ぷっくりとした滑らかな唇になりたい!唇のしわをなくしたい!と思っている方。ぜひ、そんな唇を実現しましょう!唇にしわができる原因としわを無くすための7つの方法についてまとめました。今日からでも取り組むことが可能です。ぜひ、参考にしてください。
CONTENTS
唇のしわができやすい原因
唇はしわができやすい部分です。なぜでしょうか?その原因を説明します。
唇が乾燥している
唇にしわができやすいのは、唇が乾燥しやすいからです。唇は肌の一部と考えられがちですが、実は粘膜に分類されてます。皮膚と違って毛穴がありませんよね。だから皮脂腺や汗腺がありません。加えて、角層と呼ばれる唇を覆っている皮がとても薄く、水分が失われやすい状態にあります。そのため、乾燥しやすくなってしまうのです。
唇の老化
年齢を重ねるにつれてほうれい線や目じりのしわが気になってきた、という方もいらっしゃるでしょう。唇も同じです。唇も年齢とともに老化していきます。唇の弾力が低下してしぼんでしまうため、しわが目立つようになります。それだけでなく、口周りの筋肉の低下や鼻の下の皮膚のたるみなど、唇以外のパーツの老化の影響を受けてしまうのです。
唇は紫外線の影響も受けやすい
唇のしわは、紫外線の影響によっても増えます。特に、唇の角層はとても薄いと説明しましたが、これは光が透過しやすい、つまり紫外線の影響を受けやすいということなのです。また、肌は紫外線を受けるとメラニンが作られて肌を守りますが、粘膜の唇にはメラニンがあまりないため、紫外線のダメージを受けやすくなります。
喫煙
喫煙が唇のしわを増やす原因となるのは、タバコに含まれるニコチンが血管を収縮し、肌に酸素や必要な水分、栄養素が行き渡らなくなるからです。また、唇のハリや健康な肌に必要なコラーゲンを作る手助けをしているビタミンCを破壊します。そのためビタミンCの働きが低下し、肌のたるみや唇のしわが増えてしまうのです。
唇のしわをなくす方法
唇のしわをなくすために、まず喫煙をしている方は禁煙に取り組んでみてください。それから、次の7方法でぷっくりした唇を手に入れましょう!
唇の保湿を重点的に行う
「唇にしわができる原因」で取り上げましたが、唇は水分が失われやすく乾燥しやすい部分です。ですから、乾燥から唇を守るためにしっかりと“保湿”しましょう。
空気が乾燥する季節はもちろん、暖房や冷房の聞いた職場など、環境によっても乾燥します。常に、保湿成分が入ったリップクリームを持ち歩いて、気になるときはいつでも塗るようにしてみてください。
また、口紅やグロスなどのリップメイクをする前に、リップクリームを下地として塗るようにしましょう。刺激から唇を守り、乾燥を防いでくれます。
保湿効果抜群のリップクリームを知りたい方は、次の記事を参考にしてみてくださいね!【保湿ケア】最強の保湿リップクリームのおすすめ人気ランキング12選
加えて、唇の乾燥がすごく気になるときは、お風呂上がりなどにリップパックで唇の集中保湿ケアをしましょう。すぐに効果を実感できるのでおすすめですよ。リップパックの方法は次の通りです。
- しっかりとリップメイクを落とす。
- 蒸しタオルを唇に1分ほどのせて温める。
- 保湿剤(リップクリーム・保湿ジェル・はちみつ・ワセリン・オリーブオイル・ココナッツオイルなど)を少し唇からはみ出るくらいに塗る。
- 唇を覆うくらいの大きさにカットしたラップで唇を覆い、3〜5分置く。
唇にも紫外線対策が必要
水分が失われやすい唇は、肌が持つバリア機能よりも弱いため、紫外線の影響を受けやすくなります。ということは、念入りな紫外線対策が必要ということです。日差しの強い日だけに限らず、紫外線は毎日降り注いでいるので、しっかり唇を紫外線から守りましょう。
唇を紫外線から守る方法は、UVカット効果のあるリップクリームを塗ることです。加えて、ヒアルロン酸やビタミンCなど唇の潤いに必要な成分が含まれていると、紫外線対策になるだけでなく、唇の健康も守ってくれるのでおすすめです。日中は話をしたり食事をしたりする機会が多いため、リップメイクもリップクリームも落ちやすくなります。定期的にリップクリームを塗って唇を紫外線から保護してください。
そして、洗顔後には顔に化粧水や美容液で潤いを与えるように、唇にも唇美容液で潤いを与えてあげましょう。紫外線吸収剤不使用の唇美容液を選んでくださいね。中には、美白効果のある唇美容液や美白ジェルもあるので、紫外線を受けた唇を集中ケアしたいとき、色素沈着が気になるときは特におすすめです。
