爪の切り方3step!あなたの切り方あってる?やりがちな注意点も

爪の切り方に正しい方法や間違った方法があるなんて、想像したこともなかったという方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。爪の形に沿って丸を描く切り方はNGなんです。爪を正しく切る方法を知っておくと、キレイな爪をキープすることもできます。これまで知らなかった正しい爪の切り方、今回の記事でぜひ習得して健康的な美爪を目指しましょう。

やってしまいがちな爪の切り方

ダメ表現

爪は、だいたい1日に0.1~0.15mmほどの速度で成長するといわれています。この速度は成人の場合で、年齢や性別、爪の部位や季節によって、多少の差はあります。一般に、若い人ほど爪の成長がはやく、足よりも手の爪の方が、冬よりも夏のほうがはやく伸びてきます。

この1日の速度を基準に計算すると、10日で1mm、1か月でだいたい3mmとなります。こうして指先に伸びてくる爪は、意外と目につきますよね。だからこそ、つねに清潔に保とうと、まめに爪の手入れをされてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。でも、注意したいのは深爪やバイヤス切り。つい陥りやすい爪の切り方ですので、ご自身の爪を見ながらチェックしてみましょう。

深爪

爪が小さい

深爪とは、爪甲と爪床をつなげている皮膚の際まで深く爪を切ることだけではありません。爪を噛む癖のある方も、皮膚と爪の間に力が入り、深爪になってしまいます。

深爪がNGなのは、爪を切りすぎたり傷つけたりすることで、爪の下の部分である爪床が出てしまうから。爪床は毛細血管が多いため非常に敏感で、傷つけると痛みが生じるほか、感染症などの心配も。爪の健康を損なうだけではなく、見た目にも爪の形が悪くなるので、深爪にならないように気をつけなければなりません。

白い部分に沿って切る

爪切り

爪の白い部分である遊離縁に沿って爪を切ると、爪の両端が丸くなるように切ることになります。この切り方はバイアス切りと呼ばれていますが、この方法で切ると、爪の両端を深く切ることになってしまいます。実はこの切り方もNGで、爪の両端が内側に曲がる巻き爪の原因になると言われています。

正しい爪の切り方

まるとバツの標識を持っている女性

では正しい爪の切り方とはいったいどのような切り方でしょうか。ご自身の爪をチェックしながらさっそく切ってみましょう。

step1爪の中心をチェックする

まずは爪の形を確認しましょう。爪の形がゆがんでいなければ、爪の中心が頂点となります。爪の形によっては、爪の中心が頂点ではない場合もあります。形を確認してから切りはじめましょう。

step2爪切りの正しい順序

爪は端からまっすぐ横に切っていきます。勢いよく切ってしまうと、爪が割れてしまいますので慎重に。遊離縁は1~2mmほど残すように切り、爪の両端は切り落とさないようにします。ひとつの爪に対して4~5回ほどに分けて切るようにしましょう。

step3最後はやすりをかける

爪の角を切らないと、何かに引っかけてしまい、爪が割れたり、ケガをしたりすることがありますので、やすりを使って丸くしていきます。やすりを使って爪を整えるポイントは以下のとおりです。

  1. 爪の両端に対して斜め45度ぐらいになるようにやすりを当てます。やすりは、あまりにも目の粗いものを使うと、爪を傷つけることもありますので注意が必要です。
  2.  力を入れると削りすぎてしまうこともあるので、優しく慎重に行いましょう。
  3.  やすりは前後左右に動かして使うのではなく、一定方向で動かして使うようにします。削りすぎて爪の先を痛めないように十分に注意しましょう。

上手に爪が切れるようになるポイント

いいねをしている女性

かんたんそうに見える正しい爪の切り方。でも、勢いあまって爪を切りすぎてしまったり、形を整えているうちに削りすぎてしまったりと、なかなか上手に切ることができないという方もいらっしゃるかと思います。上手に爪を切ることのできるポイントとはどんなものなのでしょうか。

爪を切る頻度は2~3週間に一度

いくら?

