クレンジングオイルがなくなったら、違うクレンジングを試してみませんか?特に乾燥肌の人がクレンジングオイルを使っている場合、より乾燥する原因となります。
「オイル以外使ったことがないけど、ちょっと興味がある」という方に向けて、クレンジングの種類やお肌に優しくプチプラのクレンジングを12個一挙にご紹介します!
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クレンジングの意味と仕方を知ろう
今の時代ほとんど毎日ノーメイクで過ごしている女性はすくないでしょう。仕事があればメイクは身だしなみの一部ととらえられていますし、お休みの日にコンビニに行く程度でも軽くメイクをすることも多いです。
コスメは日々進化しており「落ちにくさ、ヨレにくさ」を重視していますので、簡単に洗顔しただけでは落ちません。メイクは「油性の汚れ」なので、クレンジングが欠かせませんね。
ところでクレンジングに何かこだわりは持っていますか?私も昔はそうでしたが、メイクを覚えたての頃になんとなく購入したクレンジングをそのまま使っている人も多いのです。
女性の肌は、残念ながら年齢とともにハリやうるおいが失われていきます。そのため、若い時に使っていたクレンジングでは洗浄力が強すぎて、乾燥によってよりお肌の老化が進むこともあります。
逆に、洗浄力の弱すぎるクレンジングを使うことで、ウォータープルーフや油分の強いポイントメイクが落ちず、肌荒れの原因になることもあります。
次にご紹介しますがクレンジングにはいくつか種類があり、メイクの濃さやお肌の悩みに応じて「使い分ける」ことがクレンジングのベストな使い方です。
クレンジングの種類
オイルレンジング
オイルは指滑りがいいのであまりお肌をこすらなくてもメイクが落ちるため、多くの女性が愛用しています。ウォータープルーフのマスカラや濃い目のポイントメイクをしたときは、オイルクレンジングがおすすめです。
オイルクレンジングの最大のポイントは「乳化」です。洗い流す前にかならず1~2滴のお水を手になじませてから顔をなでて、オイルが白っぽくなるまで続けてください。この乳化の作業を知らない人は意外と多いです。
ですが、オイルクレンジングの洗浄力の高さはデメリットともなり、お肌に必要なうるおいや油分まで落としがちです。絶対にお肌をこすらず、「なでる」ことを意識してください。また、オイルクレンジングをしながらのマッサージも厳禁です。
クリームクレンジング
クリームタイプのクレンジングはクッション性が高く、オイルクレンジングと違いマッサージしながらクレンジングできるアイテムです。水とオイルがバランスよく配合されているのでお肌への負担もオイルクレンジングに比べて低くなります。
「クレンジング後にお肌がつっぱりやすい」、「クレンジングは時間をかけたい」という人は、クリームクレンジングがおすすめです。
ただ、洗浄力が弱いのでクリームと汚れをなじませるのに時間がかかり、「時短でクレンジングしたい」という人には向かないかもしれません。落ちにくいマスカラやリップが残ってしまう場合は、ポイントリムーバーを使ってください。
また、クリームクレンジングは洗い流すタイプとふき取りタイプにわかれます。好みで選んでいただいて大丈夫ですが、ふき取りタイプはお肌をゴシゴシとこすらないように注意しましょう。
ジェルクレンジング
ジェルのようなテクスチャーのクレンジングで、するするとお肌に伸ばしやすいというメリットがあります。「べたっとしたクレンジングが嫌い」「さっぱりした使い心地が好き」という方は、ジェルクレンジングがおすすめです。
洗浄力はオイルとクリームのあいだくらいの強さなので、決して弱いことはありません。あまり水っぽいジェルだと、クレンジングするときにお肌をこすりやすいので気を付けましょう。
ミルククレンジング
ミルクタイプは白っぽいクリームのような見た目で、ジェルクレンジングよりも水分が多くとろみがあり、液体のようなテクスチャーです。油分が少ないのでお肌への刺激も優しく、敏感肌の方におすすめです。
ただ、洗浄力は強くないのでウォータープルーフや油分の高い下地などしっかりメイクをした日のクレンジングとしては力不足に感じることがあります。デイリーなナチュラルメイクを落とすときにおすすめのクレンジングです。
種類別のプチプラのおすすめクレンジング12選
プチプラのおすすめオイルクレンジング3選
無印良品マイルドオイルクレンジング
プチプラでおなじみの無印良品が販売しているクレンジングオイルで、お肌に優しいオリーブオイルやホホバオイルが配合されています。天然の保湿成分として、桃の葉エキスやアンズの果汁も使っています。
さらに香料や着色料、保存料や鉱物油、アルコールといった添加物は使っていないので、お肌が敏感な方にもおすすめです。濡れた手でも使えますが、しっかりメイクを落とすためには乾いた手とお肌でクレンジングしてくださいね!
