こんにちは!ホワイトニングをして歯を白くしたいと考えている方がいらっしゃると思います。でもただやみくもにホワイトニングをしていては効果は現れにくいです!
ホワイトニングはやり方次第で白くなる度合いや時間が異なります。方法を知っていれば費用を抑えられるなどメリットも沢山!今回は元の歯の黄ばみを早く白くする方法について詳しく説明していきます!
《経歴》
米国ハーバード大学歯学部で審美歯科を学んだ後、1995年、銀座に日本で初めての歯のホワイトニングサロン『ティースアート』をオープンさせた日本における
ホワイトニングのパイオニア
日本人の歯を欧米レベルまで向上させることを目標にサロンを全国展開、現在のホワイトニング・ブームの火付け役となる。
年2回、アメリカで行われる審美歯科学会に出席、日本とアメリカのホワイトニングカンパニーと提携し、安全で効果的なホワイトニングを研究、実践している。
「私は白い歯」 「At Home ホワイトニング」 「みんなが知りたいホワイトニングQ&A」など著書多数
《資格》
アメリカ審美歯科学会(ASDA)認定医、フェロー
日本歯科審美学会 常任理事、認定医、ホワイトニングコーディネーター前委員長、講師
日本アンチエイジング歯科学会 常任理事、認定医
アメリカ美容歯科学会(AACD) 会員
国際審美歯科連盟(IFED) 会員
アジア審美歯科学会 会員
日本歯科人間ドック学会会員
《メッセージ》
ビジネスでもプライベートでも、その人の第一印象を決めるのは、その笑顔と輝く白い歯です。 ティースアートはそんな誰もの願いを実現するために、「歯を治療しない歯科医院」として1995年に銀座にオープンしました。
歯を白くすることは決して難しいことではありません。また我慢したり、努力したりして行うことでもありません。
リラックスして、寝ている間に歯が白くなっている、また来るのが楽しみな、そんなサロンを目指しています。これからも一人でも多くの方の笑顔を見られるように、努力していきたいと思っています。
CONTENTS
どうして歯が黄色く見えるのか?
「毎日歯を磨いているのに歯が黄色いなあ‥‥」「歯をもっと白くしたい」こんな風な歯のお悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?そもそもどうして歯は黄色く見えるのでしょうか?それは歯の構造に黄ばみのヒントがあります。歯の構造の他にも日頃の食生活なども関係してきますよ。
歯の構造と黄ばみの原因
歯はエナメル質と象牙質、歯の神経から成り立っています。エナメル質とは歯の外側、表面の部分です。象牙質は歯の内側にあって歯の色を決定しています。この象牙質が黄ばんでいると黄ばんで見えるのです。歯の磨き方が雑な場合は歯石がついてしまい黄ばみの原因となってしまいます。
年齢を重ねると黄ばみは増す
当然ながら歯は毎日使用するのでエナメル質や象牙質の色が徐々に劣化していきます。エナメル質は噛むことで徐々にすり減らしていき薄くなります、逆に象牙質は年齢と共に濃く厚くなるため歯の黄ばみは年齢とともに増していきます。
コーヒーやタバコ
コーヒーやタバコの影響で歯の表面にステインといった着色がつくことがあります。ここでよく勘違いされるのがコーヒーやタバコのせいで歯が黄色くなっていると思う方がおおいですが、ほとんどの場合はもともとの歯が黄ばんでいる場合です。
コーヒーやタバコはお掃除できれいになりますが、歯を白くする場合はホワイトニングが必要になります。
テトラサイクリン歯の可能性
テトラサイクリン歯は歯の成長段階である子供の頃にテトラサイクリング系の抗生物質を服用したことによって色が変色した歯のことをいいます。歯が元々黄ばんでいる方はテトラサイクリン歯の可能性がありますので一度歯科に通ってみるのをおすすめします。
通常の歯とは違い縞模様やグラデーションのようになっているのが特徴なので見るだけでテトラサイクリン歯だとわかりますが、写真なども見て詳しく知りたいかたはこちらで確認してみて下さい。
