肥満で生理が止まるの?生理不順と肥満の重要な関係性3つ!

生理不順があるけれどまさか肥満が原因なんてことはない、、そう思っている方今すぐこの記事を見て下さい。肥満も生理不順も気にしている方もみて下さい。今回はそれ以外に方には参考にならないので今回は肥満、生理不順が気になっている方だけ参考にしてください。

生理について

14日と15日に赤い丸印が付いているカレンダー

月経、いわゆる生理とはそもそも一体何なのでしょう。生理のメカニズムと生理不順とはどのようなものなのかについてお話しします。

生理のメカニズム

生理は女性が初潮を迎えてから閉経まで、ほぼ毎月に1回の頻度でやってきます。生理の出血は、子宮内膜が剥がれたもの。赤ちゃんを作るために、卵子が卵巣から排卵されて、その後女性ホルモンの働きにより子宮内膜が増えていきます。子宮内膜は卵子が精子と出会って育つためのふかふかのお布団のようなもの。

その後、妊娠が成立しなければ卵子は不要になるため、子宮内膜とともに剥がれ落ちて排出されます。これが生理といわれる現象です。

そして生理が終わると、再び卵胞ホルモンの分泌が増えて、排卵が起こり、妊娠が成立しなければ背再び生理がきます。通常、女性は初潮から閉経まで、この生理をリズムよく繰り返していきます。

生理不順とは

自分は生理不順なのか、それとも正常なのか?なかなか判断が難しくて悩んでいる方も多いかもしれません。よく言われる「生理不順」とは一体何なのでしょうか。詳しくみていきましょう。

生理周期が長すぎる/短すぎる

生理周期は生理が来てから次の生理が来る前日までの日数のことをいいます。この生理周期は25日から38日程度が標準的な日数です。これより短すぎるか長い場合には、生理不順となります。

例えば、39日以上生理がこないのは、「稀発(きはつ)月経」といい、卵巣の働きが不十分で、ホルモンの分泌が不足している可能性があります。

また、期間が24日となると、「頻発月経」となり、卵巣の機能が低下しているか、ストレスなどによってホルモン分泌が乱れている可能性があります。ただし、期間が標準と外れていても、排卵があれば問題ないこともあります。

規則的にならない

生理の期間が毎回バラバラに大きくずれてしまうのも生理不順です。必ずしも人間は機械ではないため、毎回28日周期で来るわけではありませんが、この期間が大きく乱れる場合は生理不順だといえます。

今月は生理の間隔が25日だったが、その次の月は45日だったというように、期間に大きなバラツキがある場合には、生理不順である可能性があります。

ただし、生理周期は初潮を迎えてから数年間は安定しないこともあり、期間が安定しているかどうかは、その人の年代によっても変わります。判断するには、何周期か基礎体温と共に生理周期を記録してみることが役にたちます。

月経血の量が多すぎる/少なすぎる

生理が始まってから、終わるまでの期間や量に問題がある場合も生理不順になります。経血の量が多い、レバー状のかたまりが混じる、生理痛が重たいという方は婦人科系の病気の恐れがあります。

また、量が少なすぎたり期間が短すぎるのも、子宮の発育不全やホルモン異常という可能性があります。ナプキンにちょっとつく程度しか出血がない、1日、2日で生理が終わってしまうという場合には要注意となります。

生理不順と肥満は関係している?

