歯間ブラシが入らない!奥歯にも正しく使うための対処方法

デンタルフロスと歯ブラシと歯間ブラシ

オーラルケア用品の中に歯ブラシで歯磨き、デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間をきれいにする道具があります。現在歯間ブラシを使っている方も増えていると思います。ですが、歯と歯の間に入らない!と悩んでいる方や奥歯にはどう使えばいいかわからないと思っている方もいるはずです。今回は奥歯にも入りやすく、歯垢除去効果が期待できる使い方を紹介していきます。

歯間ブラシとは

2本青い歯間ブラシと2本赤い歯間ブラシ

歯間ブラシとはワイヤー(金属やゴム製のもの)の周りにナイロン毛をつけた小さいブラシです。普通の歯ブラシは歯の表面だけをきれいにすることが出来ますが、歯と歯の間の細かいところまでは行き届かないため、そこに歯垢が溜まっています。歯間ブラシを使うことによって歯の間に残った歯垢を綺麗に取り除くことができます。

出典:https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio1968/36/3/36_3_665/_pdf

歯間ブラシが歯茎や奥歯の隙間に入らない原因

歯間ブラシは歯と歯の間や、歯と歯肉の間をきれいにするものですので、歯と歯の間にしっかりと入れて磨かないと効果が出ません。しかし、はじめて使う人はうまく歯間に挿入できないや奥歯には入らないと困っている方も多いのではないでしょうか?そこで、歯間ブラシが歯茎や奥歯の隙間に入らない原因は何なのかを見ていきましょう!

歯間ブラシのサイズが大きすぎる

歯間ブラシの先端

歯間ブラシが歯間部に入らない一つの原因は歯間ブラシのサイズが大きすぎるからです。歯間ブラシのサイズが自分の歯間の隙間より大きいと当然歯間ブラシが入りませんよね。人によって歯茎の隙間の大きさが違いますので、歯間ブラシにも大きさの違うものがあります。歯間ブラシの大きさは基本的にはSSS,SS, S, M, Lの5段階があります。自分の歯茎の隙間より大きい歯間ブラシを使用してしまうとうまく挿入できず、無理に挿入すると歯茎を傷つけて出血の原因になりますので、気を付けましょう。

歯間ブラシの入れる方向が間違っている

歯間ブラシの入れ方

歯間ブラシは歯と歯の隙間に直角に入れないと奥まで入りません。歯間ブラシを違う方向(横や上や斜め)から入れてしまうと歯や歯茎に当たって、挿入できないので、最初は鏡を見て直角に挿入しているか確認しながら挿入しましょう。

ただし、歯並びによっては直角に入れてもスムーズに入らないことがあるので、歯並びが悪いところは特に注意をするようにしましょう。無理に挿入してしまうと歯や歯茎に傷付けてしまうことになるので、無理に挿入しないでください。

歯間ブラシが入らない際の対処方法

歯間ブラシが入らない原因がわかれば対処方法は簡単です。サイズが違っていたら自分に合ったサイズを見つけ、使い方が間違っていたら正しい使い方に直すなどの方法があります。

歯間ブラシのサイズを変える

色違いの歯間ブラシ

人によって歯の形や歯茎の隙間の大きさが違うので、自分の歯の特徴や歯茎の隙間の大きさより大きい歯ブラシを使っている方は歯間ブラシのサイズを変えましょう。特に、初めて歯間ブラシを使う人は小さいサイズの歯間ブラシからの使用をおすすめします。

歯間ブラシの使い方を見直す

歯間ブラシの使い方を間違えてしまうと歯間に入らないだけではなく、無理に挿入すると歯や歯茎を傷つけてしまう可能性があるので、自分の使い方が正しいかどうかを確認してから、正しい使い方で効果良く使いましょう。

歯間ブラシの選び方

歯間ブラシは様々な種類やその種類に応じて様々なサイズがありますので、必ず自分に合ったものを選んで、効果良く使いましょう。

歯間ブラシのサイズ

いろいろな歯間ブラシ

歯間ブラシにはいろいろなサイズがあります。自分の歯茎の状態や隙間の大きさに合ったサイズを選ぶことが大切です。目安としては、歯と歯の隙間にスッと無理なく挿入できる程度です。
初めて使用する方は、小さいサイズから使用して、それから自分に合ったサイズに変えるのがおすすめです。
歯間ブラシのサイズを選ぶ時の目安

