妊娠中はホルモンバランスが乱れやすくなるため、ニキビも増えてしまいがちです。ニキビができるとひりひりと痛みが出たり、赤みが出たりして辛いですよね。
そこで今回は、妊娠中にできるニキビの原因について解説するとともに、妊娠中のニキビを改善するのにおすすめのスキンケア用品を紹介したいと思います。
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妊娠初期にできるニキビの特徴

妊娠をきっかけとして、身体のいろいろな部分に変化の現れることがあります。その1つが肌荒れです。妊娠してしばらくすると、ニキビが増えるという方もたくさんいらっしゃいます。
ただ、医師の間でも妊娠とニキビとの因果関係については真っ二つに意見が分かれるようです。とは言うものの、多くの女性が妊娠にともなってニキビが増えたと実感しているのも事実です。
では、妊娠中のどの時期にニキビが増えやすいのでしょうか。妊娠中にニキビのできやすい時期は、初期がもっとも多く、続いてつわりの次期、35週以降となっています。
ようするに、ホルモンバランスの乱れやすい時期にニキビができやすく、いわゆる「安定期」にはニキビができにくいということが可能です。
妊娠初期にできるニキビの原因6つ

妊娠初期にニキビができやすいことには、ちゃんと原因があります。それでは、いまからその原因について解説していきたいと思います。
- ホルモンバランスの変化
先述したように、妊娠初期はホルモンバランスの乱れやすい時期であるため、お肌があれてニキビができやすくなります。 - 食生活の変化
妊娠5週目から12週目くらいにかけて、つわりが起こります。特に、吐きつわりと言って、食べると気分が悪くなるタイプのつわりを発症すると、食事がままならなくなります。そのため、栄養状態が低下し、ニキビができやすくなるのです。 - 睡眠不足
妊娠をすると身体のリズムにも変化が出るため、人によっては睡眠不足になることもあります。睡眠不足がお肌にとって天敵であることは、皆さんもよくご存じのことだと思います。 - 運動制限による運動不足
妊娠をすると、どうしても運動不足になってしまいがちです。運動不足になると血液の循環が悪くなるため、ニキビもできやすくなるのです。 - 体調の変化や不安によるストレス
妊娠中は、「元気な赤ちゃんが生まれるだろうか」とか、「出産時の痛みに耐えられるだろうか」などといった不安を感じたり、つわりによるストレスにさらされたりします。
ストレスによって自律神経のバランスが乱れると、睡眠の質が低下したり、細胞分裂が滞ったりします。その結果としてニキビができやすくなるのです。 - 体の不調や胎児の成長などによる便秘
お腹の赤ちゃんが大きくなってくると、便秘になる妊婦さんがたくさんいます。便秘になると肌荒れをしやすいことも、よく知られていることと思います。また、妊娠中の体調不良によってニキビができるケースもあります。
このように妊娠初期には、ニキビができるリスクファクターがたくさんあります。自分のニキビの原因を知った上で、ニキビ対策をすることが重要です。
妊娠中のニキビ予防・対策

妊娠中にニキビができやすくなる原因について知ったところで、次に、妊娠中のニキビ予防や、ニキビ対策について解説したいと思います。
バランスよく食事をとる
私たちの身体は食べたものからできていますし、おなかの赤ちゃんにエネルギーを分け与えるためにも、バランスのとれた食事を摂取することが重要となります。
医学的根拠があるかどうかはともかく、妊娠中に食べなかったものを子供が嫌いになるというのもよく聞く話です。おなかの赤ちゃんのためにも、いろいろなものをバランスよく食べましょう。
しっかりと水分補給をする

妊娠中には水分補給も怠らないようにしましょう。水分の摂取量が不足すると、いわゆる「ドロドロ血液」になってしまいます。ドロドロ血液になると、全身に酸素と栄養を十分に送り届けられなくなってしまいます。
血液の循環が悪くなった場所には、免疫力の低下がみられることとなります。ニキビは毛穴に詰まった皮脂や汚れに細菌(アクネ菌)が感染することで発症します。
血行不良によって免疫力が低下すると、アクネ菌に負けてしまい、その結果ニキビができやすくなるのです。
リラックスして質の良い睡眠をとる

妊娠中のニキビを予防するためにはリラックスして、質のよい睡眠を取ることも重要です。リラックスしているときというのは、自律神経のうち、副交感神経が優位になっています。
副交感神経が優位になると、血管が拡張して血行がよくなります。血行がよくなれば栄養状態もよくなり、免疫力も向上します。リラックスする方法はいろいろなので、自分なりのリラックス法を見つけておきましょう。
適度に体を動かして体の代謝機能を高める

