あなたのお肌はどの肌?くすみ別・原因とお手入れ方法を公開!

あなたのお肌のお手入れ方法は本当にあなたに合っているのでしょうか?まずはセルフチェックをしてスキンケア方法をゲットしましょう。

角質肥厚型

角質肥厚型

角質肥厚(かくしつひこう)とは、その名称通り角質が厚く肥えてしまった状態のこと。角質が厚くなってしまっているので、肌がごわついたりくすんだりします。また、スキンケアしても保湿成分などが肌に浸透しにくくなってしまいます。

特に夏場の紫外線を受けた肌には防御反応が強く働き、角質肥厚になりやすいのです。

普段はストレスや生活習慣、紫外線によるダメージなどによってターンオーバーが乱れると、本来はがれ落ちていくはずの古い角質が肌表面にどんどん溜まってしまいます。

見分け方

角質肥厚になりやすいのは、ひざ、かかと、ひざ。また、顔の肌がくすんできたら角質肥厚かもしれません。

お手入れ方法

毛穴の汚れを落とそうとしてゴシゴシ洗ったり、洗浄力の強い洗顔料を使ったりすると、肌が乾燥しやすくなり、ターンオーバーを乱す原因になります。

刺激の少ないタイプの洗顔料をキメ細かく泡だて、丁寧に洗顔するよう心がけましょう。

ピーリングや毛穴パックなどは肌を傷つけることがあるので、
週に一度肌に刺激のない保湿成分配合の泥パックで古い角質を落とすようにすると良いでしょう。

睡眠不足や食生活の偏りもターンオーバー周期を乱して角質肥厚の原因に。
栄養バランスのとれた食事や良質な睡眠を心がけたいですね。また、紫外線対策は夏だけでなく一年中行うことが大切なので。

 

乾燥型

乾燥型

見分け方

肌がカサついてしまい、暗くくすんだ状態が乾燥によるくすみです。肌表面にツヤがないので、暗い印象を与えやすいと言われています。

これから寒くなると気温や湿度が低くなるので、以下のことが起こります。

  1. 肌表面の保湿してくれるものが失われやすくなる・・・
  2. 寒くなることで毛細血管の血流が悪くなり、肌へ十分な栄養や酸素がいかなくなる・・・
  3. 肌の細胞をつなぐ細胞間脂質がなくなり、肌を外気から守るバリア機能が衰える・・・

お手入れ方法

徹底的に保湿する!
乾燥が原因なので肌に保湿成分をたっぷり与えてあげましょう。セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合された化粧品でのスキンケアが有効です。
集中ケアには、ローションパックをするのもおすすめです。

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血行不良型

血行不良2

見分け方

目の下のクマが目立ち、肌の血色が悪いため、顔色がどんよりくすんでいるのがこのタイプです。血の巡りの悪さは肌のターンオーバーを遅らせる要因になり、顔のくすみだけではなく、シワや乾燥などの肌トラブルにもつながるので、早めのケアが肝心です。

日頃のストレスや疲れ、睡眠不足などで、全身の血の巡りが悪くなっていることが考えられます。

お手入れ方法

マッサージで血の巡りをよくする!

日々のスキンケアに、リンパマッサージなど巡りをよくするケアを取り入れましょう。鎖骨のくぼみにリンパがあるので、デコルテも一緒にケアするとより効果的。
また、顔色が悪い人は、肩や首のコリがひどい場合も。首や肩が強ばっていると顔の血流にも影響するので、あまりにも重症化しているなら、プロの手を借りて改善しましょう。

血行を良くしてくれる炭酸コスメを投入!

肌に浸透して毛細血管を拡張し、血行を促進することで、肌の新陳代謝を活性化してくれる炭酸コスメ。くすみの解消や肌の透明感などの美容効果が期待できます。クレンジングからパックまでさまざまなアイテムが出ているので、取り入れてみるのもいいかもしれません。

体を温め、血流を改善する!

半身浴や適度な運動で、全身の血の巡りをよくすることも大切。また、体を温める効果のあるしょうがや、血流を改善するビタミンCやビタミンEを含む食材を積極的に食べるようにしましょう。

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糖化型

糖化

見分け方

肌のタンパク質と糖が結びつき、肌を黄色くくすませる糖化。日頃から甘いものを食べている人に現れます。

糖分の過剰摂取、加齢、紫外線が原因と言われています。

糖化の結果できたAGEsという物質は、体に様々なダメージを与えると言われています。肌に関しては、コラーゲンを硬化させるほか、AGEsそのものが黄色っぽいので、肌に黄ぐすみや茶ぐすみを引き起こす原因になります。

AGEsは一度できると分解されず、自然と体から排出されないので、専用のケアを行いましょう。

お手入れ方法

抗糖化スキンケアを地道に行う

紫外線対策は当然ですが、スキンケアには、糖化による黄ぐすみにアプローチする抗糖化成分を含んだコスメを使いましょう。抗糖化成分はまだまだ研究段階のものも多いですが、コウジ酸やセイヨウオオバコ種子エキスなどが有効成分として注目されています。

また、糖化していない新しいコラーゲンの生成を促すという点で、コラーゲンの生成に欠かせない、ビタミンCやアミノ酸、ヒアルロン酸といった美容成分もおすすめです。

糖質過多の食生活を改善

スイーツの食べ過ぎや、おにぎりだけ、菓子パンだけなど炭水化物に偏った食事はやめましょう。血糖値を急激に上げないために、野菜→タンパク質→炭水化物の順に食べるよう心がけて。とくに、食物繊維を含むきのこ類は積極的に摂取したい食材。糖質の吸収をゆるやかにしてくれます。

糖化防止には適度な運動を

糖化防止には、全身の血流循環も重要。座りっぱなしや立ちっぱなしは避け、1日10分でいいので運動をするようにしましょう。ウォーキングや軽めのランニングでもOK。さらに効果を高めるためには、血糖値が高くなっている食後1時間くらいに行うとベストです。

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メラニン型

メラニン型

見分け方

いわゆる紫外線によるくすみ、日焼けの状態です。
紫外線に当たるとメラニンが生成されますが、そのメラニンが肌の奥に残った状態だとくすんで見えがちになってしまいます。
通常はメラニンが生成されても、肌のターンオーバーにより、時間が経つといらない細胞と共に排出されていきます。

しかし、ターンオーバーが正常に働いていなかったり、紫外線を浴びる量が多すぎてターンオーバーが追い付いていかない場合だと、肌にメラニンが残ったままになります。
その残った色がメラニンのくすみです。
また、メラニンぐすみを残したままにしておくと、そこからシミの原因にもなってしまいます。

お手入れ方法

ピーリングや酵素のお手入れで余分な古い角質を優しく取り除いてあげましょう。

肌にムラがあり、黄色みがかっている。

メラニンぐすみを防ぐ方法としては、年中日焼け止めを肌に塗っておくことです。
紫外線は夏の暑い日だけでなく、冬でも曇りの日も年中降り注いでいます。
また、室内にいる時でも、窓ガラスを通して紫外線は入ってくるのです。
肌は常に紫外線に晒されていますから、日焼け止めを塗ったり、UVカットのメイク下地やファンデーションを選びましょう。
メラニンぐすみに既になってしまっている方は、メラニンの働きを抑える基礎化粧品で美白ケアするのがおすすめです。
ビタミンC誘導体、アルブチン、m-トラネキサム酸などの有効成分が含まれた基礎化粧品を選びましょう。

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