美容鍼はむくみに効果的?詳しい施術や注意点までお伝えします!

美容鍼をしている女性

顔に大量の針を刺して治療を行う美容鍼があります。
その姿は、まさに「ハリネズミ」。このことはマツコ会議でも取り上げられ、芸能人やモデルの間でも施術を行っている写真や動画をインスタにアップしていることから皆さんも気になっているのではないでしょうか。
菜々緒さんや藤田ニコルさんもたびたび美容鍼をしているのを目にします。しかし、針を顔に刺すのは怖くないのでしょうか。また、本当に効果があるのかも気になります。そのため、今回は美容鍼についてお伝えいたします!

美容鍼とは

美容鍼は、年齢を重ねるにつれて気になるお肌のたるみやシワを化粧品やエステのように肌の表面からのアプローチに加えて、真皮層、皮下脂肪、筋肉層の組織や細胞、血管や神経を美容鍼(はり)によって刺激して体の内側に働きかけます。
美容鍼は、欧米セレブたちの間で注目のアンチエイジングとして人気が沸騰したのがきっかけとなり、より世間に広がりをみせています。

美容鍼はどこに効果があるのか

美容鍼はエステと違って、鍼によってお肌の内側にある神経を直接的に刺激し、筋肉を柔らげるので、エステなどのマッサージより、より早く効果を感じる方も多いようです。では、いったい美容鍼はどこに効果があるのでしょうか。
顔に鍼を打って治療を施すので、顔のみの効果があると思われがちですが、実は体全体に嬉しいことがたくさんあります。下半身のむくみ改善やバストアップ効果も期待できます。
さらには、美容鍼はリラックス効果もあり、ストレス解消にもつながるため、自立神経を整えることにも役立つので、頭痛や生理痛の痛みを和らげる効果もあります。
美容鍼がもたらす顔への効果が期待できるポイントは、ほうれい線への効果、しみ、しわ、たるみへの効果、にきびの効果などがあります。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

女性医者

顔への効果

ほうれい線への効果

ほうれい線とは、鼻の両脇から唇の左右に伸びている頬と上あごの境界線のことです。20代は比較的目立ちにくいのですが、年齢を重ねていくにつれて線が深くなってきます。なぜならば、加齢によって衰えてしまった約22種類の表情筋が、皮膚全体を支えることが難しくなり、重力に引っ張られ下に垂れてしまうためです。女性は男性に比べて皮膚が柔らかく繊細なため垂れやすいという傾向もあるそうです。
ほうれい線が深いと、老けた印象を与えてしまいます。
美容鍼は、鍼を打つことで肌の真皮層に微小な傷をつけます。この傷を修復しようとする過程で、真皮層細胞のコラーゲンやエラスチンと呼ばれる物質が生産されます。これらが多く生産されることで、血行が良くなったり、皮下に水分を多く含むようになり、お肌にハリが戻ってきます。下がり気味だった皮膚が引き締まり、ほうれい線やたるみに効果が表れます。

シミ、くすみへの効果

女性のお顔のお悩みで多くあげられるのは、シミや目の下のクマ、くすみなどがあげられます。シミの原因は、メラニンという色素がもたらしています。本来メラニンは、日々新しく作られ、不要なものは体外に排出されるのですが、紫外線や生活習慣、ストレスなどの影響により体の排出機能が落ちてしまうと、メラニンが過剰に溜まって、そこに色素沈着が起こってしまう、それがシミになるのです。
肌の奥深くには基底層と呼ばれる新しい細胞を生産する層があります。新しい細胞は、後から分裂した細胞に押し上げられながら、約4週間かけて表層に到達し、垢となって少しづつ自然に剥がれ落ちます。このサイクルを「ターンオーバー」といいます。このターンオーバーがうまく機能しないとシミができやすくなります。
美容鍼は、外的刺激を与えることでターンオーバーを促進する働きがあるため、シミができにくい肌をつくる効果が期待できます。