妊娠中であっても、適度に身体を動かすことが重要です。身体を動かすことによって血行がよくなれば、新陳代謝を高めることが可能となります。
新陳代謝とは古いものが新しいものへと生まれ変わることを意味しますが、お肌にとっての新陳代謝はターンオーバーと呼ばれています。
適度に身体を動かすことでお肌のターンオーバーが正常化すれば、つやつやの美しい肌へと変わることができます。
適度にストレスを発散する

ストレスは万病のもとなどと言われますが、お肌にとってもストレスは大敵です。ストレスがなせ体にとって良くないかというと、ストレス状態が継続することで自律神経のバランスが乱れるからです。
自律神経は私たちの生命活動をコントロールしている神経であり、そのバランスが乱れることによってさまざまな不都合が生じます。
たとえば、自律神経のバランスが乱れることによって細胞分裂が滞ると、皮膚の角質が硬化し、角層が分厚くなってニキビができ安くなってしまいます。
たまにはカラオケなどで大きな声を出すとか、親しい友人と会って楽しくおしゃべりをするなどして、適度にストレスを発散するよう心がけましょう。
スキンケアを改善する
妊娠中にニキビができてしまう場合、スキンケアを改善してみましょう。妊娠中はホルモンバランスが乱れるため、お肌の質が変わってしまうこともあります。
普段は乾燥肌なのに、妊娠をしたら皮脂の分泌量が増えたなどというケースもあります。その場合、脂性肌用の化粧水やクリームを用いるなどするとよいでしょう。
妊娠中の正しいニキビケア

妊娠中にできるニキビの原因と、その予防法や対処法については理解して頂けたことと思います。それでは次に、妊娠中の正しいニキビケアについて見ていきたいと思います。
毛穴を清潔に保つこと
妊娠中にニキビができないようにするには、まず毛穴を清潔に保ちましょう。あたり前といえばあたり前ですが、ニキビは毛穴にできるものだからです。
低刺激の洗顔料で一日2回洗顔を行う
ニキビを予防するためにあ、1日2回洗顔をおこないましょう。正しい洗顔法については、以下の動画を参考にしてみてください。
- 髪が顔にかからないようにまとめる
- 顔を洗う前に手をきれいに洗う
- 32度くらいのぬるま湯で予洗いする
- 泡立てネットでしっかりとせっけんを泡立てる
- おでこ・鼻・顎・両頬に泡を乗せる
- 泡でパックするように全体に広げる
- 中指と薬指で円を描くように泡を転がす
- 擦らないように洗い流し、タオルで拭く
メイクは毎日オフする
ニキビを予防するためには、毎日しっかりとメイクオフしましょう。メイクには油分が含まれているため、メイクオフしておかないとニキビのできるリスクが上昇します。
ニキビを増やさない化粧品を選ぶ
ニキビを予防するためには、ニキビを増やさないような化粧品を選ぶことも重要です。簡単にいえば、自分の肌タイプに合った化粧品を選ぶことが大事だということです。
乾燥肌の人の場合、保湿力の高いセラミドを配合した化粧水を選ぶとよいですし、脂性肌の人はビタミンC誘導体の配合された化粧水を選ぶとよいでしょう。
また、化粧水の後に乳液やクリームを用いてうるおいを閉じ込めることも重要です。化粧品には全成分が表示されており、先頭のものほど多く含まれている成分となっています。お肌にとって有害な成分が含まれていないか、しっかりと確認しましょう。
保湿をしっかりと行う
ニキビケアをおこなう際には、保湿をしっかりとおこないましょう。お肌にとってもっとも避けるべきことの1つが乾燥です。乾燥すると外部の刺激にさらされやすくなり、ニキビもできやすくなってしまいます。
妊娠ニキビを悪化させる誤ったケア

妊娠中のニキビケアも重要ですが、妊娠中のニキビを悪化させる誤ったケアについて知っておくことも重要です。以下のようなことは原則としておこなわないようにしましょう。
ニキビをつぶす
妊娠中に限ったことではありませんが、ニキビを潰すことは避けましょう。指にはたくさんの雑菌がついており、ニキビを潰したところから雑菌が侵入すると、さらに炎症状態を悪化させてしまいます。
また、ニキビを潰してしまうと、ニキビ痕が残る結果となります。新陳代謝が活発なうちはいいですが、年齢を重ねてからのニキビ跡は、一生残ってしまう可能性があります。
毛穴シートパックで汚れを吸着して取り除く
鼻の角栓が気になるからと、毛穴シートパックで汚れを吸着して取り除いている人もいると思いますが、毛穴シートパックはお肌にとって刺激が強すぎるため、絶対にやめましょう。
その強力な吸着力によって肌荒れの原因となるのはもちろんのこと、過剰に角栓を取ることで皮脂腺がより活発になり、かえってニキビを増やす結果となってしまいます。
毛穴シートパックに限ったことではありませんが、お肌にとって避けるべきことは「乾燥」と「摩擦」であることを覚えておき、それを念頭にスキンケアをおこないましょう。
自己判断での薬の服用・塗布
妊娠中にニキビができた場合、市販の塗り薬を使っている方もいらっしゃるかもしれません。そのような方は、経皮毒について知っておくべきでしょう。
経皮毒とはその名の通り、皮膚を介して体内に入る毒のことを言います。そして、経皮毒は口から摂取した毒よりも有害性が高いとされています。
そのため、自己判断で塗り薬を使用するのは絶対にやめましょう。市販薬の作用が強い場合は、お腹の赤ちゃんに影響を与える恐れもあります。
妊娠中にニキビができて、薬で対処するのであれば、必ず皮膚科医の指導を仰ぐようにしましょう。その方が確実ですし、なにより安全です。
妊娠中のニキビ対策・予防におすすめの商品