サイズ SSS SS S M L
最低通過径 ~0.8mm 0.8~1.0mm 1.0~1.2mm 1.2~1.5mm 1.5~1.8mm

※サイズ表記、最小通過径は全日本ブラシ工業協働組合の自主規格より

出典:https://ci.nii.ac.jp/els/contents110000051287.pdf?id=ART0000389910

歯間ブラシの正しい使い方

歯間ブラシを使う前にまずは自分の歯茎の隙間の大きさに合った歯間ブラシを選びましょう。小さすぎる歯間ブラシを使ってしまうと歯垢除去効果が得られませんし、大きすぎるものを使ってしまうとうまく挿入できず、歯や歯茎を傷つけてしまいます。
さて、歯間ブラシの歯への当て方や動かし方についておさらいします。

歯間ブラシの歯への当て方

歯間ブラシが歯の間に挿入している図
歯間ブラシは歯と歯の隙間に直角に通します。違う方向から挿入するとうまく入りませんので気を付けてください。また、悪い方向から挿入するとブラシが入らないだけではなく、歯に当たって曲がって折れたり、入ったとしても歯垢が綺麗に落ちない場合があるので、しっかり鏡で確認しましょう。

出典:https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio1968/33/2/33_2_433/_pdf/-char/ja

歯間ブラシの動かし方

歯間ブラシは歯と歯の隙間に直角に通したあと、4~5回前後に動かします。歯間ブラシを前後に動かすことによって歯と歯の間の歯垢を取ることが出来ます。

歯間ブラシの注意点

歯間ブラシは、歯の状態や歯茎の隙間の大きさ、使用する歯の位置などによって適切なものが変わってきます。適切なものを使用しなければ、せっかく歯の健康を保とうとしているのに歯の隙間を広げてしまったり、歯を傷つけてしまいます。
歯間ブラシを使用する際は、一度歯科医院を受診して歯や歯茎の状態を診てもらい、自分に合った歯間ブラシを選んでもらうのをおすすめします。

歯間ブラシを使うメリット

歯垢を除去できる

普通の歯ブラシを使うだけだと歯と歯の間の部分、歯茎の隙間の部分、歯ブラシの毛先が届かないところにあり歯垢を落とすことが出来ません。歯間ブラシを使うことによって歯ブラシでは除去できない歯垢を除去することが出来ます。

虫歯、歯周病予防

歯間ブラシを使って歯垢除去効果をよくすると虫歯、歯周病予防に繋がります。

口臭対策

歯間ブラシを使っているうちに虫歯、歯周病が改善するケースも多くあります。口臭の原因の一つが虫歯、歯周病にあるので、歯間ブラシを使うことは口臭対策になります。

出典:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsg1987/16/2/16_271/_pdf

歯間ブラシを正しく使ってお口のケアを行おう

言い値をしている女性

歯間ブラシを正しく使うことでお口をすっきりさせて、虫歯予防などの効果を最大限に引き出すことが出来ます。逆に間違った方法で使用すると逆効果になってしまうので、正しい使い方を理解するうえで、お口のケアを行いましょう。

ABOUTこの記事の監修者

柴田はるひ

《経歴》
2011年名古屋デンタル衛生士学院卒業
国家資格歯科衛生士免許証取得
2012年愛知県一般歯科にて一般的な歯科診療やインプラント、矯正、歯周病担当歯科衛生士として2年間勤務
2014年上京し都内のホワイトニング専門審美歯科にてホワイトニングやクリーニング、小顔マッサージやフェイシャルエステなどを経験
2017年12月日本化粧品検定1級合格し2018年2月コスメコンシェルジュ取得
2018年現役歯科衛生士&コスメコンシェルジュとしてライターとしても活動中。
《得意分野》
ホワイトニング、歯のクリーニング、カウンセリング
小顔マッサージ、唇美容、プラセンタ系エステ、歯周病
コスメ全般(基礎化粧品、メイク、ヘアケア、アロマ、香水など)
《メッセージ》
歯科衛生士として長く働いてきて、お客様や患者様の悩みや相談を沢山うかがってきました。お口元を美しくすることは審美面だけではなく、結果的に将来歯を失わずにずっと健康的に過ごせる健康面もサポートすることができます。
さらにコスメコンシェルジュを取得してからは身近なコスメにも詳しくなり周りの女性をさらに輝かせるお手伝いができていると実感しています。
今までは目の前のお客様や患者様の美容と健康をサポートし喜んでいただくことにとてもやりがいを感じていました。ですがこれからは現役歯科衛生士ライターとしてコスメコンシェルジュとして、ネットを通じて情報を提供することで全国の皆様に同じように美容と健康を理解していただくことができる喜びを感じています。
沢山の方が自分の目標とする美容と健康を手に入れて年齢を重ねても自分と自分の人生を愛せるようにお手伝いができたら幸いです。