体重計にメジャーで結び付けられている女性

生理不順は実は肥満と関係していることもあります。肥満と生理不順の関係についてお話しします。

脂肪細胞が多いとホルモンバランスが乱れる

脂肪細胞からはエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンが作られます。エストロゲンは子宮に作用して、子宮内膜を増やす作用や、乳腺を発達させたり、女性らしさを作るために必要です。

このエストロゲンは卵巣から作られるホルモンですが、脂肪細胞からも作られるのです。このエストロゲンが多くなりすぎると、脳はエストロゲンが増えすぎたと感じて、卵巣の働きを抑えてしまいます。これによって卵巣が本来の働きを休んでしまって、 生理不順を引き起こすのです。

アディポネクチンの分泌が低下し排卵しにくくなる

アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンの1種で、痩せホルモンともいわれます。最近では、肥満によりアディポネクチンの分泌が低下することで、卵巣の皮が厚くなって、卵子の発育に問題が起きたり、排卵が起こりにくくなることもわかっています。

高レプチン状態が続くと生殖機能の障害が

レプチンは脂肪から分泌されるホルモンです。レプチンの働きとしてよく知られているのが、食欲を抑える作用とエネルギー消費を増加させる作用です。

肥満になるとレプチンが増えますが、レプチンの効き目が悪くなる「レプチン抵抗性」という状態が起きています。その結果、食欲が抑えられず、過食に走ってしまうといわれているのです。体脂肪の量とレプチンの分泌量は比例します。

ではなぜ、レプチンと生殖機能に関係があると言うのでしょう?

このレプチンには生殖機能をコントロールする役目もあることが分かってきたのです。体脂肪が増えるとレプチンが増え、レプチン抵抗性の状態になってしまいます。その結果、生殖機能に異常が出て、生理不順や不正出血、無月経などを引き起こすことがあるわけです。

間違った改善方法

生理不順になる原因として肥満が考えられる場合、間違った方法で対処することは危険です。どのような方法が間違っているのか、頭に入れておきましょう。

無理なダイエット

生理不順が肥満によるものと断定できた場合、ダイエットすることは大切な治療の1つです。しかしながら、ダイエットも無理なダイエットは禁物。過度の食事制限や運動によって、急激に体重を落とすことは健康のためにもよくありません。

体重を落とす速度が早いほど、リバウンドするリスクも高まります。過度に食事制限をして、栄養不足になると、体は飢餓状態と判断して溜め込むモードになります。すると、次たくさん食べてしまったときに、急激に太ってしまいかねません。

実際に1ヶ月に3キロ以上も体重を落とすと、排卵機能にも影響すると言われているため、急激なダイエットは危険です。体は急に痩せてしまうと、生命の維持を優先するため、生殖機能の方は後回しにしようと判断します。生命維持に大事な心臓や脳への栄養供給をするため、卵巣などの機能が止まって無月経になってしまう可能性もあります。

痩せすぎも生理不順の原因

痩せすぎも生理不順を起こします。先ほどレプチンについてお話ししましたが、体脂肪が急激に減少するとレプチンが不足して、生殖機能が低下してしまいます。過度に痩せているバレリーナやマラソン選手などのスポーツ選手が生理不順になってしまうのはこのためです。

BMIが18.5未満の「痩せすぎ」の場合は、要注意です。また、1ヶ月で体重の10%以上を落とすようなダイエットはやめましょう。

生理不順をそのままにしてしまう

改善方法ではありませんが、根本的に間違っているのは、生理不順を放置して治療しないでおいてしまうことです。

生理周期が一定ではなくても、25日から60日以内で定期的に来ているのであれば、あまり気にする必要はありません。しかし、生理がこないのが3ヶ月も続いている、基礎体温で低温期と高温期が別れていないなどの場合には、放置しないことです。

この場合、無排卵である可能性があり、万が一、無排卵を放置していると、将来的に妊娠しずらくなるばかりでなく、骨密度の低下や動脈硬化などの他の問題を引き起こすこともありうるのです。

また、エストロゲンが高い状態を放置していると、子宮ガンなどのリスクも高まります。さらに生理不順と不正出血を混同している場合も注意しなければいけません。婦人科系の疾患がある可能性もあるため、早めに医師に診てもらうことをおすすめします。

生理不順を改善する方法

太陽に向かって伸びをしている女性

生理不順を肥満の解消とともに解決していくには、どのようにするのが正解なのでしょうか。ただし、解決法には個人差があり、必ずしも治療効果が現れるものではありません。必ずお医者さんに相談して治療法を相談するようにしてください。

