肩こり・首こりが楽になる!肩こりに効くツボを押して刺激しよう!

肩こり

肩こりが進行すると、頭痛が出たり首や肩の痛みがひどくなったりして、仕事にも支障をきたしてしまいますよね。実は、肩こりに効くツボがあることをご存じだったでしょうか。

今回は、肩こりや首こりが起こる原因について解説するとともに、肩こりや首こりが楽になるツボをピックアップして5つ、紹介したいと思います。

肩こりや首こりの原因

原因

肩こりや首こりを解消するためのツボについて紹介する前に、そもそも、なぜ肩こりや首こりが起こってしまうのか、その原因について知っておきましょう。

悪い姿勢や長時間同じ姿勢をとる

肩こり

肩こりには、4大原因と呼ばれるものがあります。それは、「長時間の同一姿勢」と「眼精疲労」、「ストレス」と「運動不足」です(病気にともなう肩こりは除きます)。

まずは長時間の同一姿勢からみていきましょう。デスクワークなどで同じ姿勢を長時間とっていると、首や肩周りの筋肉に緊張が生じてしまいます。

筋肉が緊張すると血管が圧迫されて、血行が悪くなってしまいます。その状態が長く続くと、痛み物質が発生します。それで筋肉痛のような症状が現れるのです。

通常であれば、夜寝ている間にそのような症状は回復するのですが、継続的に悪い姿勢や同じ姿勢を長時間とっていると、痛みが慢性化してきます。

また、デスクワークなどでパソコンのモニターをずっと眺めていると、瞬きをする回数が極端に減少してきます。その結果ドライアイになるリスクが上昇するのですが、それも肩こりの原因と考えられているのです。

デスクワークをしていると、ついつい顔が前に出てしまいがちです。頭は重いので、それを支えるために、首や肩の筋肉に負担がかかるのも、肩こりの原因となっています。

ストレス

ストレスで頭が痛い女性

肩こりの原因としては、ストレスの存在もあげられています。ストレスが全くない人はいませんが、ストレス状態が昂じてしまうと、自律神経のバランスが乱れます。

自律神経は私たちの生命活動を司っている神経で、交感神経と副交感神経の2つから成っています。交感神経は車でいうところのアクセル、副交感神経は同じくブレーキのような働きを有しています。

つまり、ストレス状態が昂じることで交感神経優位になると、アクセルを踏みっぱなしの状態になり、リラックスして身体を休めることができなくなるのです。

また、交感神経が優位になると、血管が収縮して、血行が悪くなることも分かっています。血行が悪くなると、血液中の疲労物質や老廃物が排出されにくくなるため、肩こりや首こりが現れやすくなるのです。

冷え性や運動不足

パソコンをみながらあくびをしている女性

冷え症や運航不足も、肩こりの原因としてあげられています。身体が冷えると、血行が悪くなってしまいます。血液は全身に酸素と栄養を運んでいるので、血行が悪くなった場所は、栄養状態が低下し、免疫機能も抑制されてしまうのです。

また、運動不足にともなって血行が悪くなることもありますし、筋力の低下により頭の重さを支えにくくなると、やはり肩や首にかかる負担が増加し、肩こりや首こりにつながってしまいます。

筋肉には関節を動かす働きだけでなく、血液循環を促進する働きもあります。そのため、筋肉量が減少したり、筋肉が緊張したりすると、血行が悪くなって冷えや肩こりにつながるのです。

肩こりや首こりに効くツボ5選

肩こり

肩こりや首こりの原因について知って頂いたところで、今回のメインテーマである、肩こりや首こりに効くツボを紹介していきたいと思います。簡単に刺激できるツボばかりなので、説明を見ながら実際に押圧してみてくださいね。

風池(ふうち)・天柱(てんちゅう)

風致と天柱

肩こりや首こりに効くツボとしては、まず風池の存在があげられます。東洋医学で肩こりのツボといえば、筆頭にあげられるほどよく知られている首のツボです。

風池は、首の後ろにある左右の筋に触れて、生え際の方へ移動していった場所にあります。ちょうど、うなじのくぼんでいる部分にあるのが風池のツボです。

風池のツボを刺激する際には、両手で頭をマッサージするような形を取ります。親指だけを風池のツボに持っていき、頭全体を把持しながら、親指で風池のツボを刺激しましょう。

ツボ押しをするときは、グイグイと強い力で押す必要はありません。5秒ほどかけてゆっくりと優しく刺激しましょう。5秒間かけてゆっくりと刺激したら、5秒かけて元に戻しましょう。

繰り返していくうちに、だんだんと筋肉の緊張が取れていくはずです。血液循環がよくなっていることをイメージしながらおこなうと、さらに効率的ですよ。

ちなみに、東洋医学では風邪のことを「ふうじゃ」と呼んでいます。風邪が風池にたまることで、体調を崩すと考えられています。そのため、風邪の初期段階で風池のツボを刺激することで、風邪の早期回復効果も期待できます。

