理想はDカップ?大きさや重さからバストアップ方法などボディメイク法を大紹介!

女性の理想のバストサイズ、Dカップ。でも、なぜDカップは理想的なのか、どれぐらいのサイズなのか、どれほどの重さなのか、よくわかりません。そこで今回は、Dカップのバストについて徹底的にご紹介したいと思います。有名人についてもご紹介しますので、理想のバストを実現するとどんなふうに見えるかもわかるかと思います。

Dカップの胸が理想と言われる理由

きれいな女性

理想のバストカップ、Dカップ。でも、なぜDカップが理想的な大きさなのでしょうか。まずは、一般男性や女性の意見をご紹介したいと思います。

男性の意見

「どこから見ても破綻のない美しく柔らかな形状と乳輪のバランス、そのラインから繋がるくびれこそ真に美しくエロス…」
https://twitter.com/visconti147156/status/952547907797794818?s=20

「理想はDカップで程よい弾力があり、手に吸い付くような…」
https://twitter.com/zaki_sixneuf/status/980758233043238912?s=20

「大きいけど、大きすぎない」「ボディバランス的にちょうどいいと思う」
https://twitter.com/tanimalabo/status/1029171064331325440?s=20

女性の意見

「一番女性らしくふくらみがあって理想といえますね」
https://twitter.com/mana_saksaku/status/1018987048202432512?s=20

「やや大きくて弾力があってハリがある」「お椀をひっくり返した」「谷間が自然にできるくらい」
https://cancam.jp/archives/589164

日本人女性の平均からみるとやっぱり理想

いいねをしている女性

日本人の女性の下着に関する考え方は、下着メーカーの調査結果などを見るとよくわかります。たとえば、トリンプ・インターナショナル・ジャパンが一般女性を対象にした調査結果をまとめたものに「トリンプ下着白書」があります。

この2017年4月発行の調査結果によりますと、日本人のあらゆる世代の女性の平均カップサイズはBカップがトップなのだとか。世代別に見てみると、20代後半~30代の女性ではCカップの方が多く、年代が上がるにつれてカップサイズの大きな女性の割合は少なくなっています。

調査結果のなかで、調査対象の女性たちが理想とするカップサイズについて、Cカップだと答えた方の割合が最も多く、10代後半から30代後半ではDカップと答えた方の割合の方が多いという結果となっていました。このことから想定されるのは、多くの女性が、現状のサイズよりもワンサイズ大きなバストを理想としているということ。いまよりももう少しバストが大きければ、大きすぎるというわけでもなく、理想的なスタイルを実現できると考えているからなのかもしれません。

Dカップの大きさ

質問があり女性

では、Dカップのバストとはどんなバストなのでしょうか。バストのサイズはそうかんたんに測れるものではありませんので、ここでおさらいしたいと思います。

JIS規格ではトップとアンダーの差が約17.5cm

ブラジャーのサイズは、胸のふくらみの最も高い部分に位置するトップバストのサイズと、胸のふくらみの下に位置するアンダーバストのサイズの差で決まります。この差を規定しているのがJIS規格で、トップバストとアンダーバストの差が約10cmでAカップ、約12.5cmでBカップ、約15cmでCカップ、そして約17.5cmでDカップとなります。

JIS規格って何?

JIS規格とは日本工業規格のことで、日本の工業製品についての規格などが定められた国家規格のことです。認証された製品にはJISマークが表示されているため、その存在をご存じの方は多いのではないでしょうか。この規格に基づいて、ブラなどの製品も作られ、カップのサイズも決められています。

トップとアンダーって?

