お肌に塗った日焼け止め、しっかり落とせていますか?「すっきり落ちてない」という人は、日焼け止めのせいで肌荒れしているかもしれませんよ!
美肌を手に入れるためには、きちんと落とすことが大事です。日焼け止めの種類を見極めて、適切なクレンジングを心がけましょう。
CONTENTS
日焼け止めはクレンジングする必要があるのか
日焼け止めが残ってしまうとどうなる?
日焼け止めはスキンケアではなく「紫外線をカットする」という役割があります。そのため、肌にたくさん負担をかける成分が入っています。お肌に塗った日焼け止めが残ってしまうと、お肌にいいとは言えません。肌荒れや吹き出物といった肌トラブルになってしまいます。
日焼け止めは洗顔だけで足りない
最近は洗顔で落とせる日焼け止めも多く販売されていますが、じつは洗顔で落とし切れていないことがあります。洗顔後、お肌にべたつきや水を弾く感じがあれば、洗い残している可能性がとても高いです。
日焼け止めにはたくさんの成分がふくまれていますが、紫外線防止剤として「紫外線吸収剤」と「紫外線錯乱剤」のおもに2つがあります。
特徴を簡単に表にまとめました。
種類 | お肌への 負担 |
特徴 |
紫外線吸収剤 | 強い | 白くなりにくいが刺激が強く、 アレルギー反応が起こりやすい |
紫外線錯乱剤 | 弱い | 白残りしやすいが、お肌への負担は軽い |
ちなみによくいわれる「ノンケミカルな日焼け止め」とは、紫外線吸収剤が配合されていない日焼け止めのことです。
紫外線吸収剤が入っている日焼け止めは、透明なので落とし切れなくても目立ちません。ですがお肌への刺激が強いので、かゆみやかぶれといったアレルギー反応が出ることもあり、「しっかり落とす」ことが大事なポイントとなるのです。
日焼け止めをクレンジングで落とす方法
日焼け止めの4つの種類
日焼け止めは、「レジャー用に落ちにくいものがいい」「デイリー用として簡単に落とせるものがいい」などさまざまな女性のニーズがあり、年々進化しています。
日焼け止めの落としやすさは、主に以下の4タイプにわかれます。
- お湯で落ちるタイプ
- 洗顔料・石けんで落ちるタイプ
- クレンジングが必要なタイプ
- 専用クレンジングが必要なタイプ
お湯や洗顔料・石けんで落ちるタイプ
いちばん落としやすい日焼け止めは、お湯や洗顔料で落ちるタイプですね。クレンジングがいらないので、赤ちゃんやお肌が敏感な人も安心して使えます。
ただ、日焼け止めの説明には「洗顔料や石鹸で落ちる」と書いてあっても、絶対にきれいに落ちるわけではありません。そんな時、無理にお肌をこすったり熱いお湯で洗ったりすると、かえってお肌にダメージを与えてしまいます。
そんな時は、日焼け止め専用クレンジングを使ってやさしく落としてみましょう。
クレンジングが必要なタイプ
ウォータープルーフタイプや油分の多いもの、ポリマーという成分が多い日焼け止めはクレンジングが必要です。SPFやPA値が高い日焼け止めは、高い確率でクレンジングが必要です。ちなみにシートタイプのクレンジングも人気ですが、摩擦が大きいので顔は避けて、「体専用」として使用しましょう。
「落ちにくい」「汗や水に強い」と書いてある日焼け止めは、言い方を変えると「落としにくい」日焼け止めなのです。
手持ちのクレンジングが洗浄力のやさしいタイプだったり、日焼け止めが落ちにくかったりする場合は、クレンジングを使いましょう。
プチプラで購入できるおすすめのクレンジングについては、こちらの記事をご覧ください。【プチプラ編】クレンジングの種類別おすすめす商品12選紹介)
専用クレンジングが必要なタイプ
ウォータープルーフ効果の高い日焼け止めやSPF・PA値の値が高いものには、パッケージの裏面に「専用クレンジングで丁寧に洗ってください」と書いてあるものもあります。
専用クレンジングは基本的に同じメーカーのものが推奨されていますが、値段が高く買いづらいものもあります。「高くて使いにくいな…」と思った時は、次にご紹介する日焼け止め専用クレンジングを使ってみましょう。
日焼け止め専用のクレンジングにおすすめの商品紹介
キスミー日焼け止め用クレンジング
ジェルタイプの日焼け止め専用クレンジング剤です。うるおい成分として、天然ハーブエキスが配合されています。無香料なので、化粧品の香りが苦手な方にもおすすめできます。濡れた手でも使えるので、お風呂場で使いたい人にもおすすめです。
「軽いジェルがしっかりとオフしてくれる」「さらっとしているのにちゃんと落ちる」と、使用感の軽さと洗浄力の高さが評価されています。
サンスクリーンクレンジングミルク
濡れた手でも使える日焼け止め専用のクレンジング剤です。種類はミルクタイプで、ヒアルロン酸やコメヌカ由来の成分が配合されています、そのため、乾燥が気になる方にもおすすめです。適量を手に伸ばして、お肌をこすらないようにマッサージしてぬるま湯で洗いながしましょう。
Snipe日焼け止め用クレンジング
化粧水タイプの日焼け止め専用クレンジング剤で、パラベンやアルコール、香料といった刺激成分を使っていません。そのため、お肌が弱く「刺激の少ないクレンジング剤が欲しい」という方にもおすすめできます。
また、オイルカットタイプなのでニキビやオイリー肌に悩んでいる人にもおすすめです。メイク用のクレンジングとしても使えるので、クレンジングを2回する必要はありません。
サンキラークレンジング
ジェルタイプのクレンジングで、日焼け止めもメイクも落とすことができます。濡れた手でも使えるので、お風呂で使いたい方にもおすすめです。泡立てて使うタイプのクレンジング剤なので、しっかり泡立てて優しくオフしてください。
着色料は使っておらず、うるおい成分として天然ハーブエキスが配合されています。「オイルクレンジングにありがちなオイル残りがない」と、口コミでも評判です。
カウブランド無添加メイク落としオイル
牛乳石鹸でおなじみのカウブランドが販売している、クレンジングオイルです。日焼け止め落とし専用ではありませんが、「日焼け止めをこすらず短時間で落とせる」と口コミでも評判です。
わたしは小児アトピーに悩み、今も乾燥肌ですがカウブランドのものは保湿成分「セラミド」が配合されているのでとても使いやすいです。
ちなみに、アトピーと乾燥肌は違います。特徴をまとめてみました。
アトピー:「アレルギー素因」を持っており、お肌に乾燥やかゆみがある。湿疹ができて血や膿が出たり、皮膚の一部が硬くなったりする。
乾燥肌:お肌のバリア機能が弱く、水分を保ちにくい肌タイプ。乾燥によるかゆみはあるが、アレルギー素因はない。
日焼け止めの種類によってクレンジング方法を選ぼう
日焼け止めを落とすためのクレンジングについてご紹介しました。「きちんと落とす」ことはスキンケアの基本ですので、落ちにくい日焼け止めはクレンジングを工夫しましょう。
日焼け止めは紫外線を防ぐために欠かせないものですが、残念ながらお肌に負担をかけるアイテムでもあります。SPFやPA値の高すぎる日焼け止めにこだわるのではなく、保湿成分も配合されたものを選ぶといいでしょう。保湿効果の高い日焼け止めは、こちらの記事を参考になさってくださいね!【乾燥肌向け】保湿力の高い2018年のおすすめ日焼け止め