ホームホワイトニングで歯を白くするメリット
ここまでホワイトニングで歯を白くするコツを紹介してきましたが、早く歯を白くすることによるメリットがあります。
色戻りが少ない
ホームホワイトニングを行うことで色戻りが少なくなります。だらだらとホワイトニングを行ってしまうと一度歯に浸透した薬剤が薄まった状態で次の治療をする事になりますが、早く継続的に行うことで薬剤の濃度が保たれていますので色戻りが少なくなります。
一定期間ホワイトニングを継続することで1年くらい色戻りを防ぐこともできます。
家で手軽にできる
ホームホワイトニングのメリットとしてお忙しい方に喜ばれるのが、自宅でホワイトニングができることです。初回や受け取りの際は歯医者さんへ行きますが、その後は自宅でテレビを見ながらや、お風呂に入りながらホワイトニングをすることができます。
奥歯まで白くできる
通常歯科医院で行うオフィスホワイトニングは様々な理由から多くても前から5本目までの範囲しか白くすることが難しいです。
ですが、ホームホワイトニングの場合マウスピースの中に薬液を入れてホワイトニングを行えるのでしっかりと奥歯までホワイトニングすることが可能になります。
痛みがでにくい
ホワイトニング自体、厚生労働省で認められている薬液使用していますので人体に悪影響があることはありませんが、人によっては知覚過敏がでることがあります。
とくにオフィスホワイトニングは専門家しか取り扱えない薬液を使用していますので高濃度になりその可能性が高くなりますが、ホームホワイトニングの場合は濃度が低いものを使用しておりますので知覚過敏がでにくいです。
白色をアップさせるホワイトニングの流れとやり方
では、実際にホームホワイトニングを始める時の全体の流れとやり方をみていきましょう。こちらを読むことで具体的なイメージを抱きやすくなりますよ。
step1歯医者さんでカウンセリング
ホームホワイトニングはまず歯医者さんでカウンセリングしてもらう必要があります。虫歯の有無などホワイトニングができる状態か確認してもらい、問題なければ薬剤の濃度などを決めていきます。
歯の状態を診て、歯石や着色があれば薬剤が浸透せずホワイトニングにムラができてしまうので除去してもらいます。不安なことや疑問に思っていることがあれば、このカウンセリングの段階で相談するようにしましょう
step2マウスピースの型取りや色の測定
ホームホワイトニングは自分の歯型で型を取り、自分専用のマウスピースを作ってもらう必要があります。歯医者さんにもよりますが基本的には1週間以上かかることが多く、カウンセリングを受けたその日にホームホワイトニングを始められることは少ないです。
また、ホワイトニングする前の色を専用の色見本でチェックしておいてくれるところが多いです。ホワイトニングをしてどのくらい色が白くなったのかを後々確認できるようにします。
step3マウスピースの受け取り
マウスピースが完成したら受け取りに行き、ホワイトニングのやり方を歯科衛生士さんに詳しく指導してもらいます。
この時に専用のホームホワイトニングの薬液(注射器のようなかたち)を必要本数もらいマウスピースと一緒に持ち帰ります。
step4 自宅でホームホワイトニングスタート
マウスピースと薬剤を受け取ったら、いよいよ自宅でホワイトニング開始です。以下のやり方が主な流れです。
- しっかり歯を磨いて口をゆすぎます。磨きのこしがあるとホワイトニング剤が浸透せず、仕上がりがまだらになってしまいますのでしっかり磨きましょう。
- マウスピースを用意し、内側にホワイトニング剤を注入します。歯医者さんによりますが、多いのは注射器型のホワイトニング剤ですので、歯の1つずつに薬剤を押し出します。ホワイトニング剤は大体歯1本に付きお米1粒程度の量ですが、歯の大きさによって調整をします。
- 全ての歯にホワイトニング剤を出したら、上下ともマウスピースを装着します。もしホワイトニング剤の量が多くて歯ぐきについてしまったら、そっとティッシュオフしましょう。