トップとアンダー

カップサイズを決定するトップバストとアンダーバスト。この測り方が正しくないと、正しいカップサイズを知ることができません。

トップバストとは、バストのふくらみの最も高い部分のことです。サイズを測る場合、バストを持ち上げた状態で測ります。バストが大きめの方は、つけた印象が自然なブラを身につけて測るという方法もあります。

アンダーバストとは、バストのふくらみの下の部分のことで、水平に一周した寸法のことです。測る際は鏡で水平になっているかどうか確認しながら測定するようにします。

例外もある

トップバストとアンダーバストを確認することで、バストカップを知ることができますが、製品によって多少のちがいが出てきます。このため、数値だけでは測れない誤差が生じることを念頭に置いておいたほうがベター。

たとえば、急激に体型が変化したとき、バストサイズを正確に測るのはむずかしくなります。この場合、何種類かのサイズを試着して、サイズを確認していくことをおすすめします。また、人によっては左右のバストのサイズが異なる方もいらっしゃいます。基本的には大きなバストに合わせて製品を購入し、小さいバストの方は詰め物などで調整していきます。

ブラを購入する際は必ず試着してから購入するようにしましょう。合わないブラは身体を傷つけることにもなります。

Dカップのブラを正しくつけてピッタリあう大きさ

青いT シャツを着ている女性

あこがれのDカップ。でも、実際にはDカップなのにDカップではないと思ってらっしゃる方もいるかもしれません。実はよくわかっていない正しいブラのつけ方。ここでしっかりとおさらいしましょう。

ブラの正しいつけ方

まず、ストラップを両腕に通し、身体を少し前に倒しながら、バストの付け根にカップの下の部分を合わせます。バストをカップに入れ、そのままの姿勢でホックを留めたら、ブラの内側に手を入れてバスト全体を包み、脇の方から中央に胸を寄せるように整えていきます。上体を元に戻し、ストラップがあまりきつくならないように調整します。

結構多い勘違い

正しくつけたはずのブラ。でも、本当に合っているのかどうかよくわかりません。そんなとき、少し身体を動かしてみましょう。身体を動かしたとき、カップが浮いてきたり、脇のあたりから胸の肉がはみ出してきたり、ブラが動いたり、ホックの位置が上がってきたり、気づくとストラップが方から落ちてしまったりと、フィットしているはずのブラがしっくりと来ないとき、それはブラのサイズが合っていない確率が高いです。サイズミスのブラは身体に負担を与えるものですので、十分に確かめてみてください。

アンダー65とアンダー70では容量が違う

アンダー65cmの方とアンダー70cmの方では、カップが同じであっても、バストの大きさが異なります。仮にカップサイズをDカップとしたとき、アンダー65cmの方のトップは82.5cm、アンダー70cmの方のトップは87.5cmとなります。当然、アンダー70cmの方の方がバストのボリュームが大きくなります。

もっと極端な例を挙げれば、アンダー90cmのDカップの方はトップ107.5cmとなります。カップサイズが同じであっても、このように胸のボリュームは異なるわけです。

Dカップの重さ

バランスが取れている諮り

Dカップとひと口に言っても、どれぐらいの重さがあるのかよくわかりません。ある調査によりますと、Dカップの重さはおよそ750gという結果があります。750gの重さを肩からかけたとき、いったいどのような印象を持つのでしょうか。想像するだけではちょっとむずかしいですよね。

平均750g

2016年5月に実施された「バストに関する実態調査:(株)テレビショッピング研究所調べ」によりますと、Dカップのバストの重さは約758.8gとあります。この重さを重いと感じるか重くないと感じるかは人それぞれですが、同調査ではCカップ(バストの重さは平均約531.3g)以上の女性の8割が、肩こりに悩んでいると回答しているのだとか。バストが大きい女性にはそれなりの悩みがあるということがわかります。

例えるなら〇〇

Dカップのバストが750gといわれても、その重さがパッとイメージできないかもしれません。たとえるならどんなものがあるのでしょうか。

たとえばりんごやグレープフルーツひとつがおよそ300~350gです。果物でたとえると、片方のバストがりんごやグレープフルーツひとつ分ぐらいの重さに相当することになります。とうもろこし1本350gやレタス1玉400gも参考になります。

また、マンガの週刊誌(週刊少年ジャンプ)は700g前後だといわれています。スポーツ用品では、ソフトボール用のバットはだいたい750g、小学生用のサッカーボールが350gなど。
なんとなくDカップの重さがイメージできたでしょうか。

Dカップでも悩みはある!