アテニアスキンクリアクレンズオイル
「肌ステイン」と呼ばれるくすみまで落とせるクレンジングオイルです。肌ステインはアテニア独自の表現ですが、血行不良やストレスによって発生した活性酸素が角質を結びつくことでできる「くすみ」のことで、日本で初めて配合される「ロックローズオイル」によって除去する効果が期待できます。
そのほか高級エステでも使用される「アルガンオイル」や「バオバブオイル」などの美容オイルを配合しています。柑橘系の精油が入った「アロマタイプ」と「無香料タイプ」の2種類がありますので、お好みで選んでくださいね!
ファンケル(FANCL)新マイルドクレンジングオイル
無添加やプチプラでおなじみのファンケルから販売されているクレンジングオイルで、CMもよく放送されています。オイルにクッション性があるのでお肌をゴシゴシこする必要がなく、なでるだけで「するん」と落ちます。私も使っていましたが、毛穴のざらつきまで落としてくれる優れものでした。
防腐剤や香料、着色料や石油系の界面活性剤を使っていないので、科学的な成分で肌荒れしやすい方にもおすすめです。「オイルクレンジングはまつ毛エクステ中は使えない」というのが一般的ですが、「シアノアクリレート系」といわれるグルーを使っている場合はマイルドクレンジングオイルを使えます。
プチプラのおすすめクリームククレンジング3選
ポンズエイジビューティークリームクレンジング
ポンズは1907年にコールドクリームを販売して以来クレンジングの開発を続けており、170年を超える歴史を持っています。エイジビューティーはクレンジング以外にも、リフトアップとスキンケアの3つの働きを持っています。ポンズのクリームクレンジングの中では売り上げの1を誇る人気クリームクレンジングです。
「CLA4」というお肌にハリを与える成分が配合されていることで、乾燥による小じわを目立たなくしてくれます。フローラルの香りはついていますが、着色料は使っていません。
アクアモイスト発酵ヒアルロン酸のメイク落としクリーム
クリームタイプのクレンジングですが、マッサージクリームとしても使うことができます。香料や着色料、アルコールや動物性の成分を使っておらず、弱酸性でお肌に優しいプチプラのクレンジングクリームです。
ヒアルロン酸にこだわっており、「発酵ヒアルロン酸」やナノ化されたヒアルロン酸を使用しています。「クレンジングも保湿にこだわりたい!」という方におすすめのクレンジングです。
モイスタージュWコールドクリーム
オリーブオイルを配合したクリームタイプのクレンジングで、マッサージしながら毛穴の奥の汚れもきれいにできます。皮脂の成分と近い保湿成分が配合されているので、マッサージしながら保湿ケアも行えます。
美容液成分として、コラーゲンやスクワラン、シルクプロテインなども配合されています。エイジングケアをしている人は、なるべくソフトタッチでマッサージしてくださいね!
プチプラのおすすめジェルクレンジング3選
キュレルジェルメイク落とし
乾燥敏感肌の人に向けて作られた、キュレルから発売されているクレンジングです。ジェルタイプなのでさらにお肌への負担が少ないです。キュレルはお肌の保湿成分である「セラミド」を守るように作られているので、「クレンジング後はお肌がつっぱっていたい」という方にぜひ使ってみていただきたいです。
消炎剤も配合されているので肌荒れを防ぎ、かなり肌荒れが進んで痛みがひどいときにも使えるクレンジングです。お肌をこすらなくても落ちるように作られているので、クレンジングの時はなるべく優しく落としてくださいね!