- 指定された時間そのまま置いておきます。寝ている間中装着できるタイプや、2時間と指定されるホワイトニング剤などさまざまですので、歯医者さんに指示された時間を守ります。長時間放置してもホワイトニング効果が高まるわけではなく、歯に痛みが出ることもあるので避けましょう。
- 指定された時間が経過したら、マウスピースを上下とも外して口をゆすぎます。マウスピースもしっかり洗浄する必要がありますが、熱湯で洗うと変形してしまうので水かぬるま湯で行うように気を付けましょう。
step5白くしたい色によって続けるかお休みするか
もらったホームホワイトニングの薬剤がなくなった場合は歯医者さんへ行き追加の薬剤をもらいます。その際にもしできれば色をチェックしてもらい、自分の目標としている色が達成できていなければ続けます。
逆に目標としている色を達成していれば、これからはメンテナンスの期間にはいります。メンテナンスの方法は歯医者さんによりますので確認してみて下さいね。
ホームホワイトニングは低濃度の薬剤を使ってゆっくりホワイトニングするというやり方なので、効果を実感するまでには時間がかかると感じる人もいます。だいたい2週間~1か月くらいでホワイトニング効果を感じる人が多いです
早く白くするホワイトニングの方法
ホワイトニングには何種類か方法があります。歯科でホワイトニングを行うオフィスホワイトニング、自宅でホワイトニングを行うホームホワイトニング、そして歯科、家の両方で行うデュアルホワイトニングです。
ホワイトニングの方法によって使用する薬剤の過酸化水素の濃度が変わってきますので結果として歯が白くする早さが変わってきます。では一番早く効果を得やすいホワイトニングの方法は何なのでしょうか?
デュアルホワイトニングがベスト!
早く歯を白くしたい方であればデュアルホワイトニングがベストです。デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行うために最もキレイに歯が白くなります。即効性のあるオフィスホワイトニングと持続性のあるホームホワイトニングを併用することで早く白くすることが可能です。
デュアルホワイトニングでは通院回数は3~5回程度必要です。デュアルホワイトニングのデメリットとしては3種類のホワイトニングの中で最も費用がかかってしまう点です。
ホームホワイトニングやり始めが肝心
ホームホワイトニングで歯を白くする方法をとる場合はやり始めが肝心です。マウスピースにジェルを塗って毎日ホワイトニングを行うのは意外と面倒です。そのためやり始めの時期にホームホワイトニングを習慣化する必要があり、一番大事な時期です。
ホームホワイトニングは安全性を考えて薬剤の濃度が薄くなっています。そのため即効性は薄いのでなるべく休まず2~3ヶ月は続けることがポイントとなってきます。
またホームホワイトニング期間中は着色の強い食べ物を一定時間制限する必要があります。
ホームホワイトニング前に汚れをしっかりと落とす
ホームホワイトニングを開始する際にはホワイトニング前にしっかりと歯に付着している汚れを落とすことが大切になってきます。しっかりと歯の汚れを落としておかないと薬剤が歯に反応する前に汚れに反応してしまい効果が低くなります。
つまり歯磨きをしてからホームホワイトニングをすることがしっかりと効果を出すポイントとなります。
ホームホワイトニングを休まない
ホワイトニングで大事なことは短い時間でもよいのでホワイトニングを休まないことです。ホームホワイトニングで使用する液は過酸化水素の濃度が低いためにすぐに歯が白くなるという訳ではなく継続して使用することによって効果がでてきます。休むとそれが癖になってしまって歯がなかなか白くなりませんので休まないことが重要になってきます。
モチベーションの維持