頭をかいている女性

理想のバストカップ、Dカップ。それでも悩みは尽きません。いったいどのような悩みがあるのでしょうか、ここでいくつかご紹介したいと思います。

胸が重くて肩がこる

前述の「バストに関する実態調査:(株)テレビショッピング研究所調べ」のアンケート結果でも、Dカップのバストの方の多くが肩こりに悩んでいると回答していました。さらにさかのぼりますが、2012年には女性のブラのカップサイズと肩こりとの相関関係についての論文が発表され、Dカップ以上の女性はそれ以下のカップの女性よりも肩こりで辛い思いをしているという結果となっています。バストが大きめであるとうらやまれる面があるものの、肩こりという痛みとの狭間で、つらい思いをされてらっしゃる方も多いという実態が見えてきます。

ブラの種類が少ない

日本人に最も多いカップはBカップです。当然、各メーカーはBカップのブラを最も多く生産し、かわいらしく、魅力的な商品ラインナップも充実しています。でも、ブラのカップが大きくなるにつれて、その種類が少なくなり、買い手として魅力的な商品があまりないという現実に襲われます。もっとこういうブラが欲しいのに…と、もどかしい思いをされてらっしゃる方は少なからずいらっしゃるわけです。

これ以上大きくなると垂れるのが心配

いまよりも少し大きめのバストにあこがれる方は多くいらっしゃるかと思います。でも、Dカップ以上の大きさになると、バストが垂れてくるという大きな悩みに直面するようになります。仕方のないことですが、バストの大きな方にとっては大問題。何とかしたいと思っても、重力に逆らうことはできません。

さらに、バストは年齢を重ねるごとに垂れてくるもの。これはサイズの大きさに関係はありません。もともとカップの大きい方は、小さい方よりも垂れる割合が高く、ご自身の胸を見てガッカリする方もいらっしゃいます。

デザインによっては着られない服がある

バストが目立ってしまうという理由で、Dカップの方が着られない服がたくさんあります。Tシャツやニットはバストが強調されてしまいますし、ブラウスもバストのあたりのボタンが浮いてしまったり、開いてしまったりするため、着るのをはばかられます。とくに働いてらっしゃる方では、胸元が開いた服や身体のラインが見える服などは着ないようにしているという方も多く、服選びがとてもむずかしいというのもネックのひとつとなっています。

Dカップを魅力的に見せるコツ

綺麗な女性

ときに悩みも尽きないDカップのバスト。魅力的に見せ、不快な思いをしないようにするためにはコツがあります。Dカップのバストと楽しくポジティブに生きていくためにはどんなことを意識したらいいのでしょうか。

定番の寄せてあげるブラ

Dカップのバストは、大きく見せる必要はありません。ただ、脇の方に胸が流れるのを防ぎ、カップにしっかりとバストを入れてずれるのを予防し、バストを正しいサイズのブラをつけていないと、バストが垂れてしまったり、姿勢が悪くなったりと、身体を痛めてしまう原因にもなります。

このため、バストの下の部分にあたるバージスラインとバストを包み込むカップがずれないタイプの寄せてあげるブラが、やっぱり定番ブラとなります。各メーカーからさまざまなタイプのブラがラインナップされていますので、いろいろと試着してみましょう。

ゴールデントライアングルを作る

バストが垂れるのを予防し、美しいシルエットをキープするためにも、ブラを装着したときにバストの形を正三角形にする「ゴールデントライアングル」を作るように心がけましょう。

「ゴールデントライアングル」とは、鎖骨の中心と左右のバストのトップをつないだときにできる三角形のことで、この形が正三角形になるように目指します。まず、アンダーバストをしっかりとフィットさせ、左右カップの間の前中心が浮いていないかどうかを確認しましょう。ストラップを調整し、バストのトップとブラのカップのトップがちゃんと合っているのかをチェックし、ストラップで長さを合わせ、「ゴールデントライアングル」がしっかりとできているのかを見てみましょう。小さなカップのバストでは調整がむずかしいこともありますが、Dカップのバストであればうまく調整できるはずです。