クレンジングリサーチジェルクレンジング
リンゴの写真がプリントされたシールが貼られており、コスメショップでもよく取り扱われています。ピーリングなどにも使われる「AHA」というフルーツ酸が配合されたクレンジングで、しっかりアイメイクだけではなく毛穴の汚れも除去してくれます。
フルーツ酸が配合されていますが、ジェルタイプの比較的お肌に優しいクレンジングなので普通肌~オイリー肌の方におすすめです。W洗顔不要で、これ1本でクレンジングと洗顔、さらに角質ケアまで行うことができます。濡れた手でもOKです!
クレパシーディープクレンジングジェル
真っ黒なボトルが印象的なクレンジングジェルで、地中海産のミネラル豊富な泥が9種類も配合されています。W洗顔不要で、天然の泥と天然のスクラブの働きによってこれ1本でクレンジング以外にも毛穴の黒ずみ、角栓まで除去してくれます。
植物由来の弱酸性タイプなので、お肌にも優しいです。さらにまつげエクステにも対応しているので、「まつエク中でクレンジングに気を遣う」という方にもおすすめのアイテムです。
プチプラのおすすめミルククレンジング3選
うまれはだバランシングクレンジングミルク
ミルクタイプのクレンジングですが、汚れをオフしながらお肌にうるおいと油分を与えてくれるクレンジングです。そのため、洗い上りはふっくらとした柔肌を期待できます。
「うまれはだ」は100%天然由来のオーガニック成分にこだわっており、防腐剤や界面活性剤などの成分から「石油系の成分」を徹底的に排除するようにしています。女性ホルモンの乱れによる肌荒れ改善にも取り組んでいるので、「生理の前後で肌荒れがひどい」という方にぜひ使ってみていただきたいです。
カウブランド無添加メイク落としミルク
牛乳石鹸でおなじみのカウブランドが作っているクレンジングミルクで、着色料や香料、防腐剤などの添加物をカットした無添加のものです。アミノ酸系洗浄成分を配合した低刺激処方なので、敏感肌の方におすすめです。私は小児アトピーがあり今も乾燥敏感肌ですが、こちらのクレンジングミルクは肌荒れせずしっとり洗い上げてくれます。
保湿成分として天然のセラミドを配合していますので、クレンジングで汚れを落としながら保湿ケアまでできる便利なクレンジングミルクです。
ヒアルロン酸クレンジングミルク
タイトル通りヒアルロン酸やスクワランといった保湿成分を配合したクレンジングミルクで、大手通販サイトのクレンジング部門でも1位を受賞したことがある実力派のアイテムです。パラベンや着色料を使っておらず低刺激の界面活性剤を使っているので、乾燥敏感肌の方にもおすすめのクレンジングです。
香りは香料ではなく、天然の精油100%で付けられています。さらにWクレンジング不要なので、お肌をやさしくいたわることができますよ。
自分に合ったクレンジングの選び方
冒頭でもご紹介しましたが、クレンジングは自分に合っているものを選ぶことが大事なポイントとなります。たとえば、30歳を超えて乾燥に悩んでいる人が、若い時からずっと同じオイルクレンジングを使い続けているというのは、より乾燥が進むのであまりおすすめできません。
敏感肌で化粧品によるトラブルが多いという方は、まずは着色料や保存料、アルコールなどの添加物を含まない無添加のものや、低刺激を謳っているクレンジングを試してみましょう。プチプラのクレンジングなら、なるべく小さいボトルを購入していろいろ試してみるのもおすすめです。
クレンジングを正しく使いましょう
クレンジングの選び方やプチプラでおすすめのクレンジングについてご紹介しました。クレンジングには今回ご紹介したように種類があるので、それぞれの特徴を知って賢く使い分ける必要があります。
美肌に近づくポイントは、まず「正しく落とす」ことです。メイクがきれいに落ちないのも肌トラブルにつながりますが、落としすぎるのもトラブルにつながってしまうのです。
お肌は年齢が進むごとにうるおいやハリが失われていくのでスキンケアで栄養を与える必要がありますが、それと同じくらい「落としすぎない」ことも大切なのです。
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