ホームホワイトニングは一定期間毎日マウスピースをつける必要があるために面倒だと感じる方が多いです。大事なことは自分の歯を本気で白くしたいのかというモチベーションの維持です。
ホームホワイトニングに成功してどのような歯にしたいですか?キレイな歯になって異性から好かれたいですか?様々な目標があると思いますが、それを意識してみるのが大切ですよ。
ホワイトニング後の飲食には注意しよう
無事ホワイトニングが完了した際に注意するべきは飲食です。ホワイトニングによって歯の色をぬいた状態となっているために飲食物、特に着色の強いものを飲み食いすると歯に付着しやすい状態となってしまいますので口をゆすいだ後は30分~1時間は何も食べないでいるのをおすすめします。
ホワイトニングで初心者が失敗しがちなことと対処法
市販やネットでマウスピースを買ってしまう
最近では海外製品などがネットなどでも多く販売されていて、マウスピースもセットになっているものがあります。その場合のマウスピースとは歯医者さんで作るものと全く違います。
どんな人の歯並びにも合うように大き目の作りになっていて、電子レンジなどで少し柔らかくしたものを自分の歯に合わせて若干自分の歯に合わせることができます。ですが、それは隙間が多く薬剤が漏れ出てしまい本来の効果は期待できません。
さらに薬剤も多く使ってしまい費用的にももったいないので、ネットで安いと思ってホームホワイトニングを始めることは避けたほうが賢明と言えます。対処法としては多少費用が高くても歯医者さんで作成するようにすることです。
どれくらい白くなったかがわからない
ホームホワイトニングを始めた時は歯医者さんで色をチェックしてもらえることが多いですが、そのままずっと自宅でホームホワイトニングを続けているだけだとどの程度色が白くなったかがわからず白くなる前に中断してしまう人がおおいです。
対処法としてはマウスピースを作る時にホームホワイトニングを始めたあとも色のチェックができるかどうかを確認しておくことです。ホワイトニングの専門歯科医院などでは無料で色チェックをしてくれるところもあります。
マウスピースをなくしてしまう
こちらが以外と多い失敗しがちなことです。なぜかというとホームホワイトニングのマウスピースはほとんどが無色透明なものが多いからです。多い例としてはティッシュなどの上で乾かしていて、透明で見えずにティッシュと一緒に捨ててしまうという事案も多く聞きます。
対処法としては、マウスピースと一緒にケースをもらうことが多いので、必ず使わないときはケースの中に入れて保管をすることを徹底しましょう。乾かす時もケースに入れて蓋を開けて乾燥させましょう。
煮沸消毒をしてしまう
マウスピースは熱に非常に弱い素材でできていますから清潔にしようとして、熱湯をかけてしまったら変形し使えなくなってしまいます。
ぬるま湯か水でしっかりジェル等を洗い、自然乾燥させたら保管専用のケースに入れましょう。ただししっかりと洗浄したいと考えてお湯などの熱いものでマウスピースを洗ってしまうと形が崩れる等の問題が起こってしまうので注意しましょう。
また、対処法としては、通常清掃は歯ブラシやお水で洗うだけで十分ですが、気になる方は入れ歯洗浄剤の全部入れ歯用を使うことをおすすめします。くれぐれも部分入れ歯用は使わないようにしてください。部分入れ歯用は金具も洗浄できる成分が入っているのでマウスピースには向きません。
歯が白くなった自分を想像しましょう!
ここまでホワイトニングの方法、正しいやり方をする事によるメリットを紹介してきました。ホワイトニングは継続的に行うことで効果を発揮します。大事なのはどれだけモチベーションを落とさずにホワイトニングを行うことができるかどうかがポイントとなってきます。
自分がなりたい姿、感情をしっかりとイメージすると継続的に行うことが出来てよい成果がでますよ。良い成果が出れば更なるモチベーションにつながるはずです。ただし使用方法をしっかり守ることを忘れないようにして下さいね。最後までお読みいただきありがとうございました。