目の下のクマ・ニキビへの効果

目の下のクマは、実は原因によって3種類に分けられています。美容鍼でのアプローチ方法も異なります。

【クマの種類】
血行不良からくる青クマ

【施術】
目の周囲に鍼を打ち、血行を促進していきます。

【クマの種類】
目の周りの筋肉の衰えからくる黒クマ

【施術】
ハリを蘇らせるような刺激を与えていきます。

【クマの種類】
色素沈着や角質層の蓄積が原因の茶クマ

【施術】
効果を実感できるまでには時間がかかりますが、目の周りに鍼を打ち、肌のターンオーバーを促します。

ニキビにも美容鍼は効果的です。ニキビが気になる部分の周りや顔全体に美容鍼を刺して血流を促し、老廃物を排出することによって、肌のターンオーバーを早めます。

美脚な女性

美脚効果

多くの女性は、すらっと伸びる細い脚に憧れているのではないでしょうか。特に、自分のふくらはぎの太さにコンプレックスを持っている方は少なくないと思います。ふくらはぎは「第二の心臓」と言われています。なぜかというと、ふくらはぎの筋肉は、下半身に流れている静脈の血液を心臓に戻す働きをしているためです。
しかし、ポンプ作用の低下によって血液やリンパの流れが悪くなると脚はむくんでしまうと言われています。美容鍼は、ふくらはぎのむくみ解消に効果的なツボに適切な刺激を与えることで、血液やリンパの流れを良くすることに効果的です。

バストアップ効果

合わない下着や姿勢の歪みなどが原因で血流が悪くなると、バストの形は歪んでしまう恐れがあります。美容鍼は、胸の筋肉や背中の筋肉を鍼で刺激することで筋肉の細胞を活性化し、血液循環が良くなり酸素という栄養が供給されるため、バストアップに効果的です。

アンチエイジング効果

シワの多発しやすい部分の前頭筋、眼輪筋、口輪筋の皮下組織に美容鍼を打つことで、血流が改善し、衰えていた表情筋の筋力がアップします。これにより、自然と顔が引き締まり肌のハリを蘇らせることができます。また、血行をよくすることで肌のくすみやたるみの改善も期待できるため、見た目の若々しさを維持することにつながります。

美容鍼のメリット

エステやサロンに行く際に、気になるのは、やはり「効き目」ですよね。自分自身で効果をしっかり感じることができることはとても大事なポイントです。

美容鍼のメリットの1つ目は、効果をすばやく実感できるという「即効性」があるということです。美容鍼によって気になる部分に直接アプローチすることが可能なので、比較的早く効果を実感する事ができます。

2点目は、体への負担が少ないということです。美容鍼は、ツボを刺激することによって人の体が元々持っている力を高めることを目的としている施術法のため、体に大きな負担をかけることがありません。痛みや副作用が少ないことから、一部の疾病においては世界でも治療効果が認められています。アレルギーや肌トラブルを引き起こしにくい施術は、安心して受けることができますね。

美容鍼の鍼を大量に持っている

美容鍼の「鍼」について

お肌の様々な悩みを改善してくれる美容鍼ですが、気になるのは効果だけではありません。一体、どんな鍼を用いて施術を行っているのか知りたくなりますよね。
どんな鍼が用いられているのかをご説明いたします。

美容鍼の針

美容鍼に用いられている鍼は、ディスポーザブル鍼と呼ばれる鍼です。主にステンレス製の使い捨てタイプの針で、予め消毒されているのが特徴です。太さも極細なので、痛みも感じにくいです。一方で、使い捨てではない鍼を使っている鍼灸院もあります。こちらの鍼を扱っている多くの鍼灸院はオートクレーブという高温高圧式の蒸気滅菌器を用いるのが一般的です。病原体を死滅させるほどの滅菌処理を施せる機械ですから、この機械を使用して針の滅菌や保存を行っている鍼灸院であれば安心できます。

美容鍼の針を刺す本数

ハリネズミのように顔に多くの鍼を刺す、ハリネズミ美容鍼という施術方法がありますが、美容鍼の本数とお肌への効果に関係性はあるのでしょうか。

そもそも、美容鍼は鍼をお顔に刺すことで、皮膚に微傷を作り、その傷を再生しようとする肌の働きを促進するものです。多くの鍼を刺すということは、それだけ体への負担も大きくなってします。また、少なすぎてもお肌のターンオーバーを促して肌質を変化するのは難しいです。

美容鍼は、自分の今の状態に合わせて、鍼灸師さんと相談しながら本数を決めるのがおすすめです。本数が多ければその分、効果が大きくなる!という考えは一概に正しいとは言えません。

