デンタルフロスは一日一回!頻度や使い方を知ってお口の健康を守る

糸型のデンタルフロスがFLOSSの字を描いている写真

デンタルフロスを使っていらっしゃる方は増加してきています。しかし、デンタルフロスって何回も使用しても大丈夫なのでしょうか。デンタルフロスの正しい使い方を知らないとせっかくのデンタルフロスの本来の効果を発揮できていないかもしれません。今回はデンタルフロスの使う頻度や買い替えるタイミングをお教えします。

デンタルフロスの使用頻度

デンタルフロスを使用することによって歯垢除去率が歯磨きするだけに比べて2割ほど高くなると言われています。それでは、毎回歯磨きした後にデンタルフロスを使用するべきなのかデンタルフロスの使い方を見ていきましょう。

一日一回がベスト

今まで歯の掃除を歯ブラシで磨くだけの人からすると、デンタルフロスは結構面倒な作業ですよね。しかし、デンタルフロスは、歯垢の除去にとても効果的です。
歯ブラシでは磨きにくい歯と歯の間の側面をきれいにすることが出来ます。

毎日の歯のクリーニングにデンタルフロスの使用は一日一回がベストです。歯垢は食後4~6時間に作られ、特に夜眠っている時に歯垢に棲みついてる細菌が繁殖しやすいと言われています。それに取り残した歯垢は2~3日で石灰化し、歯石となりだんだん歯ブラシでは取りにくくなるのです。なので取りにくくなる前にデンタルフロスで歯垢を除去することをおすすめします。

1日1回の使用、毎日継続することが大事なので習慣付けていきましょう。

頻度が多すぎることのデメリット

歯ブラシでは取り切れない汚れを除去できるデンタルフロスを1日に何回も使うことに実はデメリットはほとんどありません。ただし、それは正しく使えている場合に限ります。

間違った使い方をしていると歯茎を傷めてしまったり、歯茎が下がる、歯肉の退縮の可能性も考えられます。フロスを使用するときに通常は痛みを感じませんので痛みがある場合は正しい使い方を習得することが重要になります。歯や歯茎はとてもデリケートですので、歯の健康を保つために適切な正しい使い方をしましょう。

頻度が少なすぎることのデメリット

デンタルフロスの使用頻度が少なすぎると歯垢が溜まって虫歯や歯周病のリスクが増します。最初はデンタルフロスで取れば取りやすい歯垢ですが、時間が経つにつれて一部が石灰化して歯石になります。また出来てしまった歯石も上についた歯垢も歯垢除去しないと、さらに歯垢が付いていき悪循環が続きます。悪循環が続くと集まってくる細菌の数はもちろん、集まってくる種類も増えていきます。これが虫歯や歯周病の原因になります。

適切な頻度で行おう

何事も「~すぎる」ことは良くないですね。デンタルフロスも例外ではありません。頻度が多すぎでも、少なすぎてもよくないので、適切な頻度で行うことが大切です。そこで、「適切な頻度」はどのくらいなの?と思う方もいらっしゃると思います。自分も歯の状態や目的に一番自分に合わせた頻度で行いましょう。

例えば、毎回歯磨きした後に口の中がすっきりしない方は一日一回以上の頻度で行った方がいいかもしれません。逆に、歯茎が弱い人は使用頻度を減らした方がいいかもしれません。一日一回がベストと言いましたが、必ずしも1回ということではありません。行う頻度や行う時間も考えて自分に合った頻度を見つけましょう。

出典:https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikahozon/60/6/60_282/_pdf

使用するタイミング

夜寝る前に歯磨き後の使用がおすすめです。
まず歯ブラシで取れる汚れは取って、そのあとに、歯ブラシで取れなかった汚れをデンタルフロスで取り除いたほうが効率的です。

夜の歯磨きの後に行う

デンタルフロスの使用時間帯は寝る前がおすすめです。寝る前がおすすめする理由は、就寝中は唾液の分泌が少なくなるので、口の中の細菌が増殖しやすい環境になります。歯磨きとデンタルフロスで歯のクリーニングをしっかりすると、口の中の細菌を減らし虫歯、歯周病や口臭など口内のトラブルの予防になります。

取り替える頻度を決めよう

デンタルフロスには使い捨てのものと使用した後洗って繰り返して使えるものがあります。

繰り返して使えるものを使用する場合、使用後はしっかり流水で汚れを取って乾燥させておきましょう。また、定期的に取り替えることをお勧めします。取り替える頻度を決めないでずるずる使い続けてしまうと衛生面に良くないので、使用期間を決めて使いましょう。

ついついそのまま何回も使用してしまう

デンタルフロスを購入するときに“洗って繰り返し使える 高強度フロス採用”などパッケージに書いてありますよね。使い捨てのものでも、一回使って見た目が変わらず2回目3回目も使えるんじゃないかと思ってしまうかもしれませんが、デンタルフロスの糸は1本の糸ではなくて100本以上の糸から成り立って、一回使うと糸と糸の間に汚れがついてしまったりするので、使い捨てのものなら毎回新しいものを使うのをお勧めします。繰り返し使える物でも、使っているうちに糸が切れて少なくなったりしますので、効果も下がっていきます。見た目だけでは判断できない部分もあるので、歯垢除去率を維持できるように取り換える頻度を決めておきましょう。

正しい取り替えの頻度

デンタルフロスを使っていくうちに劣化が進み、歯垢除去効果も次第に落ちていきます。適切な頻度で取り替える必要がありますが、その取り替えの頻度について、「いつ」とはっきりはわかりづらいかもしれません。