リップクリームと美容液を併用して、唇にもしっかり紫外線対策をしてあげましょう。
唇を刺激しない口紅の塗り方・落とし方
毎日の身だしなみとしてしているリップメイク。実は口紅の塗り方や落とし方が唇を刺激し、乾燥の原因となっているかもしれません。そこで、唇を刺激しない口紅の塗り方と落とし方を紹介します。口紅で唇を刺激しないために、まずはリップクリームやリップ下地を塗るようにします。そうすることで、口紅の成分で唇が乾燥することを避けられます。
また、重ね塗りも唇への刺激となります。唇の状態が悪いと口紅のノリも悪くなり、何度も重ね塗りしてしまいたくなりますよね。でも、そんなときは指先に口紅を取って、優しく叩くように乗せると馴染みが良くなりますよ。
そして、リップメイクをしっかり落とすことも乾燥やしわ対策に欠かせません。しっかり落とすといっても、ゴシゴシこすったり強く拭くのはNGです。
まずは、クレンジングをたっぷりつけてリップメイクを浮かしましょう。それから指の腹を使って優しく落とします。最近は色落ちしにくいティントリップなどがあります。普段使っているクレンジングで落ちないようであれば、唇専用のリムーバーを使用してください。リップメイクを落としたあとの唇は乾燥しています。保湿効果の高いリップクリームで、ケアすることを忘れずに!
※保湿効果の高い口紅もおすすめです。次の記事も合わせてご覧ください!唇が乾燥しないおすすめの口紅をお教えします【デパコスとプチプラ編】
唇の周りの筋肉のトレーニング・唇のマッサージ
年齢を重ねるごとに顔の筋肉は衰えていきます。この筋肉の衰えが唇のしわの原因になることも…!
特に唇の周囲を取り囲む「口輪筋」は、殆どの顔の筋肉と繋がっているため、口輪筋を鍛えることで顔全体の筋肉が鍛えられ、若々しさを保てます。
【口輪筋のトレーニング】
- 唇に力を入れて閉じる。
- 唇に力を入れた状態で唇を「う」の形にする。
- 上下の唇を前に出し5秒間キープする。
- 5秒間休む。
※これを10回繰り返す。
- 上下の唇を閉じる。
- そのまま力を入れて強く合わせ、10秒間キープする。
- 5秒間休む。
※これを10回繰り返す。
こちらの動画を参考にしてください!
加えて、マッサージで唇の血行を促進したり、顔の老廃物を流すマッサージも行いましょう。滑りをよくして刺激を与えないため、クリームやオイルを使用してくださいね。【唇と顔のマッサージ】
- 手の平全体で頬を持ち上げるように、あごからこめかみ辺りまで大きく円を描く。
- 中指と薬指で上唇にそって、中央から口角まですべらせる。
- 中指と薬指で、下唇の中央から口角を持ち上げるように引き上げながらすべらせる。
- 耳の下を軽く押してマッサージし、首筋をなぞって老廃物を鎖骨へ流す。
シュガースクラブで魅力的に
唇を整えるなら、唇の乾燥や荒れを防ぎ血色の良い魅力的な唇を保てます。唇を整えるお手入れ方法としておすすめしたいのが「シュガースクラブ」です。シュガースクラブは、古くなった角質を取り除いて表皮を柔らかくし、血行を促進させる効果があるので、プルプルした唇になれますよ。
シュガースクラブの作り方は、砂糖と油分を1:1で混ぜ合わせるだけです。砂糖は肌への浸透力が高く、吸水、保湿力が優れていますし、デリケートな唇でもしみることがないので安心です。また、シュガースクラブに使用する油分は、オリーブオイルやココナッツオイル、ベビーオイル、ワセリンなどで構いません。また、オイルの代わりにはちみつを使う方法もあります。家にあるものですぐに作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
次に、シュガースクラブの使い方です。もともと刺激は少ないシュガースクラブですが、より刺激を無くすため洗顔後の湿った唇に使うようにしてください。また週1〜2回程度を目安に行いましょう。
【シュガースクラブを使ったケア方法】
- 唇にシュガースクラブを乗せる。
- 指の腹で軽く円を描くようにマッサージする。
- 5分ほど置いてから洗い流す。
口元のしわに効くツボ押し
口の周りにはしわ対策に効果的なツボがあります。そのツボを刺激することで、口元のしわを改善して唇も張りのある状態に保てます。
しわ対策に効果的なツボと押し方を説明します。