Dカップをゲットする方法

人の半顔

では、Dカップのバストにするためにはどうしたらいいのでしょうか。そんな魔法のような方法はあるのでしょうか。バストのサイズは人それぞれですが、ある程度まではバストのサイズを調整できるとされています。

Dカップに少し足りない人

後もう少しでDカップに届くという方には、生活習慣の改善をおすすめします。バストアップのエクササイズを取り入れ、食生活を改善することで、理想に近づけていきましょう。

おすすめのバストアップエクササイズ

バストアップのエクササイズの定番と言えば合掌のポーズ。ちょっとした隙間時間にもできるので、日常的に取り入れやすいエクササイズです。

バストの正面で両手を合わせます。このとき、指を上に向けて合掌します。左右の腕が地面と平行に鳴る高さでキープ。姿勢をよくして、両手に力を入れて押し合います。バストの筋肉を意識して、腕に力を入れすぎないように注意。15秒ぐらいほどを5回行うペースではじめ、徐々に時間を長くしていきましょう。

バストアップが期待できる食材

バストアップに大きく関わりのある女性ホルモン。女性らしい身体を作る働きのあるエストロゲンをはじめ、妊娠しやすい身体の環境を整える働きのあるプロゲステロンがあります。

こうした女性ホルモンと同じような働きをする食材として知られるのが大豆イソフラボンです。豆腐、納豆などの大豆製品や大豆など、日本では気軽に摂取できる食材がたくさんあります。

また、良質なコレステロールが豊富に含まれる卵は女性ホルモンの材料になるほか、かぼちゃやナッツ類には、ホルモンの分泌に関わる脳下垂体の働きを助けるビタミンEが豊富です。女性ホルモンのエストロゲンの分泌を助ける成分として注目されているボロンという成分はキャベツを原料としています。

以上のような食材を積極的に摂り入れて、食生活を改善していきたいですね。

Dカップより大きい人

バストが大きいという悩み、なかなか理解されませんよね。でも、大きなバストの方は、着たい服が着られない、太ってみられる、スポーツの時にバストが揺れる、いやらしい視線を感じるなど、さまざまな問題を抱えているんです。そんな方にご紹介したいのが、胸を小さく見せる方法です。現在では胸を小さく見せるブラをはじめ、さらし感覚でつけられるさらしブラもラインナップされています。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

胸を小さく見せるブラ

バストラインを整え、大きな胸を小さく見せるブラ。各メーカーでは、そんな大きなバストの悩みを解決するブラのラインナップが勢ぞろいです。デザインバリエーションも豊富で、さまざまなタイプがあります。あこがれのスラッとしたシルエットを実現することが可能です。バストサイズが大きめで、胸元がボテッと見えてしまうことが悩みの方、トライしてみてはいかがでしょうか。実際に試着してみると、ご自身の目でそのちがいがわかるはずです。

さらしを巻く

さらしとは、本来、漂白された糸で作られた織物のことで、お祀りなどで胸に巻き付け、胸を隠すために使われるものです。最近ではさらしを巻いたような感覚で、バストのボリュームを抑える「さらしブラ」なる製品もラインナップされていますよ。つけ心地はさほど窮屈官がないというコメントも散見されますので、一度お試しあれ! 胸を小さく見せるブラと同じように、実際につけてみると、そのちがいや感触などがわかるはずです。

まとめ

楽しく食事をしている女性たち

バストやブラのことって、実はあまりよくわかっていないことが多いものです。まずは、ご自身が現在使ってらっしゃるブラが正しいサイズかどうか、知らないうちに胸を傷つけていないかどうかを確認してみましょう。また、正しいつけ方で胸元をすっきりと見せる方法もぜひ実践してみたいですよね。これまでとはちがった美しさを演出できるはずです。あこがれのDカップに少しでも近づけるように、カップサイズが届かない方は食生活や生活習慣を改善し、Dカップよりも大きな方はブラそのものを見直して、すっきりとエレガントで魅力的な胸元をつくってみましょう。そして、男性だけではなく、女性からもあこがれる美しいボディラインを目指していきたいですね。