診察している女性

美容鍼施術の流れ

美容鍼は、ひとりひとりにあった効果を実感できる施術を行うためには施術前のカウンセリングが大切です。美容鍼の施術の流れついてご説明いたします。

  1. カウンセリング(お顔の状態、鍼の説明)
  2. コースの内容・美容鍼の説明
  3. お肌・廊下・引き上げポイントチェック
  4. 舌診・脈診
  5. 施術開始
  6. 施術後、アフターカウンセリング&ビューティーレッスン・ティータイム
    毎回新しい美容情報・エクササイズをアドバイス。

こちらは、ご監修にご協力いただいたハリジェンヌの施術の流れです。
鍼灸院によって流れは様々です。
全身の施術の場合、お灸によって体を温めてコリを解消する施術を行う鍼灸院もあります。

質問

美容鍼は本当にむくみがとれるのか

顔がむくんでいる状態というのは、体に余分な水分がため込まれてしまっている状態をいいます。むくみの原因は、体の冷えや塩分の摂りすぎ、アルコールの過剰摂取などでおこります。また、肝臓や腎臓の機能低下によって代謝が悪くなることが原因の場合もあります。原因の多くは生活習慣にあると言えます。
これらの原因は、美容鍼で改善することができます。

まず、鍼で顔の筋肉に刺激を与え、筋肉の動きを活発化していきます。筋肉が動くことによって血液やリンパの流れを促進していきます。このリンパの流れをスムーズにする事こそ血流改善につながり、顔にリンパをため込まないとこが、むくみを解消するには必須なのです。

針治療 男性

美容鍼の注意点

様々な肌の悩みに効果的な美容鍼ですが、施術を受ける際の注意点をお伝えいたします。

美容鍼での内出血がある場合がある

え?美容鍼で内出血?と不安に思われた方もいると思います。
安全で副作用が少ないといわれる鍼治療ですが、治療のあと、青あざができることもあります。これは皮膚に鍼を刺したときに、血管を刺したり、傷つけたりして内出血を起こしたためです。毛細血管は網の目のように全身に広がっているため、毛細血管に鍼を触れずに治療を行うことはほとんど不可能とされています。
内出血そのものは身体の害を及ぼすものではなく、時間がたつにつれて薄くなり、自然に消えていきます。顔などの目立つ部分に内出血ができてしまったら、もんだりせずに、患部を冷やした後、温めて血流を促しリンパの流れを良くすると、治るスピードも早まる傾向があるようです。

サロンでの美容鍼の太さにも注目

美容鍼に使用される鍼の太さは、0.1から0.18mmという髪の毛ほどの細さです。
太さによっては、痛みを感じる強さが大きくなります。
これを2から3mm肌に刺していきます。

まとめ

この記事を最後まで読んでいただいた方は、今話題の美容鍼のことを理解していただけたのではないでしょうか。鍼灸院などと聞くと、ツボ押しや指圧マッサージをイメージする方が多いかもしれませんが、治療院の一部では、美容鍼灸という分野に特化しているところも多く存在します。
中でも美容鍼は、体の外側へのアプローチだけではなく、鍼を刺すことにより、内部への働きかけを促すものなので短時間での効果が期待ができます。また、肌の悩みだけではなく、リラックス効果やホルモンバランスを整えることへの効果も期待できるので、気になった方はぜひ美容鍼を受けてみることをおすすめします!!

ABOUTこの記事の監修者

光本 朱美

ハリジェンヌ院長
≪経歴≫
歳で美容大国フランスのエステティック名門校キャサリン・サルタン「L’Ecole Catherine Sertin」に留学し、 最少年留学生でエステティック国際ライセンスCIDESCOとフランス国家資格CAPを同時取得。 その後、日本で鍼灸国家資格を取得し、フランスのエステティックと美容の鍼を融合させる。
2012年に表参道「ハリジェンヌ」設立。
2017年には、フランス・パリ ヌーヴェルエステティックの世界美容大会に 日本代表として2度目の選出。

≪メッセージ≫
皆さまに「世界中の美容のプロが絶賛した技術はレベルが違う!」と、ご満足いただけますよう、 そして、益々、皆さまの「美しさ」に貢献できますよう、 スタッフ一同、笑顔といっぱいの真心でおもてなしさせていただく所存でございます。 また、皆さまの美と健康のお手伝いを、心を込めてさせていただくことで、 スタッフ自身の人生も輝き続けられるサロンでありたいと思っております。