天柱のツボは、風池のツボから親指の幅だけ内側、やや下側に移動した場所にあります。やはり両手で頭を把持し、親指で優しく刺激するようにしましょう。

風池と天柱は近い場所にあるので、場所がなかなか見つけられないという人は、全身のツボの図などを参考にしましょう。

合谷(ごうこく)

合谷

合谷は東洋医学では万能穴(ばんのうけつ)と呼ばれているほど、いろいろな効果の期待できるツボです。合谷は、手の親指と人差し指の骨が交わる少し手前の位置にあります。

反対側の親指で、人差し指側に押し込んでいくと、ほかの場所とは感覚の異なる点があると思います。そこが合谷のツボです。軽く押してあげると、痛気持ちいい感じがすると思います。

肩こりのツボとして知られていますが、肩こりの原因の1つである、ストレスを緩和するツボとしても知られています。また、眼精疲労や頭痛、鼻づまりといった、首から上に現れる症状を改善する効果も期待されています。

合谷のツボを刺激する際には、指で押圧するのもいいのですが、お灸を据えるという手もあります。首や肩はなかなか自分でお灸を据えられませんが、手であれば簡単にお灸を据えることができます。

とはいうものの、もぐさを用いてお灸を据えるのは難しいので、せんねん灸などを利用するとよいでしょう。温熱効果も得られるので、血液の循環を促進するのにも効果的ですよ。

肩井(けんせい)

手三里

肩こりや首こりに効くツボとしては、肩井もあげられます。肩井は、乳頭の位置からまっすぐ上にあがった、肩の一番高い部分にあるツボです。押圧してみて他と違った感覚のある場所を探しましょう。

肩井のツボを刺激する場合、右の肩井は左手の中指で、左の肩井は右の中指で押圧するとよいでしょう。やはり5秒ほどやさしく押圧したら、5秒かけて力を抜いていきましょう。

肩井のツボには、肩こりの改善効果だけでなく、頭痛や寝違え、眼精疲労や歯の痛み、耳の違和感などを改善する効果が期待されています。

また、肩井のツボを刺激すると、全身の血行がよくなることもわかっています。そのため、冷え症の改善にも効果的だということです。

臀臑(ひじゅ)

臀臑

臀臑は、三角筋と呼ばれる肩パットのような筋肉の先端、やや前方にいった場所にあります。臀臑の「臀」には「ひじから上の上腕外側部」という意味があり、「臑」には「柔らかい肉がたくさんある場所」という意味があります。

臀臑のツボを刺激する際、右の臀臑は左手の人差し指や中指で、左の臀臑は右手の人差し指や中指で、優しく刺激するようにしましょう。

臀臑のツボには肩こりや首こりを改善する効果だけでなく、五十肩や四十肩の改善効果、手に見られる神経痛の改善効果も期待されています。

手三里(てさんり)

手三里

手三里も東洋医学ではよく知られているツボです。右の肘を曲げたときにできるシワに左手の人差し指を当てます。その際、薬指の位置に来るのが手三里のツボです。他の場所と感覚の異なる点を探しましょう。

手三里にも、肩こりや首こりを改善する効果があるだけでなく、胃腸の調子を整えたり、消化不良を改善したりする効果があります。また、やる気がでない、だるい、悩みが尽きないといった、精神状態を改善する効果も期待されています。

手三里も比較的容易に取穴(しゅけつ、ツボの位置を探ること)しやすいツボなので、せんねん灸をすえてあげるのもいいでしょう。温熱効果でリラックスできますよ。

肩こりや首こりのほかの解消法

肩こり

今回は肩こりや首こりを解消するためのツボを紹介しましたが、ツボ以外にも肩こりや首こりを解消する方法はいろいろあります。ポイントとしては、血行を促進することがあげられます。

肩こりや首こりの原因を見ていると、どれも血液の循環の関与していることが分かります。つまり、血液の循環を促進してあげれば、自然と肩こりや首こりは改善するという訳なのです。

肩や首の血行を促進するもっとも簡単な方法としては、温かいお風呂にゆっくりと浸かるということがあげられます。肩こりや首こりに悩まされている人の中には、シャワーだけで済ませているという人も多いのではないでしょうか。

血行を促進する方法としては、適度に身体を動かすこともあげられます。効率よく全身の血流を促進するには、下半身の筋肉を刺激するのが一番です。

なぜなら、下半身には全身の70%もの筋肉が集まっているからです。ウォーキングやジョギング、登山などで気持ちよく身体を動かしましょう。

また、ストレス状態が昂じると血行が悪くなってしまうので、適度にストレスを発散するように心がけましょう。しっかりと睡眠をとることも重要です。

肩こりや首こりをツボで解消しよう!

背伸びをしている女性

肩こりや首こりが楽になるツボを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。慢性的な肩こりや首こりは辛いですし、仕事の能率を下げたり、生活の質(Q・O・L)を低下させたりします。

今回紹介したツボは、肩こりや首こりの解消はもちろんのこと、全身の血行を促進したり、眼精疲労を改善したりする効果もあります。手のあいた時にぜひやってみてくださいね。
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LIL 編集部

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