繰り返し使える丈夫なフロスは使い方にもよりますが、1週間程度は使えます。
しかし、使っているうちに糸が細くなってしまったり、汚れを取り除く力が弱くなったりすると替え時ですので、交換をお勧めします。

価格を比べてみよう

糸・ロールタイプ

糸・ロールタイプは一回使う分の糸を切って使うタイプのデンタルフロスです。一回使う分が40㎝くらいだとして、毎日一回の使用で考えると一か月1200㎝(12メートル)が必要になりますね。商品によって値段が違いますが、お買い得の商品を紹介します。

  • クリニカアドバンテージスポンジフロス40m

クリニカアドバンテージスポンジフロス40mタイプは一個246円です。1ヵ月使用分が3コ(738円)が必要ということですね。

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  • リーチデンタルフロス ワックス 50M

価格:557円・1個

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  • HAKARA デンタルフロス ブラック

価格:540円・1個50M

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ホルダータイプ

*使い捨てタイプは毎日一回の使用で考えると一か月30本は必要ですね。

  • 小林製薬の糸ようじ  フロス&ピック デンタルフロス 60本

価格:758円/60本 1ヵ月:379円

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*繰り返し使えるタイプ1本は歯一週間使えると上にも書いたとおり、一か月は4本が必要ですね。

  • クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ 18本

価格:381円/18本 1ヵ月なんと85円で済ませます。

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  • 小林製薬の糸ようじ Y字型

奥歯の歯間に使いやすい デンタルフロス 18本 価格:390円 1ヵ月:87円

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デンタルフロスの使い方

使い方は自己流じゃダメ


前にも書いたように歯や歯茎はとてもデリケートなので、使い方を誤ってしまうとまずはデンタルフロスの効果を十分に発揮できませんし、歯や歯茎を傷付けてしまうことになる可能性がありますので、自己流で使ってはいけません。デンタルフロスはそれぞれの種類に使い方や特徴があるので、十分理解の上でのご使用をお勧めします。

正しい使い方を知ろう

せっかく、口のクリーニングに取り組んでいこうとしているのに、誤った使い方で効果が出ないどころか、病気を招くことになるのは嫌ですよね。デンタルフロスにはホルダータイプ、ロールタイプがあります。それぞれ使い方や用途が違いますので、デンタルフロスの効果を100%出せるように正しい使い方を知ったうえで、歯のクリーニングに取り組んでいきましょう。

【歯科衛生士監修】デンタルフロスの正しい使い方や選び方のコツ

2018.05.21

適切な頻度で行うことが大事

デンタルフロスに使用頻度は「1日1回がベスト」だと言いました。では、「2日に1回や週一ではどうなのか?」と言えば、週一でもやらないのと比べると全然良いので、効果はあります。しかし、歯垢は数日で歯石に変わってしまうので、可能なら毎日が理想的です。要するに適切な頻度で行うことと継続することが大事です。

デンタルフロスの適切な頻度を知ってお口の健康を守る

口のクリーニングにデンタルフロスの使用するのと使用しないのとは効果が全然違います。その効果をいかに最大限に出せるかは、いかにデンタルフロスを正しく使えるかといかに適切な頻度で行えるかによります。お口の健康を守るためにも正しい使い方を理解し、適切な頻度で行いましょう。

出典

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jacd/34/3/34_231/_pdf

https://www.lion.co.jp/ja/company/press/2014/pdf/2014050.pdf

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-008.html

https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikahozon/60/6/60_282/_pdf/-char/ja

https://www.8020zaidan.or.jp/pdf/kenko/mamoroha.pdf

ABOUTこの記事の監修者

柴田はるひ

《経歴》
2011年名古屋デンタル衛生士学院卒業
国家資格歯科衛生士免許証取得
2012年愛知県一般歯科にて一般的な歯科診療やインプラント、矯正、歯周病担当歯科衛生士として2年間勤務
2014年上京し都内のホワイトニング専門審美歯科にてホワイトニングやクリーニング、小顔マッサージやフェイシャルエステなどを経験
2017年12月日本化粧品検定1級合格し2018年2月コスメコンシェルジュ取得
2018年現役歯科衛生士&コスメコンシェルジュとしてライターとしても活動中。
《得意分野》
ホワイトニング、歯のクリーニング、カウンセリング
小顔マッサージ、唇美容、プラセンタ系エステ、歯周病
コスメ全般(基礎化粧品、メイク、ヘアケア、アロマ、香水など)
《メッセージ》
歯科衛生士として長く働いてきて、お客様や患者様の悩みや相談を沢山うかがってきました。お口元を美しくすることは審美面だけではなく、結果的に将来歯を失わずにずっと健康的に過ごせる健康面もサポートすることができます。
さらにコスメコンシェルジュを取得してからは身近なコスメにも詳しくなり周りの女性をさらに輝かせるお手伝いができていると実感しています。
今までは目の前のお客様や患者様の美容と健康をサポートし喜んでいただくことにとてもやりがいを感じていました。ですがこれからは現役歯科衛生士ライターとしてコスメコンシェルジュとして、ネットを通じて情報を提供することで全国の皆様に同じように美容と健康を理解していただくことができる喜びを感じています。
沢山の方が自分の目標とする美容と健康を手に入れて年齢を重ねても自分と自分の人生を愛せるようにお手伝いができたら幸いです。