上を指さす女性看護師

今回はホワイト二ングの価格について紹介してきました。ホワイトニングは価格が様々です。オフィスホワイトニングでも価格に幅があり、どの歯科を選べばよいのか困ってしまうことがあると思います。

その場合にはホームページのチェックと無料カウンセリングを受診してみましょう。ホワイトニングは継続的に行うためにしっかりとした歯科選びがポイントとなってきますよ。