- 水溝(すいこう):鼻の真下の溝にあるツボです。
【しわの改善以外に期待できる効果】
・アレルギー性鼻炎
・花粉症
【ツボの押し方】
両手の中指を重ねて押します。
※強く押しすぎないようにしてください。 - 地倉(ちそう):左右の口角の横5mmぐらいのところにあるツボです。
【しわの改善以外に期待できる効果】
・三叉神経
・顔のけいれん
【ツボの押し方】
両方のツボを中指で押します。 - 承漿(しょうしょう):下唇の下の凹んでいる部分の少し下にあります。
【しわの改善以外に期待できる効果】
・顔のむくみ
・ニキビや吹き出物
・口のゆがみ
【ツボの押し方】
両方の中指を重ねて押します。
順番としては、水溝→地倉→承漿の流れでそれぞれのツボを3秒間ほど押します。慣れてしまえば、洗顔後に化粧品で顔を整えながら刺激できるようになりますよ。さらに慣れたら、顔の他のツボも覚えてみてください。顔全体のツボを刺激することで血液の流れも改善され、唇だけでなく顔全体のしわ対策ができます。
唇をなめる癖や皮を剥ける癖をやめる
唇をなめたり、乾燥して固くなった唇の皮をむいてしまうことも、唇を乾燥させしわを増やすことになります。でも、唇を舐めれば唇の乾燥を防いで常に潤いのある状態になるのでは?と思うかもしれませんが、実は逆効果なのです。確かに、舐めた直後は唾液で潤っているように感じるかもしれませんが、唾液が蒸発するときに唇の水分も奪っていくのでさらに乾燥してしまうのです。
もし、癖になっているようであれば、意識して辞めるように努力してください。せっかくリップクリームを塗っても、舐めてしまえば何の意味もなくなってしまいます。
また、ひどくなると乾燥した唇に唾液やザラザラした舌が刺激となり、唇や唇の周りが荒れる「口唇炎」を引き起こす危険もあります。加えて、唇は乾燥するとカサカサして皮がめくれてきます。それが気になって舐めてしまったりついついむいてしまったり、いじってしまうかもしれません。そうするとさらに唇は荒れますし、改善を遅くする原因となってしまいます。
この悪循環を断ち切るためにマスクをする、こまめにリップクリームを塗る、炎症がひどいようであれば皮膚科で薬を処方してもらうなどして対処しましょう。
ビタミン2を積極的に摂る
ビタミンB2は、主に皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあります。唇は粘膜です。だから、唇の健康に欠かせない栄養素なのです。また、唇を含め体作りに欠かせないタンパク質の分解を助け、成長を促進したり皮膚や粘膜などの細胞の再生を助ける働きもあります。そのため「発育ビタミン」とも呼ばれています。
このビタミンB2が食生活の乱れなどで不足すると、体の中でターンオーバーの早い唇などの粘膜にすぐに症状が現れます。もし、唇が荒れたり口内炎が出たりしたときは、食生活を見直してビタミンB2を多く含む食材を摂り入れるようにしてみてください。ビタミンB2をたくさん含む食材はこちらです!
- レバー
- 牛乳
- 卵
- ノリやワカメなどの海藻類
- 納豆
- アーモンド
- 干し椎茸やマッシュルーム、キクラゲなどのキノコ類
ビタミンB2は水に溶けやすいという性質があります。そのため、過剰にとっても不要な分は体外に排出されるだけです。過剰症の心配はないので安心してくださいね。しかし、水に溶けやすいため調理をすると溶け出てしまいます。ですから、調理して出た煮汁やスープも食べるようにして、しっかり体内に摂り入れるようにしてください。
唇のしわのまとめ
しわのないふっくらした唇は、見た目を若くしますし女性らしさを引き立てます。女性であれば、何歳になっても若々しさや女性らしさを失いたくはありませんよね。しわのない唇にするには、しっかりケアすることが必要です。
唇はデリケートにもかかわらず、口紅の刺激や食べ物の刺激、紫外線の刺激を受けやすく、乾燥しやすい部分です。でも、他の肌ほどケアされていないかもしれません。ですから、ぜひ覚えていてください。唇は他の肌以上にケアを必要とする部分なのです。
保湿や紫外線対策、マッサージ、シュガースクラブなど、しわのないプルプルな唇を手に入れるために、今日からできるケアをしっかり行っていきましょう!
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