ここまでの説明で、妊娠中のニキビ予防やニキビケアについてはご理解頂けたことと思います。それでは次に、妊娠中のニキビ対策やニキビ予防におすすめの商品を紹介したいと思います。
ニキビ対策洗顔ソープ プライマリー Non A
「ニキビ対策洗顔ソープ プライマリー Non A」は、有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムを配合しており、香料や着色料、エタノールや鉱物油など、お肌にとって有害な物質は全く含まれていません。
こちらの商品の特徴としては、泡立ちが非常によいということがあげられます。メレンゲ状に膨らんだ泡で汚れを包み込み、擦らなくても洗い流せるというメリットがあります。
また、漢方でも使われることのある甘草(カンゾウ)の働きによって、ニキビを予防する効果もあります。医薬部外品なので、敏感肌の人でも安心して使用することが可能です。
ルナメアAC クレンジングオイル

「ルナメアAC クレンジングオイル」には、ハーブ由来のうるおい成分が配合されており、乾燥したお肌にうるおいを与える効果があります。
こちらの商品はオイルタイプのクレンジング剤であるため、お肌にとって大敵の摩擦を避けることができるというのも特徴です。
また、オイルタイプのクレンジングなので、必要以上にお肌から皮脂を奪うこともありません。ニキビの原因となる汚れはしっかりと落としつつ、お肌のうるおいを保てるのがメリットとなっています。
富士フィルム ルナメアAC 洗顔フォーム
「ルナメアAC 洗顔フォーム ファイバーフォーム」の特徴は、ファーバーフォームによる濃密な泡です。もちもちの弾力性のある泡で毛穴の汚れをしっかりと包み込んで洗い流せるようになっています。
また、こちらの商品にはフランス産のクレイが成分として配合されています。クレイは毛穴よりも小さいので、毛穴の中にまで潜りこんで、汚れや黒ずみを落としてくれます。
【ルナメア】ルナメアAC スキンコンディショナー
「ルナメアAC スキンコンディショナー (ノーマルタイプ) 」には、有効成分としてトコフェロール酢酸エステルおよび、グリチルレチン酸ステアリルが配合されています。
こちらの商品の特徴としては、「アクネシューター」と呼ばれる成分によって、ニキビからお肌を守る効果を得られるということがあげられます。乾燥肌の人に向けて、同商品には「しっとりタイプ」もあります。
ルナメアAC ジェルクリーム
「ルナメアAC ジェルクリーム」には、有効成分としてトコフェロール酢酸エステルおよび、グリチルレチン酸ステアリルが配合されています。また、エイジングケアの効果があるビタミンEも含まれているため、お肌を若々しく保つ効果もあります。
お肌のベタつきを極力抑え、さらっとした仕上がりが特徴となっています。こちらの商品にも「アクネシューター」と呼ばれる独自の成分が含まれているため、ニキビ予防におすすめとなっています。
オールインワンゲル メディプラスゲル
「オールインワンゲル メディプラスゲル」の特徴としては、お肌にとって有害な防腐剤や着色料、合成乳化剤や香料を使用していないということがあげられます。
累計販売本数が800万本を超えていることからも分かるように、人気があるだけでなく、リピーターも多い商品となっています。モンドセレクションでも5年連続で金賞を受賞しています。
こちらの商品には「湿潤効果」というウリがあります。メディプラスゲルによってお肌にうるおいを与え、スクワランの効果によってお肌を柔らかく保ちます。
妊娠中にニキビが改善できるようにしましょう
妊娠中にニキビができる原因は実にさまざまなので、まずは原因を知り、それに基づいてスキンケアをするなど、ニキビ予防やニキビ対策をおこないましょう。
また、自分の肌タイプを知り、それに応じて化粧品を選ぶことも重要です。おすすめだった対策と商品の中で、自分に合うものを選んで使ってみると、ニキビが改善できると思いますよ。