指先を清潔にするあまり、ちょっとでも爪の遊離縁が目立つようになったら切ろうとする方もいらっしゃいます。爪は、1日に0.1~0.15mmほどの速度で成長するといわれます。これは成人の場合で、年齢や性別、爪の部位や季節によって、爪の成長速度には差があります。一般に、若い人ほど爪の成長がはやく、足よりも手の爪の方が、冬よりも夏のほうがはやく伸びてきます。1日の速度を0.1~0.15mmとして計算すると、10日で1mm、1か月でだいたい3mmとなります。3mm爪が伸びると、ちょっと伸びすぎかなと感じる方は多いはずですので、ちょうど2~3週間にあたる1.5~2mmほど伸びたら、切るようにしたいですね。

なお、爪の健康を考えると、ある程度の長さが必要であると言われています。つい気になってしまっていじりすぎてしまうと、爪のトラブルを引き起こすことになるので注意が必要です。

お風呂上りがベスト

上野毛を拭いている女性

爪を切る際は、爪に水分があるときにしましょう。おすすめのタイミングがお風呂上がりです。爪に水分が含まれているため、爪がやわらかくて切りやすくなっています。爪が乾燥して硬いときに切ると、爪を切っている際に爪が割れてしまうこともあります。

指先をお湯につける

爪を守る

お風呂上がりに爪を切ることができないこともありますよね。そんなときは、指先にお湯をつけて、しばらくつけておきましょう。爪がほどよくやわらかくなったところで爪を切るようにしましょう。お風呂上がりと同じように、爪に水分が含まれていると、爪が切りやすいので爪が割れるなどのトラブルを回避することができます。

爪切りに欠かせない道具たち

爪ケア

ところで、爪切りに必要な道具にはいったいどのようなものがあるのでしょうか。家庭にある一般の爪切りからプロが使う道具まで、爪にまつわる道具についてご紹介したいと思います。

爪切り

いまやコンビニでも店頭に並んでいる爪切り。いわゆるグリップ型の爪切りは、爪切りの中でもメジャーなタイプで、てこの原理を利用して爪を切る道具です。グリップ型の爪切りを選ぶ際、爪の大きさや形をチェックして、アナタのサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。

ネイルニッパー

ネイルニッパーは、プロが使うタイプの爪切りです。爪に衝撃を与えることなく、力を入れずに切ることができます。ご自身の爪だけではなく、だれかの爪を切ってあげるときにも重宝する逸品。プライスが高いのがネックですが、爪を安全に切ることが考えると、ひとつ手元に持っておくのもおすすめです。

爪やすり

爪を正しく切るために必要な重要アイテム、爪やすり。素材の違いによってさまざまなタイプがあります。種類が多いのはペーパータイプで、削れにくくなったら交換して使います。プチプラなのでお財布にもやさしく、また、爪やすりがしなるため、爪の削りすぎ予防にもなります。ガラスタイプは爪がなめらかに削れると評判。使った後は洗うことができるため衛生的です。ただし、落とすと割れてしまうので扱いには注意が必要。また、金属タイプは丈夫ではやく削れます。金属タイプも洗うことができますが、水分をしっかりと拭き取らないとさびてしまうので、こちらも扱いには配慮を。

エメリーボード

エメリーボードとは、ネイリストが使う爪やすりのひとつです。自爪を削る際に使われる爪やすりで、爪の長さや形を整える際に使われます。目の粗さによって80Gから240Gぐらいまでラインナップがあります。数字が少ない方が目が荒く、数字が大きくなるにつれて目が細くなっています。使い方は基本的に一般の爪やすりと同じです。

バッファー

バッファーとは、スポンジファイルやソフトファイルとも呼ばれる爪磨きで、スポンジの間に柔らかい板が挟まっているのが特徴。爪の表面を磨き上げるために使われるもので、爪の表面を磨くことをバッファリングと呼んでいます。バッファーの使い方は、磨く爪を固定し、バッファーを前後左右に動かしていきます。ひと口にバッファーといっても、さまざまな形状やタイプがありますので、使いやすいタイプを選んで使ってみましょう。

まとめ

女性の手

美しい指先はアナタの印象をグッと高め、清潔感のあふれるできる女を演出することができます。そんな美爪をキープするためにも、爪の正しい切り方をしっかりと覚えていきましょう。また、爪は健康のバロメーターともいわれています。健康的でいきいきとした爪を実現するためには、日頃の生活習慣や食生活をしっかりと正していくことも大切です。身体の外側からだけではなく、内側からもしっかりとケアして、すっぴん爪も美しくありたいですよね。