1ヶ月に1キロ減少を目安にしたダイエット

肥満によって生理不順になっている場合には、減量による治療で効果が出ると期待できます。しかし、大幅な減量は生理不順の治療になるどころか、生理不順を悪化させてしまうことにもなりかねません。

ダイエットの目安としては、体重にもよりますが1ヶ月に1キロ程度の減少にとどめるようにしましょう。毎月少しずつ痩せていき、長期間かけて改善することが大切です。

ダイエットするときには、バランスの良い食事と適度な運動が基本になります。単品ダイエットや断食など無理な方法はしないことです。

肉魚、卵、大豆などのタンパク質を適量とり、野菜や芋類、海藻類などもバランスよく食べましょう。理想は日本の和定食のようなバランスです。主菜と2,3個の小鉢に、味噌汁、ご飯といったバランスで食べるのがおすすめです。

肥満であれば肥満外来へ

肥満は肥満でも、高度な肥満の場合には、自力で解決することは難しいかもしれません。専門家の意見や方法を取り入れた、ダイエットが必要になります。

内科や内分泌科などでも肥満の相談をすることはできますが、専門的に診てもらうならば肥満外来やダイエット外来という名前で受け付けている病院を探してみるのも手です。

肥満外来では、医師を中心としたチームにより、医学的に考えられた方法で減量することができます。食事療法、運動療法から、普段の行動そのものを改善する行動療法など、さまざまなアプローチがあります。さらに重症の場合には、ダイエット入院を勧められることもあります。

婦人科を受診する

生理不順がある場合には、肥満外来ではなく婦人科を受診することも必要です。まず生理不順が本当に肥満によるものなのかどうかを含めて、総合的に判断してもらうことが大切だからです。

生理不順はもともとの卵巣機能の不全やストレスなど、様々な理由により引き起こされます。また、万が一何らかの病気が隠れていた場合には、その治療をすることも必要になってきます。

自分の判断で太っているせいと決めつけないで、まずは婦人科に相談してみると良いでしょう。

婦人科では、血液検査によるホルモンの測定、内診による子宮や卵巣の異常をチェックするなどの検査を受けます。その結果から医師が生理不順の原因を特定していきます。

婦人科に行くことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、別に特別な場所ではありません。女性ならば一度はきちんと診てもらった方が安心ですよ。

生活習慣の改善

生理不順を改善するためにも、肥満を改善するためにも、どちらにおいても生活習慣を改善することが大切になります。

朝は早く起きて、規則正しい時間に食事を取り、適度に運動して、早めに寝るといった規則正しい生活ができれば一番理想的です。

しかし、現代社会では仕事で忙しかったり、うまく調整できないことも多いはず。

それでも、何よりも大事なのはご自身の体に他なりません。仕事を明日にしてもいいことは回したり、断れる用事や予定は削ってみたり、自分のペースを守れるようにしていきましょう。

また、運動も生活の中に取り入れて行くことが大切です。ウォーキングであれば、1回30分を週に3日程度は行いましょう。

また、日常の中でなるべく動いてコツコツと積み重ねて行くと大きな差を生みます。例えば、エスカレーターではなく階段を使う、少し遠くのスーパーまで買い物に行く、電車では座らず立つなど、日常の中でも運動量を増やすことはできますよ。

早めの対策をしましょう

肥満と生理の関係についてお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか?生理不順と肥満には大きな関係があることがわかったかと思います。たかが生理不順と放置していると、将来的に後悔するような結果になることも。放置せずに、きちんと早めの対策を行うことが大切です。

肥満が原因と判断された場合には、減量が必要となりますが、この減量のペースと減量の方法にも注意していかなければいけません。自分では分からないことは、まずは専門家であるお医者さんなどに相談するようにしてください。